枕を低反発に変えてみたけど洗濯はどうしたらいいの?!
最近、隣で寝ている夫から私のいびきがひどくて寝られないと苦情がきました。自分でもなんとなくいびきをかいているような気はしていたのですが・・苦情がくるほどとなると問題ですよね。
まず、私はスマホのアプリで自分のいびきがどんなものか確認してみたんです。そしたら、自分でも驚くほどうるさいいびきをかいていました(苦笑)。
こんないびきを毎日かいていたらそれは苦情がきてもおかしくないと納得。友人に相談したところ、枕が合わなくてもいびきかくみたいだよと。
枕!そう言えば、肩こりもひどく枕が合っていないんだろうなと思っていたので早速枕を変えてみる事にしました。枕の種類もたくさんありますが、肩こりにも良さそうな低反発枕に決めました。
いい感じで眠れるようになり、いびきも前ほどひどくないようで苦情は来なくなり一安心。ですが、ふとここで疑問が浮かびました。低反発枕って洗えるんだっけ?低反発枕の洗濯方法を調べて見ました!
低反発枕は洗濯できる?
答えは「バツ」です。そうです、洗濯してはいけない枕なんですね。なんとなく、洗濯できなさそうだなという雰囲気を醸し出してはいますよね。でも、理由はなんなんでしょう?
洗濯厳禁な理由は、素材だそうです。低反発枕に使われている素材は「ウレタン」というものです。クッション性に優れているスポンジ状の素材です。低反発枕を使っている方や触った事がある方はよくわかると思います。あのなんとも言えないフワフワ感とフィット感。
ですが、この「ウレタン」の弱点がズバリ「水」だそうです。水にとても弱いので洗濯機で洗うなんてもってのほかって事ですね。
ウレタンと水
ウレタンが水にとても弱いという事はわかりました。では、万が一洗濯してしまったら枕はいったいどうなるんでしょうか?
スポンジ状になってはいても台所で使うようなスポンジを想像してはいけません。水を吸う事はできますが、通す構造になっていないので水につけると重くて切れてしまうそうです。
そして、通気性がないため水に濡らしてしまうともうずーーっと乾かない。乾かない枕なんて使えません。挙句の果てにはウレタンがボロボロと崩れてしまってはもうどうにもなりませんね。
低反発枕のお手入れ
洗濯は絶対にできないけれど、毎日使う枕を何もしないで使い続けるというのはちょっと気分悪いですよね。季節によってはダニ問題も出てきてしまいます。
そこで洗えないのであればどうするかを調べて見ました。
陰干し
普段のお手入れとして陰干しをおすすめします。このウレタンという素材、あの特殊な触感や性能上ダメなものも多く水だけではなく日光にも弱いそうです。
ですので、普通の枕は天日干ししますけどウレタン素材の枕は風通しのよい場所で陰干しをします。湿り気を取ってカビやダニ防止にもなるので定期的にやった方が良さそうですね。
タオルで拭く
枕カバーは外して他の洗濯物と同様に洗います。枕本体は水厳禁なので硬く絞ったタオルなどで全体的に拭きます。洗濯液は中性洗剤を少し混ぜたものにすると汚れがとれやすくなります。
絞り切れていないタオルで拭くとウレタンが濡れてしまうので気をつけてキレイにしましょう。拭き終わったら陰干しするとなお清潔ですね。
枕カバーを利用
洗えない枕本体の抗菌にも枕カバーを利用しましょう。枕カバーと一言で行っても今はものすごく種類があります。冷感タイプもありますし、ガーゼ素材、防ダニカバーなど色々です。
枕カバーは通常通り洗えますから、こういったものを数枚用意しておいて、利用するというのもありかなと思います。
まとめ
これで私も枕を清潔に保てそうです。汚れがひどくどうしても洗いたい場合はクリーニング屋さんに相談してみるという手もあるようですね。それにしても、ウレタンって大変な素材なんですね(苦笑)
低反発枕は寿命が短めで2、3年でクッション性が弱まるみたいですね。ウレタンを使っていない低反発枕もあります。買い替え時期は洗濯の事も考えて自分に合った枕選びをしたいものです。
あっ、私の場合は洗濯できる枕よりいびきを抑えられる枕という方が重要でしたっ。今のところ枕もあっているようで夫も私も心地よく眠れていますよ。
今回調べたお手入れ方法、低反発枕を使っている方もこれから購入を考えているという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!