ダイニングテーブルの選び方!高さを決めるポイントは何?
今住んでいる我が家は、15年前に今まで住んでいた所から徒歩5分の場所に、売りに出ていた築30年の物件購入しリフォームしました。生活圏も変わることなくご近所さんも顔見知りだし、一生の住まいといい巡り合いをした、と今でも懐かしく思います。
その時に、いつも良くしてくれていたご近所さんに、使わなくなったからとダイニングテーブルとチェアのセットを戴きました。新品で購入すれば、結構なお値段がしそうなしっかりした造りのものでしたが、まあまあ使った形跡は否めませんでした。
とはいえ、新居を購入したばかりで何かとお金を節約したい私たちにとっては、とてもありがたい話でした。それから早15年経ち、そのダイニングテーブルもそろそろ寿命が来ているのを日々感じています。
この機会に、ダイニングテーブルを新調しようと考えていますが、今使っているのは使い始めてすぐに高さが低いなと感じていました。本来なら、ダイニングテーブルの高さはどんな選び方をするのか、調べてみようと思います。
ダイニングテーブルの高さの選び方とは?
ダイニングテーブルの高さは選んで購入しないと、毎日の生活の中で不便な思いをするようになります。不思議なもので気になる人は、数cmでも違和感を感じたりすることもあるので、ダイニングテーブルの高さ選びは重要になるんですよ。
とはいえ、ダイニングテーブルの適切な高さは、一堂に同じではなく人それぞれ身長によって違います。それでは、ダイニングテーブルの高さを選ぶ時に目安にしたいポイントについて見ていきましょう。
ダイニングテーブルの高さは差尺がポイント!
ダイニングテーブルの高さは、椅子の高さが関係しています。基本的に、食事をしやすい姿勢で座ることができる状態が適切な高さとされています。
そこで重要なのが「差尺」で、「床からダイニングテーブルの天板までの高さ」から「床から椅子の座面までの高さ」を引いた長さになります。
下の図だと、a=「床からダイニングテーブルの天板までの高さ」、bが「床から椅子の座面までの高さ」になります。そして、a-b=「差尺」になります。
そして、ダイニングテーブルで食事をする時にベストな差尺というのが、身長から割り出すことができます。
差尺を求める計算式
自分に合ったダイニングテーブルの高さを出すには、以下の計算式を使います。
- 差尺=座高÷3-2cm 座高は「身長×0.55」でおよそを割り出すことができます。
例えば、身長170cmの人の場合の座高だと、170×0.55=93.5 となります。座尺を求めるには、93.5÷3-2=29.2cm が差尺となりますね。
このように身長を基に座高を割り出して、身長別に計算してみると、
身長 | 差尺 |
150cm | 25.5cm |
160cm | 27.3cm |
170cm | 29.2cm |
180cm | 31cm |
表にある数字に近い差尺のリビングテーブルを探すと、自分の体にしっくりくることになりますね。
家族などダイニングテーブルを使用する人が数人で生活している場合には、誰に差尺を合わせるのかということになりますが、子供は段々成長して身長が伸びていくので大人に合わせます。
日本人の成人男性の場合、平均身長は171cmほど、女性の場合は157cmほどだと言われています。平均身長の周辺から考えると、差尺は26~31cmであれば使いやすい高さであるということになります。
まとめ
ダイニングテーブルの高さが自分に合っているかどうかは、テーブルだけの問題ではなかったんですね。椅子との兼ね合いも重要なポイントなんですね。
ちなみに、私の身長は161cmなので差尺は27.5cmになります。今、実際に座っている仕事用のデスクの差尺を測ってみたところ28cmだったので、偶然にもまずまずの数字で満足しています。
今度、インテリアショップに行く時には、ダイニングテーブルと椅子とのバランスを考えた選び方をしたいと思います。