自転車の盗難!発見の確率とは?するべきことはコレ!

人間、生きていれば色々あるものですね。まさかそんなことあり得ないだろう、と思っていてもわが身に降りかかった災難も数々あります。

最近起こった信じられないような事件が、高校生の娘が電車の定期券を紛失した1か月後に電鉄会社から発見したと連絡があり、まさか拾った赤の他人に使われていたということ。それだけにとどまらず、不正に使っていた赤の他人も本人の身分証明書諸共、定期券を落としそして我が家に連絡が入ったということがありました。

よくこんなことがあるもんだ、となかなか経験したことがない出来事に驚きを隠せなかったのですが、こんな経験は今回だけではなくて、以前にも自転車を盗難されたことがあるんです。この時は自宅から盗難されたのですが、なんと発見され無事に手元に戻ってきたんです。

人から聞けば、自転車の盗難で発見されて帰ってくるなんてラッキーだとか言いようがない、と言われました。自転車の盗難で発見される確率ってどれぐらいなんでしょう?気になるので調べてみました。


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自転車の盗難から発見まで(我が家の場合)

まずは、我が家で経験した自転車の盗難の話を少ししていきますね。

自転車が盗難された時の状況

盗難にあった自転車は、当時中学3年生だった娘のシティサイクルでした。数日前から自転車の鍵を紛失していて、鍵をかけていない状態で玄関前に留めた状態でした。

我が家は、国道からの脇道をすぐ入った住宅地にあります。街灯も少なく夜間はかなり暗い道になるため、防犯用の玄関灯はいつも点けてある状態です。

驚きなのが、その日は日曜日で家族で夕飯を食べに出掛けた19時~22時の間に盗まれていたという事実。わずか3時間ほど留守をしていた間に盗難されたことから、以前から誰かに目を付けられていたように思います。

自転車が盗難された後の対処

さて困った。本来なら、警察に自転車が盗難されたことを通報するべきでしたが、防犯登録番号も控えておらず(痛恨のミス)鍵をかけていない自転車など、「どうぞ盗難してください」と言わんばかりの隙のありすぎる状態でしたので、今回は通っている中学校だけには自転車が盗難されたことを連絡しました。

というのも、自転車の色が珍しかったことと、通学用の自転車には中学校の校章と学校名が入ったシールが貼られているため、どこかで発見されれば警察から学校へ連絡がいくだろう、と思ったからです。

2日経ち、学校まで4kmほどある通学路を徒歩で行くと50分はかかるため、部活を終えて帰ると19:30になってしまいます。もう自転車が発見され手元に戻って来ることはないだろう、と諦めて3日目の夕方に新しい自転車を購入しました。

5日目に学校から連絡がきた

なんと、地域の方から「自宅の横の空き地に、数日前から○○中学校のシールの付いた自転車が放置してある」と学校に連絡が入ったとのことでした。先生に、色や特徴などを確認すると娘の自転車そのもの。

連絡をくれた方の住所を聞くと、驚くことに我が家から1km圏内の学区内の場所に自転車は乗り捨てられていました。どんな理由で自転車を盗難し放置したのか定かではありませんが、今だ腑に落ちない気持ちではいます。

その日の夕方、連絡をしていただいた方の家にお礼を持って自転車を受け取りに行きました。新しい自転車を買ってしまったため、損したような気分になってしまったのですが、結局は高校生になった娘が新しい自転車に乗り、中学生になった息子が古い自転車を使うようになりました。

というのが我が家での体験談なのですが、このように盗難された自転車が発見されることとは、本当に稀なことなんです。実際は発見される確率はどれぐらいなのか、詳しく見ていきましょう。

盗難された自転車が発見される確率とは?

au損保が2018年に、自転車本体や自転車のパーツの盗難被害にあった321人を対象に、調査を実施した結果があります。その中に、このようなデータがあります。

  • 発見率は自転車本体で21%。パーツはわずか2%
  • 発見できた人のうち63%は、1か月以内に発見

データには、盗難にあった時に鍵をかけていた人が85%と用心していたにもかかわらず被害にあっていることや、コンビニやカフェなど出先で立ち寄った際に盗難された人が42%にも及んでいます。

また、自宅敷地内で盗難にあった人は全体の22%という結果でしたが、自転車は施錠してあってもどこで盗難被害にあうのか油断はできないということなんですね。

自転車を盗難されたらやるべきこと

自転車を盗難されたら、交番に被害届を出しておくと発見されて手元に戻ってくる可能性が高まります。被害届を出す時には、自転車の防犯登録番号と身分を証明できるもの、印鑑を持参していきます。

自転車の盗難被害は、数ある窃盗被害の中でも群を抜いてその発生率が高いと言われています。警察に被害届を出すことで、その日時と場所付近の防犯カメラから調査を行ったり、職務質問をして警察内で被害届の内容を共有し捜査してくれます。

まとめ

他人の自転車を盗難する人の理由の中に、「早く自宅に帰りたかったから」「ちょっと借りただけ」など身勝手な言い分が多いことに驚いてしまいます。我が家の自転車を乗っていった人も歩くのが面倒になったのでしょうか?

盗難された自転車が発見されて戻ってきたんだから、別にいいじゃないの。ということではありませんよね。

自転車の盗難は、「窃盗罪」となり立派な犯罪です。窃盗罪として逮捕されると、刑法第235条で「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」となります。軽い気持ちで、自転車を盗む行為はしてはいけないことなんです。

あれから、自転車にはしっかり鍵をかけておくようになりましたが、用心しないといけませんね。


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