首を温めると睡眠の質が向上するって本当?!
私は息子を出産して以来ずっと不眠症です。息子は感覚過敏症で2歳半まで3時間起きでした。当時は感覚過敏症という病名すら知らず、ありとあらゆる事をしても何故寝ないのだろうと思い大変苦労しました。私は元々寝つきが悪くて息子を産んでからは症状が酷くなるばかりでした。
息子が寝るようになってからも4時間以上続けて寝る事が出来なくなりました。年齢が経つにつれだんだんと無理が効かなくなり、長年睡眠不足が続いてどうにもこうにもならなくなってしましました。そんな時首を温めると睡眠の質が向上するという記事を見て本当なのか調べてみました。
睡眠の質が悪くなる原因は何?
睡眠時間はきちんと取ったのに疲れている、夜中に何度も目が覚めてしまう、なかなか寝付けない、朝早くに目が覚めるともう眠れないなど睡眠についての悩みがある方も多いのではないでしょうか?日本人は睡眠時間が短くて世界ワースト1位と言われています。また最近の日本では睡眠負債が社会問題になっています。そこで睡眠の質が悪くなる原因は何なのかご紹介します。
- 朝食を食べていない
- 夕食後すぐに就寝する
- 夕食後にカフェインやアルコールを摂取する
- 入浴後すぐに就寝する
- 就寝前にスマートフォンやパソコンを使用している
一日の始まりである朝食を食べずに過ごすと体内時計が上手く働かなくなり、ホルモンバランスが乱れてしまい睡眠の質が悪くなります。
夕食後すぐに就寝をすると、胃腸に負担がかかって睡眠の質が悪くなります。消化には約3時間程かかるので就寝の3時間前には夕飯を終えましょう。
夕食後にカフェインを摂取すると交感神経を刺激して、神経を興奮させてしまい睡眠の質が悪くなります。またアルコールを摂取すると利尿作用があり、夜中に目が覚めてしまい睡眠の質が悪くなります。
入浴をすると深部体温が高まります。放熱の為に血管が開いて四肢から熱が逃げる事により深部体温が下がります。熱が逃げて深部体温が下がるのに時間がかかるので、就寝する1時間前に入浴しましょう。
電子機器から発生するブルーライトは、メラトニンの分泌を減少させて眠気を遠ざけてしまい睡眠の質が悪くなります。就寝の1時間前にはスマートフォンやパソコンを見るのはやめましょう。
首を温めると睡眠の質が向上するって本当?!
38度前後のぬるめのお風呂に入る、寝室は快適な空間を作り暖色の暗めのライトにするなど睡眠の質をあげる方法は色々ありますが、首を温めると睡眠の質が向上する事はご存じでしょうか?そこで首を温めると本当に睡眠の質が向上する理屈をご紹介します。
- 全身の血の巡りが良くなる
- 肩や首のこりが解消される
- 加齢による低下した副交感神経の働きが良くなる
- 自律神経が整うようになる
首には太い血管があるので、首を温めると全身の血の巡りが良くなります。その結果身体がリラックスして、副交感神経を優位にする事ができ睡眠の質が向上します。
首を温めると肩や首のコリが解消されて睡眠の質が向上します。
首もとを温めると、加齢によって低下した副交感神経の働きが良くなって睡眠の質が向上します。
首を温めると血の巡りが良くなり低下した副交感神経が活性化されて、自律神経が整い睡眠の質が向上します。
さいごに
不眠歴22年の私は年を追うごとに体調不良が酷くなり、色々なアイテムを利用してきましたがなかなか改善されませんでした。しかし毎日首を温めてから眠るようにしたら、いつのまにか薬を飲まなくても自然に入眠できる様になりました。
首を温めるグッズは安い物から高額な物まで色々ありますが、タオルを濡らしてラップに包んで電子レンジでチンすればグッズを買う必要もありません。なかなか寝付けない方や睡眠の質を向上したい方は、首を温める方法を是非試してみてください。