塾講師になるにはどんなことが必要?採用されるための方法は?
大学生の中で人気があるアルバイトと言えば、塾講師。給料が高いので、とても人気がありますね。
それだけでなく、自分自身が思っていることを相手に伝える訓練になりますので、社会に出てから必要になるプレゼン能力を向上させることもできます。
ただ、塾講師に関するアルバイト募集はたくさん見かけたことがあるけど、どんなことが必要になってくるんだろう、と思ったことはないですか?
実は私もかつては思ってました。そのことがきっかけで以前、塾講師になるのに必要なことと、採用方法を探したことがあったことを思い出したんです。今回は、その時の模様をまとめてみようと思います。
3つの求められること
塾講師になるには、以下の3つのことを求められてきます。大事なことなので、しっかり読んでおいてくださいね。
学力
自分自身より年下の人たちを教えるので、学力がないと勤まりませんね。そのことから、とても必要なことです。ただ、高学歴だからと言って塾講師になれる保証がないのも事実ですよ。
では、どんな学力が必要かと言いますと、教える生徒に合った学力が必要です。小中高、いろいろな生徒がいるので、その人たちのレベルに合わせることが重要になってきます。
だから条件として、大学に在籍している人や、卒業をした人が採用されることが多いので、ある程度の学力は必要です
わかりやすい授業
国語や英語などの教科を、教えることが主な仕事内容なので、わかりやすい授業にすることを求められます。それをするには、コミュニケーション能力を上げることが大切です。
多くの生徒は、コミュニケーション能力を伸ばしている途中なので、うまく取れない人が多いですよ。そのことから、生徒に気を遣うだけでなく、わかりやすく伝えることが重要であると思います。
思いやり
生徒一人一人の思いに寄り添うには、思いやりが必要となってくるんです。その理由として、あなたの気持ちだけを押しつけたら、生徒さんのモチベーションを保つことが難しいからですよ。
下手したら、ハラスメントと言われる可能性があります。
そうならないために、思いやりを持ち、真面目に対応することが非常に重要です。塾からもこの点は十分注意されます。その対応ができる人は、塾講師になれると思いますね。
塾講師になるには?
次は、塾講師になる方法を調べてみました。
資格は必要?
アルバイトで応募した場合、特に必要ありません。しかし、履歴書に書けるのが2級以上なので、それを持っている人は、採用される確率が高くなります。
また、国語や数学、英語を教えるには、漢検や英検の準1級、数検の1級が必要です。それを持っている人は、アピールすることによって、高い確率で採用されます。
また、それらの資格を持っていなくても受かる人はいます。それは、教職員免許を持っている人です。これを持っている人も有利になります。
それだけでなく、学習塾講師検定に合格している人も有利になるんです。この検定は、自分自身が持っている能力や技術を試される試験内容となってます。
しかもこの検定は現在、民間で行ってますが、国家試験にする動きがあるので、持っていて損がない検定であると感じているんです。
アルバイトで採用
アルバイトなど非正規雇用で働く場合、以下の順で採用試験が行われます。
- 応募する
- 面接を行う
- 国語や数学、英語などの筆記試験を行う
- 合格となる
面接では、志望動機や学歴、得意な科目、受験経験の有無などが聞かれますので、当日までに考えておきましょう。
正社員で採用
塾講師は、アルバイトから正社員になるケースが多いですが、中途採用で受かることもあります。その場合、講師としてのスキルはもちろん、仕事の管理や部下の育成など、マネジメント業務も加わってくるんです。
この場合、営業職に就いていた人が受かるケースが多いですよ。では、受かるまでの試験内容は以下の通りです。
- 応募する
- 面接を行う
- 国語や数学、英語などの筆記試験を行う
- 模擬授業を行う
- 合格となる
1から3まではアルバイトと同じですが、講師のスキルがどれだけあるか把握しておきたいと面接官は思っているので、模擬授業が入ってきます。
中途採用となると、やはり即戦力が求められるんですね。
終わりに
今回、塾講師になるのに必要なことと、採用方法を調べてみました。学力も必要ですが、コミュニケーション能力や思いやりも必要となってきますね。
塾講師になりたいと思っているあなたは、今回のことを参考にして、応募しましょうね。