靴の手入れは布の巻き方で変わる!2種類の方法で革に輝きを♪

今まで、革靴を本格的に手入れしたことがなかったんです。ブラシで汚れを落としてから布で靴クリームを塗る程度の簡単なお手入れで済ませていました。

ですが、必要に迫られて革靴の手入れの方法を調べてみたところ、ちゃんとした手順で手入れをすると違うものなんだと感心しきりでした。

調べていて気が付いたのですが、布を使って手入れする時にも単に布を持って拭いている訳じゃないんですよね。しっかり固定するように、布を指に巻き付けて手入れをしています。

巻き方ひとつにも、仕事のこだわりを垣間見たような気がしました。靴の手入れって奥が深い。

今回は、これからも役に立つこと間違いなしの革靴の手入れの時の布の巻き方にクローズアップしてまとめてみました。


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革靴の手入れの方法

革靴の手入れの大まかな流れは、

  1. 靴の形を整える
    • シューズキーパーを入れる
  2. 靴の汚れを落とす
    • ブラシをかける
    • クリーナーで汚れと古いクリームを布で拭き取る
  3. 革に栄養を与える
    • クリームを塗る
    • ブラッシングする
    • 布で乾拭きする
  4. 磨き上げる
    • 油性ワックスを塗り布で磨く

以上のような工程で手入れをしていきます。

靴の手入れに使う布の種類とは?

革靴の手入れの時には、何度か布を使う工程があります。

  • 汚れや古いクリームを落とす時
  • 靴にクリームを塗る時
  • ワックスで磨き上げる時

革靴の手入れでは、それぞれの場面でおすすめの布の素材があります。

  • 汚れや古いクリームを取る時・クリームを塗る時:
    コットン(綿)着古したTシャツや肌着
  • ワックスで磨き上げる時:
    コットンフランネル(ネル生地)

幅10cm x 長さ40〜50cmに細長くカットして、指に巻き付けて使います。

布は、指先にシワのないように巻き付けるようにします。革靴に触れる布の部分にシワがあると、クリームの塗りムラや拭きムラができてしまいます。

それでは、革靴の手入れがしやすくなる布の巻き方について紹介していきますね。

布の巻き方

指先の布がシワにならないように、ピンと張って巻く方法がこちらです。用途によって2つの巻き方を紹介していきますね。

クリームを落としたり塗ったりする時の巻き方

巻き方は下のようになります。

◇手順

  1. 人差し指と中指に、布の長さの中心が来るように被せる(布は撫でてシワを取りながら
    布の根元をもう片方の手でグッと握る
  2. 握った布の根元をグルッと布をねじる
  3. ねじった布を伸ばす
  4. 人差し指と中指に巻き付けるように布を1周させる
  5. ねじった布を親指・薬指・小指で固定する

ワックスで磨き上げる時の巻き方

先程のクリームを塗る時などの巻き方の手順1~4までは同じです。

◇続きの手順

  • 1周した布の間にねじった布を入れ込む
  • 入れ込んだ布を手の甲側になるように動かし、引っ張って固定する
  • 余分な布を親指・薬指・小指で固定する

布の巻き方を詳しく説明している動画は以下になります。参考にしてみて下さいね。

グッとねじって、布にシワを寄せないようにするのがポイントですね。

使った布は再利用できる?

革靴の手入れに使った布は、使い捨てすることをおすすめします。クリームやワックスは油性なので、洗ってもなかなか汚れが落ちません

そのため、布は無駄の出ないように細長く切り、1枚の布から何回も手入れに使えるように工夫したいですね。

まとめ

この布の巻き方だと、拭く時に布がずれることがなく作業しやすいですね。

手入れに適している素材もこれでわかったし、今までのやり方がいかに布を無駄にしていたことか・・・。

ちなみに、革靴の手入れの頻度は月に1度とのこと。

布の巻き方ひとつで手入れの仕上がりに違いがあるというので、是非今度試してみたいと思います。この機会に、家中の革靴を手入れしてしまおうと思います♪


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