お弁当の時間まで保存できるのは何時間?長持ちのポイント!

毎朝作る高校生の娘のお弁当、朝早く登校するのでお昼には悪くなっていないか、心配になることがあります。というのも以前、夏休みの間に当時小学生だった下の子が通っていた学童クラブに持って行ったお弁当が悪くなっていたことがありました。

その日は、残りご飯をチャーハンにしてお弁当に詰めて持たせたのですが、下の子曰く「チャーハンが粘ってた」んだそう。持ち帰ったお弁当のチャーハンは、言う通り粘っていた上、夕方になりさらに時間が経って臭いもありました。

ショックでした。まさか、自分が作ったお弁当が腐るなんて・・・。気になって調べてみたところ、チャーハンのように具入りの味の濃いご飯ものは腐りやすいと言われていました。それ以来は、お弁当にはチャーハンを入れないことにしています。

それでも、お弁当の保存できる時間ってどれぐらい大丈夫なんでしょう?衛生面が気になるので、調べてみました。


スポンサードリンク




梅雨や夏場は傷みやすい!

お弁当が傷む原因とは、細菌が爆発的に繁殖することで起きます。細菌が繁殖する好条件とは、温かく湿った栄養豊富な場所なんです。細菌が活発になる温度とは、30℃~40℃と言われているので、お弁当の条件によっては細菌が大好きな環境となってしまいます。

特に、梅雨の時期や夏場は高温多湿になるので、細菌の繁殖にはもってこいの環境になり得ます。冷蔵庫がある環境ならば、保冷保存しておけば細菌の繁殖は抑えられるのですが、学生やお弁当を持ち出して動く職業の人にとっては、心もとない環境となりますよね。

気温30℃はありそうな夏場に、常温でお弁当を保存しておいてどれぐらいの時間で痛んでいくものなのか気になります。食中毒の増える梅雨の時期や夏場のお弁当の管理には危険が多いんですよ。

お弁当の安全な保存時間とは?

実は、お弁当の保存時間を確実に断言することはとても難しいんです。お弁当の中身や気温、環境や最近の種類などによっても条件が変わってくるので、一概に「○時間」とは言い切れませんが、状況によっては3時間もあれば細菌がかなり繁殖してしまうこともあります。

とはいえ、色々と調べてみたところ、大体は4時間~6時間ほどはお弁当を保存できるように見受けられました。

ちなみに、高校2年生の娘に「今まで1年と数か月の間に、お弁当が傷んでいたことはあった?」と聞いたところ、「なかった。」とのこと。ホッとしましたが、毎朝お弁当を作り終えるのは朝6時半です。

昼食の時間が12時半頃なので、お弁当を作ってから大体6時間後に食べていることになります。保冷剤は必ず入れておくのですが、これがなかったらたぶんアウトでしょうね・・・。

このように、お弁当を保存しておくには細菌の繁殖を抑えるように工夫をしておくことがポイントになるんです。

お弁当を作る時に気を付けたいこと

お弁当を作る時に、細菌の繁殖を抑えるためにしておくといいことを紹介していきますね。お弁当を傷みにくくするポイントには、こんなものがありますよ。

  • 手はしっかり洗って消毒しておく
  • 水分の多いものは入れない
  • 生ものは入れない
  • よく加熱したものを入れる
  • 味付けは濃いめにする
  • 完全に冷めてから詰める
  • 詰める時は手で触らない
  • 保冷剤を入れて温度を下げておく

お弁当を作る時の基本的な対策をしておくことで、常温での保存時間を延ばすことができますよ。

まとめ

朝早く起きて、自分以外の人のためにお弁当を作ることは、やっぱり愛情がないとできないですよね。せっかく作ったお弁当が傷んでしまったら、本当に残念です。

朝は時間もないので、よく冷めもしないおかずやご飯をバンバン詰めてしまっていましたが、それもいけなかったんですね。これからは気を付けないと。

考えてみると、私が娘に作ったお弁当が午後の活動のパワーになっているんだ、とか、1日3食ほとんどを私の料理で過ごしているんだな、と思うと、今更ながら責任重大じゃないかと感じるんです。

栄養バランスを考えて・・・となかなかそうもできない自分がもどかしいのですが、文句もほとんど言わない娘にこちらこそ感謝です。お弁当で食中毒を起こさないよう、細心の注意をして作っていかないと、と思わずにいられなくなりますね。


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ