神社での参拝マナー!時間にルールはあるの?

先日、息子の部活の遠征で観光地に近いグランドに行ったことがあったのですが、狭い範囲に点々と観光スポットのある地域で、いつか行ってみたい場所もいくつかありました。

このチャンスを逃したら後はないと思い、早朝息子を現地に送ってから、まずは以前から目を付けていた有名な神社へ向かいました。神社に着いたのは8:00ぐらいでしたが、参拝者の姿もほとんど無く、朝の落ち葉焚きの煙で白んだ境内を巡りました。

あまりに人の気配が無かったため、いくら8:00とはいえ参拝するには早すぎたのかしら、と躊躇しました。私が訪れた時間は、参拝マナーとしては良くないものだったのでしょうか?後になり、気になっていました。

神社の参拝に時間のマナーはあるのでしょうか?詳しく調べてみました。


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神社に参拝する時間帯はいつがいい?

神社に参拝する時には、ルールやマナーがいくつかありますが、実は、神社に参拝する時間帯に決まりはありません

どんな時間であっても、マナー違反となることはないのですが、様々な理由から参拝には向いていない時間帯もあります。また、参拝するのに特におすすめの時間帯もあります。

1日の中では、どの時間帯が参拝に向いているのか詳しく見ていきましょう。

一番おすすめの時間は朝6時~8時ぐらい

神社の参拝に向いているとされる要素は、

  • 陽の光が当たり、晴れていること
  • 参拝者が少ないこと

と言われています。

以上の要素が揃っていると、神社に満ちている気(パワー)や天地自然の気をたくさん受けることができるとされています。特に、神社の参拝に訪れると良いとされているのは、朝の早い時間になります。

朝日が照らす時間帯の早朝の神社には、気が満ち溢れています。さらに、人の少ない朝の時間帯だと、人から発散される気で神社の気を受け止めにくくなる、ということも少なくなります。

2番目におすすめの参拝時間は午前中

神社の参拝に特に良い時間帯は早朝なのですが、参拝者の少ない時間帯であれば午前中でも神社の気をたくさん受け止めることができる、とされています。

よく晴れていて、混雑せず人の雑念の少ない時間帯に参拝するのもおすすめですよ。

昼間の参拝なら14時までに

昼間の時間帯は特段におすすめはしません。いくら良く晴れていて陽の気が降り注いでいても、参拝者が混雑していることで、神社の気や天地自然の気が人の気に押され気味になってしまう、と言われています。

昼間であっても人の気のない神社であればとも思うのですが、14時ぐらいまでに参拝を済ますようにします。

というのも、神社の気が高まるのは日の出から日の当たる時間帯までと言われています。太陽の位置が神社の真上にあるのが14時頃までなので、それ以降は神社の気も段々と小さくなっていきます。

神社の参拝に向いていない時間帯とは?

神社の参拝には禁止されている時間はありませんが、理由があって参拝をしない方が良いと言われている時間帯があります。

夕方5時~7時の時間帯は参拝しない方がいい

太陽が沈みかける夕方の時間帯は、昼間と夜が切り替わる時間帯とされる「逢魔が時(おうまがとき)」のため、神社には参拝に訪れない方が良いと言われています。

逢魔が時には、魔物が現れる、禍に巻き込まれやすいと言われていて、不吉である時間帯とされています。

夜に参拝はしない方がいい

夜は、太陽の光が無く陰の気に満ちた世界だとされています。夜に神社の参拝に訪れない方が良いとされる理由にはいくつかありますが、

  1. 夜は、神様が神様の世界に行かれるので神社には居なくなる時間帯
  2. 夜は、神様の時間であって人が近づいてはいけない時間帯

以上のように相反するような理由が存在しているのですが、1の理由には、夜に神様に御礼をささげて神の世界に送り出し、明くる朝になってまた神様をお迎えする、という現代の神道の主張からきています。

一方、2の夜になると神様の時間になるという説は、夜間の神事も存在していることから、神様の活動時間帯におこなっているため理由の一つとなっています。

また、夜は神社にも灯が無く暗いためよく見えないため、安全性に欠けることも、夜に参拝に行くべきではない理由になります。

まとめ

私が以前に神社の参拝に訪れた時間は、とっても良い時間帯だったんですね。マナー違反ではなくて一安心しました。

思い返してみれば、参拝者のいない境内の空気は冴えているように感じました。何と言うのか、一言では言い表すことができないような神聖な感じでした。

神社へ参拝する目的のある時には、これからはなるべく早い時間に行こうと思います。晴れの日に行けると尚いいですね。


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