ノートや鉛筆の値段があまり変わらないのはなぜ?その理由はコレ!
息子がまとめ買いしていたノートが、
なくなったので買ってきてと、
頼まれました。
しばらく文房具店はご無沙汰でしたが、
久々に行ってみました。
B5のサイズの30枚入りノートが、
1冊100円で売られていました。
100円?あら?昔っていくらだったっけ?
なんだか昔とあんまり、値段が
変わっていないような気がします。
ついでに鉛筆も気になったので、
値段を調べてみました。
鉛筆は1本80円でした。
あれれ?やっぱり昔と値段があまり変わらない?
気になったのでもう少し詳しく、
調べてみることにしました。
ノートと鉛筆の値段はほとんど変化がない?
コクヨのキャンパスノートは、
1975年に発売されました。
その当時の値段はB5サイズ30枚入りが、
90円でした。
最初に登場した文房具店では100円だったので、
比べてみると、ほとんど値段が
変化していないことになります。
お店によって多少の差はありますが、
ノートは昔と値段はほとんど、
変わらないようです。
そして鉛筆です。
今鉛筆は1本およそ80円です。
1975年の当時は1本20円~30円でした。
若干値上がりしていますが、
上り幅はすごく少ないです。
試しにほかの製品と、
値上がり幅を比べてみます。
同じ1975年ごろ、映画代は800円でした。
現在は1800円なので、
すごく値段があがっているのがわかります。
うな重は1975年ごろは800円でしたが、
現在は並でも2000円近くします。
なぜノートや鉛筆は、
あまり値段が変わらないのでしょうか?
ノートや鉛筆があまり値段が変わらない理由は?
野菜や果物など生鮮食料品は、
天候や季節によって、
生産量が変わってきます。
しかし、ノートや鉛筆は
気候により生産量が左右されるということが、
ありません。
原材料費の値上がりもないし、
流行も特に関係ないので、
いつも生産量が一定しています。
特別のことがない限り品薄になったり、
余ってしまったりしません。
市場価格は需要量と供給量の関係で、
変わってきます。
ノートや鉛筆を使いたいと思う需要量と、
工場で作る供給量のバランスが安定し、
変化がありません。
そのために、昔とほとんど値段が変わらないのです。
まとめ
ノートや鉛筆の値段を調べて、
昔からほとんど値段が変わらないのに、
感心しました。
パソコンやシャープペンの登場で、
ノートや鉛筆はやや地味な位置に、
追いやられているような気がします。
時代が変わり、いろいろな文房具や筆記用具が
登場してきました。
それでも、鉛筆とノートは、
永遠のロングセラーであることは、
まちがいありません。
こんなに安く手軽に買えるノートや鉛筆の存在を、
あらためて見直しました。