カラオケでビブラートをかけたい!使うのは喉?それともお腹?

最近…
本当に久しぶりにカラオケBOXに行きました。

若い頃は、よく行ったのですが…
育児に追われ…
前に行ったのがいつだったのか?

そんなお母さんも
多いのではないでしょうか?

びっくりしたのが、
テレビで見るカラオケ番組と
同じ表示が出てること!

まるで浦島太郎です。

そこで気になったのが!
最後に出てくる画面…
しゃくりビブラート…などの回数や時間

小さい頃から演歌好きだった私は、
そうしたテクニックは
なぜか自然に使えてしまえます。

悔しがったのが子供たち…
どうやってビブラートしてるの?
しゃくりってどうするの?

と…質問とブーイングの嵐です。

ところが、意識してない私には、
どうやって使うのか?
説明ができなかったんです。

子供たちは、
特にビブラートをかけたいみたいなので
調べて教えてあげようと思います。


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ビブラートって何?

簡単に大雑把に言うと
ビブラートとは、「音の揺れ」です。

きれいなビブラートの条件は、
次の3点だといわれています。

  1. 音の揺れる幅が一定である
  2. 音の揺れの速さが一定である
  3. 音が途切れない事

また、ビブラートの方法は、
使う場所によって
以下の3種類に大別されます。

  1. 喉を使う
  2. 腹を使う(横隔膜)を使う
  3. 顎を使う

どのビブラートのかけ方が
正しいというものではありません。

歌のジャンルによっても
ビブラートのかけ方は違います

自分の歌のジャンルに合わせて、
理想のビブラートを見つけましょう。

ビブラートの練習方法

色々な練習方法があります。

を使うビブラートのほうが
音の揺れの感覚をつかみやすいようです。

初めて練習する方は、
喉を使うビブラートから
始めてみてください。

では、ビブラートの喉を使う方法から説明します。

母音を何度も強調させる

声を伸ばす時…例えば「り」を伸ばす時、
り-----」というイメージで
伸ばしている方がほとんどだと思います。

それを
り---ぃいぃいぃいぃ」と
母音を強調するようなイメージで伸ばします。

声が揺れている感覚は感じますか?

声を揺らす感覚がつかめれば、
次は音が途切れないようにします。

音が途切れなくなってきたら、
母音の感覚を狭くしていきます。
音の揺れを均一に保ちます。

音程を上下させる

自分の出しやすい音の高さで練習します。

「あ」でも「ら」でも「る」でも…
出しやすい声と音の高さで発声します。

まず、同じ高さで2秒キープします。
続けて半音下げて2秒キープします。
元の音程に戻して2秒キープします。

半音は、厳密にではありません。
大体で大丈夫です。

この「半音上げ下げする」というのを
何度も繰り返しましょう。

音程を変えるときに、
音が途切れずスムーズに変えることに
注意します。

スムーズになってきたら、
音程を変える感覚を少しづつ短くしていきます。

ここでも、
音が途切れない・音程の上下を均一にする
意識で練習します。

次は、お腹を使うビブラートの練習方法です。

補助を使って声を揺らす

手で脇腹を押して声を揺らします

声を出している状態で、
脇腹を一定のリズムで押してみてください。

声が自然に揺れますね。

吐く息の量を一定にして繰り返します。

では、声の揺れをキープするように意識して、
脇腹を押すのをやめます。

脇腹を押さなくても、
声を揺らすことが出来れば成功です。

声を揺らす感覚をつかんだら、
あとは、その揺れをきれいにできるように
繰返し練習します。

横隔膜を使う

一番難しいビブラートの方法です。

このビブラートは、
腹式呼吸喉の脱力
ポイントになります。

まず、出しやすい高さの声で発声します。
息の量を一定に保ちます。

喉と上半身をリラックスさせ、
声を胸で響かせるイメージで
声を出し続けます。

これで声が震えなければ、
裏声で同じ方法を試します。

裏声は、喉が脱力されている状態なので、
ビブラートかけやすいはずです。

この方法でビブラートをかけたい方で、
出来なかった場合は…

腹式呼吸喉の脱力の練習から
始めましょう。

最後に、顎を使うビブラートの練習方法です。

顎を使う

顎を揺らして作るビブラートは、
一般的にあまり良くないといわれています。

ただ、
一番簡単ビブラートを作ることが
出来る方法です。

どうしてもビブラートができない方は、
試してみても良いかと思います。

オウオウオウ」とゆっくりと声を出します。
顎が揺れているのがわかりますね。

顎の揺れのスピードを速くしてみます。

ビブラートに似た感じになりましたか?

顎を揺らす方法で、
声が揺れる感覚をつかんでから、
他の方法で練習するのも良いですね。

どの練習方法でも、
始めは不自然に聞こえます。

何度も繰り返して
きれいなビブラートになるように
続けましょう。

最後に

ビブラートにも色々な方法があるのですね。

演歌ビブラートの方法で
ポップスを歌うと不自然になるのですね。

ポップスの歌手が歌う演歌
演歌歌手が歌うポップス

曲のイメージが違って思えるのは、
声の出し方に違いがあるんですね。

これからは、子供たちと一緒に
カラオケボックスに
練習しに行こうと思います。

皆さんも、
自分にピッタリなビブラートを見つけてください。


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