日本の水道水って酸性?アルカリ性?ph値の基準値を調べてみました!

皆さんは、水道水を飲んでいますか?

私は幼い頃から水道水を飲んでいるのですが、この度妊娠をしたため、食べ物や飲み物のに非常に敏感になってしまいました。

今まで普通に飲んでいた水道水の味が気になるようになってしまい、この度、水道水について色々と調べてみることにしました。

どうやら、水道水の味の違いは『ph値』が関係しているようなんです。

昔、理科の授業で習った気がするのですが、いまいちよく分からない…。

今回はこの水道水の『ph値』について詳しくまとめてみましたよ!

 


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 ph値って一体なに?

ph値を簡単に説明します。『ph』とは、『ペーハー』とか『ピーエイチ』等と読み、日本語では、『水素イオン指数』と言います。

ph7』を中性として、数字が大きくなるほどアルカリ性になり、数字が小さいほど酸性になります。

 

 

日本の水道水のphの基準値は?

調べてみると、どうやら日本の水道水は少しだけアルカリ性に偏っているようなんです。どうしてなんでしょうか?

それは、水道水を殺菌するために使われている塩素などの影響だそうなんです!

日本の水道水の水質基準は、『ph5.8~ph8.6の間』と決まっているので、多少地域によって味が異なるようですね。

上記の基準内であれば水質に問題は無いのですが、地域によってはアルカリ性に偏っていたり、はたまた酸性に偏っているようです。

もちろん、偏りなくちょうどph7の地域もあるそうなので、皆さんのお宅の水道水のph値を測ってみるのも面白そうですね!

調べてみると、自宅で簡単に水質を調べられる機械がインターネットで2,000円前後で販売されていたのでこの機会に1つ買ってみようと思います。

でも、地域によってこれだけph値にがあるなんて知りませんでした。

地域によってこんなにも水道水の味に差があるということは、お料理の味にも影響がありそうですよね。

 

関東と関西のお出汁の味の違いと水のph値の関係

先程、地域によって水道水のph値が違うと述べましたが、とくに関東と関西で違いが大きいようなんです。

硬水』と『軟水』という言葉はご存じの方も多いと思いますが、関東は『硬水』の地域が多く、関西は『軟水』の地域が多いそうなんです。

私たちの住む日本は、基本的に軟水です。しかしその中でも関東圏の水は硬度が比較的高く、関西圏の水は硬度が比較的低いということなんです。

水に含まれるマグネシウムやカルシウムの量により硬度は変わってきます。

そしてこの硬度は、ph値も大きく関係しています。

硬度の高い水はph値が低いものが多いようなんです。そして軟水のph値は比較的高いものが多いとされています。

実は、軟水で昆布の出汁を取ると、昆布の『うまみ成分』がよく抽出されるそうなんです!

逆に硬水だと、昆布のうまみ成分が抽出しにくいそうなんですね。

なので関東では昆布出汁ではなく、かつお節で取る出汁が普及したと言われています。

 

なぜ、関東と関西では水に違いがあるの?

関東に硬水が多いのは、関東特有の地層が関係しています。

当たり前ですが、雨や雪が降ると地面に染み込みますよね。その雨や雪が地層にあるたくさんのミネラル類を含んで『湧き水』となります。

地面に染み込んだ雨水が地層を通過する時間が長ければ長いほどよりたくさんのミネラルを含むことになるので、硬水ができやすくなるということなんですね。

日本は国土が狭く地層を通過する時間が短くなるため、どちらかというと全国的に『軟水』ということになります。

しかし関東には、『関東ローム層』があるので硬度が比較的高くなるんです。

同じ東日本でも、東海地方や東北地方は軟水の地域が多いとされています。

逆に西日本でも、沖縄や九州の一部は硬水が多いそうです。

 

おわりに

いかがでしたか?

毎日当たり前に使う水道水ですが、地域によってこんなにも違いがあるんですね!

さっそく我が家の水質検査をしてみたいと思います!


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