引っ越し時に不用品を処分!どんな引き取りサービスがあるの?

妹夫婦が引っ越しをすることになり、片付けの応援を頼まれたので、先日張り切って出かけてきました。

行ってみると、あっちこっちにダンボールと荷物が取っ散らかっていて、足の踏み場もありません。いらないものは処分したら?と勧めてみると、

新居のほうが広いから、全部持っていきたいんだけど…でもタンスや食器棚は買い替えたいんだよね~」と呑気な返事。

とにかくこのままでは埒が明かないので、まずは不用品を選定していくことにしたのですが、これが結構な量になってしまい、ますます困ったことに。

さて、これをどう処分すればいいのか?妹は引き取りサービスで一気に片づけたい、などと横着なことを言うのですが、それにしてもいったいどういうサービスを利用すればいいのでしょう?


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引き取りサービスいろいろ

引っ越しの際に出る不用品の量は、世帯構成、住んでいた年数などにより、異なってきます。一人暮らしなら、長く住んでいてもさほどの量はありませんが、家族が多くかつ長く住んでいると、不用品は確実に増えているはずです。

そして当たり前のことですが、その量に比例して、引き取り料金はお高めになります。まずは引っ越しの前に、自宅の不用品を把握しておくことが必須です。リストに書き出すなどして、明確化しておくといいでしょう。

次にその回収方法ですが、不用品の引き取りサービスは、大きく分けて以下の3点が挙げられます。

  • 地方自治体の回収
  • 専門業者の回収
  • 引っ越し業者の回収

では、どういったケースに、どういう引き取りサービスが向いているのでしょう。

地方自治体の回収

行政が行っているゴミ回収サービスのひとつです。基本料金回収料に加え、ゴミの内容によっては追加料金が発生しますが、費用一般業者に比べはるかに安くすみます。

難点は、大型ゴミを指定場所へ自分で持ち込まないといけないことと、あくまで回収サービスのみのため、リサイクル品などの買い取りはしてもらえないことです。

ベッドやタンスを苦労して運ばなければならないし、リサイクル価値のあるものは、それだけ別にリサイクルショップに持ち込んだりしなければならず、とにかく労力と手間がかかってしまいます。また、引き取りの日程も、先方の指定となるため、なかなか融通がききません

引っ越しまでに時間的余裕があり、かつ、不用品の量が比較的少ない、そしてとにかく費用をかけたくない!という人向けと言えます。もちろん重いものを運べるだけの体力も必要ですよ。

専門業者の回収

専門業者は、文字通り、不用品引き取りや整理買い取りサービスを専門に請け負っている業者です。自宅まで引き取りに来てくれるので、大型の不用品が多い人にオススメです。

出張料金基本料金がかからない業者もありますし、トラックに積み放題の定額のパックセットなどもありますので、数社から見積を取って比較検討してみるといいでしょう。

また、買い取りサービスも利用できますので、ブランド品やリサイクル品など、ちょっとしたお宝がある人は、その分にお得になる可能性も。地方自治体回収サービスにはない特典です。

ただ気を付けたいのは、業者の選定です。投函チラシなどで低料金を謳っている業者には、いざ引き取りの際に、追加料金を請求してくるところもあるので、注意が必要です。事前見積は必ず取るようにしましょう(見積は料金がかかる業者もありますので、よく調べてから取ってください)

さらに、無認可家電リサイクル品を引き取る悪質業者もいます。そういったところは、引き取ったリサイクル品を不法投棄しているケースが多いので、業者を見極める際は必ず「一般廃棄物処理業」の認可を受けているかどうかをチェックして下さい。

引っ越し業者の回収

引っ越しまでに時間がない、多忙でなかなか時間が取れない人にはこちらがオススメです。引っ越し時に不用品をそのまま引き取ってもらえるので、移動と整理が一気に済んで、とにかく楽チンです。

不用品の量が少なめの場合は、引っ越し業者に回収してもらうほうが、かえって安く済む場合もありますので、こちらもまずは見積を取りましょう。

不用品の量が多い場合は、専門回収業者との併用も視野に入れて、両方から見積を取ってみるのもいいかもしれません。専門業者は日時を指定できますので、引っ越し当日に引き取りにきてもらうと、片付けが一日で済んで合理的です。

また、回収だけでなく買い取りサービスを行っている引っ越し業者もありますので、処分したいリサイクル品を持っている人は、こちらの利用も考えたいところ。ただし買い取りできる品物は業者によって限られていますので、事前査定しておきましょう。

おわりに

結局、妹は引っ越し業者の引き取りサービスを利用することにしました。面倒なことが1回で済んで、手間ヒマかからずにいい、というのがその理由のようです。

その前に「何か欲しいものがあったら持ってってよ」と言われたのですが…いくら新品に近いといってもピンクのスーツや金ラメのバッグを出されても…さすがに困りますよね。

不用品で使えそうなものは、人に譲ってもいいとは思うのですが、趣味の合うもの以外は難しいなあ、と実感したしだいです。


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