左利きあるあるネタを挙げてみた!不便な事もあるけどメリットは無いの?
先日、「左利きの人は右利きよりも平均で約9年短命だ」という、ちょっとびっくりな説を目にしました。日本では10人に1人程度しかいない左利きは、日常的に小さなストレスを積み重ねていることがこの説の根拠だとか。
考えてみれば、世の中は主流派の右利き仕様のものばかり。
場合によっては左利きを良しとしない考えから、右利きに矯正されることも。
我が家の下の子も左利き。思えば日常的に苦労をしています。
そこでどんなことに不便を感じているか、左利きあるあるネタを挙げてみました。
こんなとき不便
文字を書く編
- 文字を書くとき手が鉛筆で真黒になる
- ホワイトボードは文字が消える
- もはやアラビア語を学びたい
- 役所や郵便局のひもが付いたボールペンが使いにくい
書いてる上を手が進んでいくので、消えたり汚れたりはあるあるですね。
そこにいくとアラビア語やヘブライ語などは右から左に書いていくので、左利きには便利そう。アラビア人には左利きが多いのかと思えば、そういうわけでも無いようです。そちらの国では右利きの人が同じ思いをしているかも。
文房具を使う編
- 右利き用のはさみだと切れない
- メジャーの文字がさかさまになる
- クリアファイルの半円型の切り込みを使ったことはない
- 蛍光ペンは終わりの文字から引く
文房具は特に、右利きの人にはわからない不便があるようです。
はさみが切れないのをはじめ、メジャーで測ろうとするとメモリは逆さま。クリアファイルに至っては入れること自体不便。蛍光ペンを終わりから引くのを初めて見た右利きは、軽く衝撃を受けるようです。左利きからしたらごく当たり前なんですけどね。
不自然な恰好になる編
- トイレを流すときは腕クロス
- 回すタイプのドアノブは困る
- 駅の改札を通るとき変なポーズになる
- 急須を持つとアウトサイドにお茶を注ぐ
右利き仕様になっているものを左手で使おうとすれば、当然不自然な恰好になってしまいます。これらはその最たるものですね。
気づかれにくいけど地味に不便編
- ネジまき式の時計のねじがまけない
- カメラのシャッターが切りづらい
- レストランのカトラリーは並べなおす
- ペットボトルが開けにくい
これらも当たり前のように右利き仕様。日常的によくある場面なので地味に不便ですが、これらは苦労していることがわかりにくいケースかもしれません。ちなみに柄付きのコップは、常に柄が裏側が定位置です。
左利きならではのメリットも
不便なことが多い左利きですが、もちろんメリットもあります。
- 「かっこいい」とか「天才肌」とか言われる
- スポーツで対戦相手にやりにくい印象を与える
- 仲間を見つけると嬉しい
普通のことをしているだけなのに「かっこいい」とか「天才肌」とか言われます。実際、左手を使うことで右脳の働きが活発になり、空間認識能力が研ぎ澄まされると言われますので、あながち根拠が無いわけでもないかもしれません。
また、スポーツでは対戦する相手にやりにくい印象を与えて、ちょっぴり優位に立てることも。
そして少数派だけに、仲間を見つけたときの喜びもひとしおです。元アメリカ大統領のオバマ氏のように、有名人が左利きだと特に嬉しい。同様に左利き用グッツを発見したときも、幸福感に包まれます。
さいごに
8月13日は「左利きの日」だそうです。
1992年、イギリスの団体『The Left Handers Club』が左利きの人々の生活向上を目的として制定したとか。
日ごろなかなか吐露できない左利きの苦労、こんな機会に共有して、理解するのも良いですね。