オリーブの木の種類!おすすめ厳選6種はコレ♪
いつも通る道沿いにある美容室に、一際おしゃれな存在感を醸し出すオリーブの木を見てからというもの、我が家の庭木にしてみたいという思いが日に日に募っています。
地中海のような温暖な気候で育つイメージのあるオリーブの木。オリーブの木は、寒さに弱そうなので私の住む地域では育たないんじゃないかと思ってましたが、案外寒さに強くて-12℃まで耐えられると言われていることをつい最近知りました。
だったら、雪も降る私の住む場所でも-10℃ぐらいまで下がるのも稀なので、育てることができそう!オリーブの木にはどんな種類があるのでしょう?詳しく調べてみることにしました。
目次
オリーブとは?
オリーブの木は、旧約聖書やギリシャ神話に出てくるほど古くから人々に親しみのある植物です。オリーブと言えば、オリーブの枝をくわえた白い鳩を連想させることもありますよね。様々な逸話から、オリーブは平和の象徴とも言われています。
先が尖った細長い葉の表は濃い緑で光沢があり、葉の裏は銀白色をしています。そして初夏には小さな白い花を咲かせ、秋には卵型の実がなります。
また、オリーブは種類がとても多いことで知られています。世界中で1,200~1,300品種ほどのオリーブが栽培されているとのことなんですよ。
日本のオリーブの歴史
日本でのオリーブの歴史は、安土桃山時代にポルトガル人宣教師がオリーブ油を持ち込んだことが出会いとなります。そして、日本で最初に栽培されたのが江戸時代末期で、フランスから持ち込まれたオリーブの苗を横須賀に植えたとされています。
明治41年、いくつかの地で栽培実験をした後、小豆島だけが栽培に成功したのを機に、現在では約60種のオリーブが小豆島に導入されたと言われています。
では、数あるオリーブの種類の中でも、日本で手に入りやすいおすすめのオリーブの木の種類を紹介していきますね。
おすすめのオリーブの種類
オリーブの木は、そのおしゃれな様子から庭木でも部屋の観葉植物としてもおすすめです。今回は、庭木のシンボルツリーにおすすめの種類と、コンパクトに鉢植えにもおすすめしたい種類を厳選して紹介しますね。
シンボルツリーにおすすめ1 「ミッション」
アメリカ原産のオリーブです。上へ上へと伸びていく直立性で、スッキリとした姿に成長する木なので、シンボルツリーにぴったりです。葉の裏が銀白色で細長く先の尖った形をしています。
実はオイル、ピクルスの両方に向いていると言われています。
シンボルツリーにおすすめ2 「ルッカ」
イタリアの品種を交配して作られた種類のオリーブです。6~9mほどまで成長し、剪定をしないでいると横に広がっていきます。表の葉の色はグレーがかった緑色をしています。
ルッカの実は、小ぶりで可愛らしいので人気があります。
シンボルツリーにおすすめ3 「フラントイオ」
イタリア中部では、オリーブ油の質が良いので最も栽培されている種類になります。樹勢はみるみる大きくなり広がって茂りますが、枝の間隔は密集しにくい種類です。
葉の色は表が光沢のある緑、裏がグレーがかった緑です。
鉢植えにおすすめ1 「マンザニロ」
スペイン語で「小さなりんご」の意味を持っているのがマンザニロです。ゆっくりと育つ種類ですが、小さく密に茂り大きめの実をつけるのが特徴です。実は、ピクルスにするのがおすすめです。
鉢植えにおすすめ2 「コロネイキ」
ギリシャ原産の種類です。小さく尖った葉が横に広がって密集して成長します。暑さには強いですが耐寒性はなく3度以下になる場所の栽培は適していません。
実はとても小さいですが、高級オイルとして知られています。
鉢植えにおすすめ3 「シプレッシーノ」
イタリア原産で、シチリア島でよく見られる種類のオリーブです。耐風性があり丈夫なので、防風林として植えられることが多い木です。直立性でまとまって上に伸びるため、鉢植えに適しています。
つやつやの小ぶりの実が採れます。
まとめ
日本でのオリーブの歴史は案外古いものなんですね。安土桃山時代には、ポルトガルではオリーブオイルが作られていたことにも驚きました。
もし、我が家の庭木にするなら、ミッションが良さそうだなと思いました。縦に大きく高く育っち、耐寒性もあるとのことなので、我が家のシンボルツリーになるんじゃないかな、と期待が膨らみます。
実際にどんな姿なのか、近いうちに園芸店に見に行ってみたいと思います。