血液型の組み合わせでわかる!?遺伝の仕組み!
「血液型何型?」
これ、よく聞かれる質問ですよね?
日本ではプロフィールを書く際にも
血液型を記入したりします。
その他に、相性占いや、結婚占い
人生占いにも、血液型を聞かれます。
日本人はやたら血液型を大事にしてる
そんな風に思ったりしませんか?
そもそも血液型って、
どうやってきまるのでしょうか?
両親の遺伝!?
組み合わせが変わると血液型も変わる!?
血液型の仕組みはどうなってるの?
実は、血液型の分類には幾つか
あります。
ここでは、その中でも1番有名なABO式
血液型を元に説明を進めていきます。
目次
ABO式血液型
ABO式血液型は
「A」、「B」、「O」、「AB」の
4型に分類します。
日本人の血液型の分布は
A型が最も多く全体の40%、
次にO型の30%、B型の20%。
最も少ないのがAB型で
10%になります。
この比率は国や地域で変わるそうです。
例えば日本の様にA型の割合が高い国を
他に見ると隣国韓国です。
それからフランス、イギリス、ドイツ
などのヨーロッパ圏も
A型が多い様です。
タイ、マレーシア、中国などの
アジア圏ではO型の割合が高くなります。
トルコ、パキスタン、インドなど
中東圏では
B型が増えていきます。
アメリカ、カナダの北米ではA型かO型に
二分します。
中米南米では、O型がかなりおおくなり
なんとブラジルではO型が100%です!
これは
血液型が親の血液型をもとに決まってくる
事が理由の一つでしょう。
血液型を組合せてみよう
それでは血液型の組合せでどのように
遺伝するのか仕組みをみてみましょう。
血液型は、
親の遺伝子を受け継ぎ決まります。
遺伝子には「A」「B」「O」の
三つの基本パターンがあり
両親からひとつづつ受継ぎます。
また「O」は劣勢遺伝なので
優性遺伝である
「A」「B」の形質が表にでます。
A型の人は、「AA」「AO」
B型の人は、「BB」「BO」
O型の人は、「OO」
AB型の人は、「AB」
「A」「B」は「O」よりも優先の為
「AO」はA型、「BO」はB型となります。
AB型の場合「A」「B」共に優先遺伝
なのでAB型なります。
このような事から両親の血液型を組み合わせ
生まれてくる子を予測します。
血液型の予測方法
父親と母親の血液型の組み合わせで
生まれてくる子の血液型は
次のように予測をたてる事ができます。
A型とA型
- AA×AA=AA
- AO×AA=AA・AO
- AO×AO=AA・AO・OO
A型とB型
- AA×BB=AB
- AA×BO=AB・AO
- AO×BB=AB・BO
- AO×BO=AB・AO・BO・OO
A型とO型
- AA×OO=AO
- AO×OO=AO・OO
B型とB型
- BB×BB=BB
- BB×BO=BB・BO
- BO×BO=BB・BO・OO
B型とAB型
- BB×AB=AB・BB
- BO×AB=AB・BO・BB・AB
B型とO型
- BB×OO=BO
- BO×OO=BO・OO
O型とO型
- OO×OO=OO
AB型とAB型
- AB×AB=AA・BB・AB
となります。
でも必ずしも上記の組み合わせが
子の血液型にあてはまるわけではなく
中には例外もあるということです。
例えば父親がO型、母親はB型なのに
子供はA型になるパターンが
ごくまれにみられるという事です。
この原因は母親の母体内でまだ卵子の段階で
血液型を決める遺伝子に変化が起きたため
生じるといわれています。
このABO式血液型がもっとも
重要といわれています。
その理由は。。。
輸血の際に異なった血液を
輸血してしまうと
重篤な反応が起きる頻度が高いから。
まとめ
血液型は生まれた時に必ず産婦人科で
確認されます。
私の知人は「本当に両親の子供だ」と証明する
為だと言っていましたが(笑)そんなはずはない。。
このような遺伝の仕組みを覚えておくと
いざというときに、役に立つのかもしれません。
そして血液型の組み合わせで両親の血液型と
合わないという人、中には例外もあるという事
なので鵜呑みにしないようにお願いします。