高速道路の追い越し車線!走行し続けると違反になるの!?
先日、従兄が高速道路の、右側の
追い越し車線を走行し続けて、
覆面パトカーに捕まったようです。
彼は、追い越しのために、
追い越し車線に出てから、走行車線に
戻らず、そのまま走っていたとのこと。
左側の走行車線にも車がなく、違反と知らず、
特に、意識もせずに走行していたと言います。
すると、後ろから来た覆面パトカーに、2km以上
の走行を理由に、停められたそうです。
私も、知らず知らずのうちに違反していないか
心配になったので、いろいろと調べました。
同じように、詳しく覚えていない人が多いと
思いますので、ここでご紹介させていただきます。
追い越し車線の走行にまつわる違反について
追い越し車線を、走行し続けるのは、
「通行帯違反」という、違反になります。
通行対違反は、高速道路で件数の多い違反で、
スピード違反とシートベルト違反に続き、第3位。
結構厳しくチェックされているようで、その多くが、
覆面パトカーに、捕まっているそうです。
片側3車線道路の場合、 左側か真ん中、
片側2車線道路だと、左が走行車線、
右が追い越し車線となります。
追い越し車線は、以下の場合に限って、
走行が許されています。
- 追い越しをするとき
- 緊急自動車に一時的に道を譲るとき
- 道路の状況においてやむを得ないとき
の3つです。
例えば、渋滞で走行車線にも追い越し車線にも、
車がびっしりの場合は、やむを得ない状況とされます。
これらの場合を除き、追い越しが済んだら、
速やかに走行車線に戻らなければ違反、となります。
通行帯違反以外にも、追い越し車線には、
守らなければ、違反となるルールがあります。
- 最高速度100km/時を、超えてはいけない。
- 左側から、追い越さない。
- 急ブレーキを、しなければならない状況を除き、
右折する車に、道を譲らなければならない。
知らなかった、では済まされません。
しっかり頭に入れて、安全運転を心がけましょう。
通行帯違反の対策と罰とは?
しかし、この通行帯違反、実は、追い越し車両を
走行して良い距離の、明確な決まりがないのです。
慣習としては、2km以上走っていると、
捕まる可能性があると、言われています。
したがって、走行車線が空いているのに、
追い越し車線を2km以上走るのは、危険です。
違反を意識している人は 、追い越し車線を
走行しつつ、こまめに走行車線に戻る
などの、対策をしています。
覆面パトカーらしき車が、後ろに付いた時は、
2kmという目安を思い出し、すぐ対策しましょう。
もし、通行帯違反に引っかかってしまった場合は、
違反点数は、過去3年間に遡って累積計算されます。
通行帯違反の罰則は、点数が1点、反則金が
普通車で6,000円、大型車だと罰金は7,000円に
なるそうです。
ちなみに、左側から追い越しをすることを、
追越し違反と言い、通行帯違反より重い罰則で、
基礎点数2点、反則金9,000円(普通車)
となっています。
違反点数については、
- 過去1年間無事故・無違反だった場合、
それ以前は加算されない - 過去2年間無事故・無違反、3点以内の
違反の場合、3ヶ月間、無事故・無違反なら
点数は加算されない
というルールがあります。
違反をしてしまっても、その後安全運転に努めれば、
点数が、加算されないで済むかもしれません。
でもその前に、安全運転を常に心がけるのが、
先決ですよね。
まとめ
自動車学校を修了したのは、はるか昔。
交通ルールなんて、覚えていない!
って人が多いかもしれません。
しかし、警察はそんな言い訳は許してくれませんよね。
従兄も、違反日から、細心の注意を払って運転して、
何とか、点数を加算されずに済んだようです。
まずは、常に安全運転を心がけ、覆面パトカーに
狙われないように、しっかり対策をしましょう。