椅子の背もたれ!高さによって何か違いはあるの?

先日、息子のフットサル大会の応援に早朝から夕方までの長丁場を過ごしました。今回、初めて行ったアリーナだったのですが、観覧席の椅子がどうもしっくりこなくて、帰宅してどっと疲れがきてしまいました。

というのも、観覧席の椅子に背もたれがないタイプだったので、終始背筋を伸ばしていないといけないような状態だったんです。改めて、椅子の背もたれがあるとないじゃ、こんなにも疲れ具合が違うんだな、と痛感しました。

椅子に座っていて、疲れず座り心地のいい背もたれの高さってあるのでしょうか?ちょうど、ダイニングチェアを買い替えようと思っていたので、椅子の背もたれの高さについて調べてみました。


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椅子と人間工学

人間が使いやすいように科学的に考える技術を人間工学と言います。人間工学を考えてデザインされたモノに何があるのか、普段はそんなに意識していませんよね。

しかし、私たちの中に人間工学に基づいたモノはたくさんあります。例えば、パソコンのマウスの形も腱鞘炎になりにくく疲れにくいデザインと言われています。何気なく使っている道具にも人間工学が使われていることが多いんです。

「座る」という行為は、体を休ませるイメージでよね。とても楽な姿勢であると思われがちなのですが、下半身は楽な一方、実は上半身は疲れやすい動作だと言われています。椅子にも人間工学が応用されていて、疲れにくい体勢で座れるような椅子も多く作られるようになっているんですよ。

椅子の背もたれも疲れにくさに関係しています。背もたれのない椅子は、よい姿勢をキープすることが難しく、腰痛になりやすいとも言われています。椅子に座っていて疲れないようにするには、上半身が立っている時と同じような状態であるといいので、腰を支える背もたれがあるといいんですよ。

では、椅子の背もたれの高さによって何か違ってくるのか、見ていきましょうね。

椅子の背もたれの高さによって何が変わるの?

椅子の背もたれの高さの種類には、背もたれの高い「ハイバック」と背もたれの低い「ローバック」というタイプがあります。椅子の背もたれの高さは、座り心地だけでなく見た目や部屋の雰囲気も左右するポイントになります。

ハイバックタイプ

背もたれの高いタイプの椅子は、長時間座って疲れにくいと言われています。特に肩甲骨より背もたれが高いとよいとされています。

背もたれが高いので、豪華で存在感があります。部屋が狭いと圧迫感が出ますが、一方部屋が広い場合には、レストランの家具のようなゆったりとしたフォーマル感を出すことができますよ。

ローバックタイプ

ハイバックタイプに比べると、長時間座っていると疲れやすいです。背もたれが低く、視界に入りにくいのでスッキリとした印象の部屋になります。部屋が狭い場合には、ローバックタイプの椅子を配置すると圧迫感が少なくなります。

まとめ

椅子に座る時には、背中が丸まらないように骨盤を立てるといい姿勢でいられます。とはいえ、背もたれのない椅子で、長時間過ごすのは大変ですよね。ゆったりと体を預けることのできる背もたれがあると、本当に体が楽です。

我が家の場合は、リビングは広いのですが部屋の形が長方形なんです。細長い作りなので、奥行きがあっても家具の配置によって横の圧迫感がどうしても出てしまいます。

という訳で、我が家でダイニングチェアを新調する時には、背もたれの高さが低めのローバックタイプにしてみようと思います。


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