脳トレ!高齢者に最適なレクリエーション7選!
先日、母がこんなことを言っていました。
「高齢者向けにちょうどいいレクリエーションって何があるかしら。脳トレができるようだといいんだけど」
たしかに、高齢者にとっては認知症予防は大きな課題ですよね。
頭を動かしてレクリエーションをするのにどんなものが最適なんでしょうか?ちょっと調べてみました。
目次
軽~く思い出しトレーニング
「今日は何曜日?昨日の夕飯は?昨日見た人の顔と服装・名前は?」など、今日や昨日のことを思い出すトレーニング。
記憶力を保って認知症予防!
朝のレクリエーションや、メインレク前の話題の一つとして最適です。また、「4文字の野菜を5個思い出して」「赤い食べ物と言われて思い出すもの5個」などといった、モノを思い出す問題もあります。
瞬間記憶力ゲーム
画用紙にひらがなや数字を適当に5文字ほど書き、5秒間だけ見せてその5字を覚えてもらいます。
最後に、覚えた文字を発表してもらう、というゲームです。応用として、果物や動物の絵を張り出しそれを覚えてもらうクイズもアリ。
短い間にものを覚え、それをあとになって思い出す脳トレですね。なかなか覚えられない場合は、覚えタイムの秒数を増やして覚えてもOK!
5文字をクリアしたら、文字数を増やして難易度をあげていきましょう。
バラバラ文字並べ替えゲーム
ホワイトボードや画用紙に、5文字程度の言葉をバラバラにして並べます。
例「ゆんえちう」文字を正しく並べ替えると、正解は「ゆうえんち」となります。
こんなふうに、バラバラの文字を並べ替えてもらい、クイズに答えてもらいます。最初は5文字程度から始め、だんだんと6文字や7文字の言葉にも挑戦しましょう!
連想ゲーム
連想ゲーム、ご存じですよね。いくつかの言葉から、関連する答えをみちびき出す問題のことです。
たとえば、
9人 バット ピッチャーとヒントが並んでいたとします。これらのヒントから連想される答えは?というようなゲームですね。
ちなみに答えは野球です。
連想ゲームは、脳の活性化に非常に有効です。なぜなら、連想ゲームを行う際には、ヒントのものをイメージする。ヒント同士を関連付ける。数ある候補の中から正解を見つけ出す。
という風に、いくつもの動作を一度にやらなくてはいけないからです。脳は、一つのことのみを考えるときよりも、複数の考えを、一度に行ったほうがはるかに活性化するんです。
ことわざ・慣用句クイズ
先に意味を言って、その意味に当てはまることわざや慣用句を答えてもらうクイズです。
「どんなに頑張っても手ごたえがない。」
このことわざはなんでしょう?答えは「のれんに腕押し」「ぬかに釘」です。
「無駄話をして、仕事などを怠けている。」この慣用句はなんでしょう?答えは「油を売る」です。
こんなふうに考えていくと、案外わからない問題があったりして楽しいですよ!
なぞなぞでアタマの体操!
一日に2回あるのに、一年に1回しかないものってなんでしょう?
ひらがなにするとわかります。「いちにち」「いちねん」答えは「ち」です。
なぞなぞも十分頭を使いますし楽しくレクリエーションするのに向いていますね。
図形や絵を使った脳トレレクリエーション
そのほかにも、図形や絵を使った、脳トレのできるレクリエーションはいろいろあります。
穴にぴったりのピースはどれ?とパズルをするのもいいですし、都道府県のシルエットを見せて、これはどこの都道府県でしょう?とクイズを出すのもアリです。
また、季節のイラストのぬり絵なども、レクリエーションには適しています。認知症予防には手を使うのもいいんですよ!
まとめ
高齢者にちょうどいい、脳トレのできるレクリエーションとして、いろんなものがあるんですね。
なぞなぞやクイズなど、私たちがやっても楽しそうなものもありますね。母に教えてあげようと思います。