バナナの栄養素!妊娠中に摂りたい理由と食べ方!

私の妹が先月おめでたの報告を
してくれました。うれしいのと
同時につわりのしんどさもあり、

毎日の食生活に困っている様子。
妹は初めての妊娠で、三児の母である
私にアドバイスを求めてきました。

空腹だと余計に気持ち悪く、
かといって食べると嘔吐
悪循環なのだそう。

つわりにあまり苦労しなかった私ですが、
産婦人科の病院で仲良くなった友人は
相当つわりで苦しそうでした。

「嗜好がつわりで変わったけど、
バナナは結構いけるの。

バナナって妊婦に必要な栄養素
バランスよく含んでるんだって。」

と彼女に聞かされた記憶が
よみがえってきました。

そこで妹にアドバイスするべく、
妊婦さん目線で見たバナナの
栄養素
について調べてみました。


スポンサードリンク




バナナの栄養素

さっそくバナナにある妊娠中に
摂りたい栄養素を一つずつ見て
いきます。

  • ビタミンB6
  • 2015年度の厚生労働省が勧める
    摂取量として妊娠中のビタミンB6
    一日あたり1.4mg。

    バナナは1本あたり0.38mg。
    一日の摂取量のうち約3割をカバー
    できる計算です。

    ビタミンB6は、皮膚や粘膜を丈夫に
    する働きがあるようで、

    つわりで吐きやすくなっている
    消化器系の粘膜を保護する作用
    あるのではとも考えられています。

    つわりの原因やビタミンB6が
    つわりを緩和させる理由はまだ
    はっきりとは解明されていません。

    が、つわりが酷い場合に病院へ
    行くと、ビタミンB6入りの点滴
    を受けることから、

    ビタミンB6はつわり症状のある
    妊婦さんには摂りたい栄養素と
    言えるでしょう。

  • カリウム
  • 妊娠中に悩まされる「むくみ」。

    赤ちゃんが大きくなると、栄養を
    送り届ける血液量も増え、体の中の
    水分量も増えます。

    そこに塩分を多く摂取すると、体内
    で塩分をちょうど良い濃度に
    薄めようと更に水分を体が求めます。

    しょっぱいものを食べた後に、
    喉が乾くのと同じですね。

    つまりむくみ防止には、過剰な塩分の
    排出
    が大切です。

    カリウムは厄介な塩分に含まれる
    ナトリウムを、体の外へ出す効果が
    あるようです。

    バナナにはそのカリウムが
    1本あたり360mg含まれています。

  • マグネシウム
  • 1本に32mgのマグネシウム
    含むバナナ。

    マグネシウムには高血圧防止
    ストレス緩和などの作用が
    あるようです。

    高血圧が心配だったり、ストレスを
    抱えた妊婦さんには嬉しい栄養素
    となります。

    妊娠中や産後に備えカルシウムを
    沢山摂って、骨を丈夫にね!と
    年配の方に言われることも。

    骨の形成には、カルシウムと
    マグネシウムとのバランス比
    大切です。

    2:1の割合が丁度よいバランスで、
    カルシウムのみの過剰摂取は、

    かえって骨が上手く育たない
    考えられているようです。

    この点でもマグネシウムを含む
    バナナは優秀ですね。

  • 葉酸
  • 厚生労働省が推奨する葉酸の一日
    あたりの摂取量は、

    • 妊娠初期から中期で0.4mg
    • 5か月以降から10ヶ月0.24mg

    となっています。
    葉酸は、赤ちゃんの神経管閉鎖障害
    のリスクを下げる効果があります。

    野菜に含まれる葉酸は熱に弱く
    加熱処理した野菜を多く食べても、

    体で使える栄養素としては約5割程度
    のようです。

    加熱処理せずに口にすることが出来る
    バナナは、栄養を壊さずに取り込める
    点が嬉しいですね。

  • 食物繊維
  • 便秘に悩む妊婦さんは多いです。

    ホルモンの影響や、お腹が大きくなると
    便が詰りやすくなるなどの理由が
    あるようです。

    お通じをよくする食物繊維が、
    バナナ1本あたり1.1g含まれます。

バナナの摂り方量

バナナの摂取量

私が妊娠中、体重増加が過ぎると
産婦人科で「カロリー制限」
のはんこが母子手帳におされ、

お医者様からきついお叱りを受けた
苦い記憶があります。

妊娠中のカロリー管理も気になります。
バナナ1本のカロリーは、約87キロ。

オーバーな体重増加や、妊娠糖尿病を
防ぐためにも、一日一本ぐらいを目安に
摂るのがよいでしょう。

バナナの食べ方

バナナの栄養素と摂取量の目安が
分かったところで、手軽に取れる
バナナレシピをご紹介します。

  • 冷凍バナナ
    1. 一口大に切ったバナナに、
      爪楊枝を一本ずつさす
    2. 一切れずつラップにくるみ
      タッパー容器に入れて
      冷凍庫へ保存
    3. 冷やし固まったら
      ラップを取って頂く

    つわり中は台所に長時間
    たつのも辛い、そんな空腹時のつわりに
    苦しむ方向けの簡単レシピです。

    キャンディ代わりに食べられるので、
    一気に食べることもなく、カロリー
    を一日のうちで分散できます。

まとめ

妹のつわりは、少し落ち着いたものの
まだまだ本調子とはいきません。

そんな中、優しい旦那さんは冷凍
バナナ
をささっと作り、妹に
気遣ってあげているとか。

バナナのおかげか、少し吐き気
和らいだようです。精神的にも
少しゆとりが出てきたとか。

バナナのビタミンB6や
マグネシウム効果かは
定かではありませんが、

優しい旦那さんの愛情効果
間違いないようです。


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ