ラーメンのスープを飲み干すことがいけない理由とは?
みなさんはラーメンのスープを飲んだことがありますか?
私はラーメンが好きなため、毎回スープまで飲んでしまいます。
しかし、おなかが出てきた私は、一つ気になることがありました。それはラーメンのスープです。塩分などがかなり入っているためいけない行為なのは聞いたことがありますが、詳しいことがわかりませんでした。
そのため、気になった私は調べてみました。知らないと大変なことになります。
カップ麺とラーメン屋の違いとは
ラーメンにはスーパーやコンビニで売っているカップ麺とラーメン屋が作っているものとあります。それぞれスープの塩分の量が違うことを友達に教えてもらうまで私は知りませんでした。そのため、私は徹底的に調べてみました。
カップラーメンの塩分
カップ麺のスープは、他のスープに比べて塩分が多いのは確かです。その理由は、おいしいと感じてもらうために企業側の戦略で味を濃くしています。
最近では、減塩のスープも発売されているようですが、味が薄いため売り上げがイマイチです。
そこでとても気になるのが飲み干した時の塩分の量です。減塩のものではない普通のカップ麺の場合、スープは5.6グラムの食塩が入ってました。これは、かなりの量ですね。
もし、スープを半分残した場合、食塩の量は2.8グラムにすることができます。それでも量が多いと思った私はカップ麺のスープを飲むことをやめようと思いました。
ラーメン屋の塩分
人によって味の好みはありますが、標準的な日本人の味覚の場合、大体1パーセントくらいの塩分濃度がありますと、ちょうどおいしいと感じてもらえる量です。
ラーメン屋のスープの場合、一人前に使うスープの量が300㏄であるため、塩分の量はおよそ3グラムです。
それでもカップラーメンのスープに比べたら少ないものの、多く感じてしまいます。とてもおいしいから飲みたいものの健康のためには残した方が良いと思うのは確かであります。
飲み残す理由
この記事を読んでいて塩分が多いことはわかりました。しかし、塩分が多いとどんなことがわからなかったため私は調べてみました。
高血圧のリスク
厚生労働省が定めた「食事摂取基準」によりますと、食塩を摂取して良い量は一日あたり、成人男性は9グラム未満、女性は7.5グラム未満、高血圧で治療している人は6グラム未満にすることを勧められています。
ここで思ったことがあります。ラーメンのスープ一杯で一日の摂って良い塩分の大半をクリアしたことになるということです。
ちなみに同じ麺料理で、そばとうどんは5グラムとカップ麺に近いものがあります。
また、塩分濃度が高い汁ものであるみそ汁は、お椀一杯で1グラム程度です。
よく考えてみますと、たまにラーメンを食べるくらいであればスープを飲み干しても大丈夫ですが、毎日のようにラーメンを食べていると深刻な問題になります。
さらに、人によっては何杯も食べてしまう方もいます。一日三杯カップラーメンを食べてスープも飲んでしまうと、スープだけで17グラムになります。
大げさに言うつもりはありませんが、ラーメンが原因で体を壊してしまう原因の一つになるので、やはりスープは残した方が良いです。
高カロリーのリスク
塩分が高いということはもう一つ気になることがあります。それはカロリーです。そこで市販の袋入りラーメンのカロリーの量を見ることにしました。
- しょうゆ 36キロカロリー
- 味噌 33キロカロリー
- 塩 42キロカロリー
- とんこつ 30キロカロリー
スープの濃さだけで見ますと、カロリーが高そうに見えますが、意外でした。
しかし、注意をしなければならないのはスープに使われている油の量です。こってりの場合だと、スープだけで622キロカロリーになってしまいます。
スープの場合、含まれる油の量によってカロリーが大きく変わってしまいます。病気になることを考えたらやはり残す方が良いことがわかりました。
終わりに
- ラーメン屋のスープよりカップ麺のスープの方が塩分がたかい
- ラーメンのスープを飲むと高血圧のリスクが高まる
- スープは油の量によってカロリーが変わってくる
いろいろと調べた結果、健康のことを考え、飲み残した方が良いことがわかりました。今回調べてみていろいろなことがわかりました。そのためいい勉強になりました。