カシオの電卓の使い方の秘密!分数の計算の方法とは?
突然ですが、私は数字が苦手です。
って言うか、普通の計算も苦手です。
なので、よく電卓のお世話になります。
ところが、この間。
仕事で、少し毛色の違った電卓を見ました。
使ってみると、何か違和感。
見慣れない記号が、表示されます。
何じゃこりゃ?
と思って、調べてみると。
カシオの関数電卓と言う、代物らしい。
何でも、分数計算が出来るのが売りとか。
しかし、そうは言われても・・・。
ポチポチ。
うん、やっぱり訳が分からないよ?
このままでは、らちがあきません。
それで、1から調べて見る事にしました。
という訳で、今回はカシオの電卓の話。
しばし、お付き合いくださいませませ。
カシオの関数電卓とは?
関数電卓とは、科学・工学・数学などの、
計算に使うために作られた電卓です。
普通の電卓は、
四則演算や、百分率しか計算出来ません。
それに対して、関数電卓は、
多数の関数を、備えています。
また、他の基本的な方式の違いもあります。
代表的なものには、
- 内部の数値が浮動小数点方式であり、
絶対値が極端な値は指数表記される。 - 普通は、入力順で処理される四則演算が、
先に入力された加減算より、
後から入力した乗除算が、優先される。 - 優先順位を指定するための、
カッコを入力できる。
なんてものがあります。
これらだけでも、
普通の電卓しか知らない人には、
結構なカルチャーショックです。
しかも、上位機種に至っては、
さらに多様な機能があるときますから、
訳が分かりません。
一般的なものだけでも、
- 二進法・八進法・十六進法による計算
- 複素数
- 分数や方程式を、表記通りに計算
- 余りのある除算
- 約分や通分
- 仮分数と帯分数、分数と小数の相互変換
- 度分秒計算
- 時間計算
- 小数点の固定と切り捨て、四捨五入、
切り上げ - 座標変換
- 統計計算と確率計算
- 微積分
- 単位の換算
等々といった使い方が、可能です。
最早、出来ない事はないといった感じです。
この空恐ろしい機能を持つ、関数電卓。
その代表的なメーカーが、
カシオという訳です。
関数電卓の使い方(分数の計算方法)
ここで、カシオの関数電卓の使い方を、
見てみたいと思います。
が、
先にも言った様に、この電卓。
あまりにも、機能が多過ぎます。
全てを網羅しようと思ったら、
ちょっと、時間がかかります。
と言うか、私の頭がついていけません。
オーバーヒートです。
ヘタレと、笑わば笑え。
という訳で、ここでは、
分数計算に的を絞って調べてみたいと、
思います。
例として、カシオの関数電卓、
「fx-375ES」で、試してみます。
例えば、次のような式の場合、
2/√3×sin60°
関数電卓は、上記の式を、
分数の形のまま、入力出来ます。
画像検索していただくと分かると思いますが、
電卓にちゃんと、√やsinのキーがあるので、
文字通り、そのまま入力するだけです。
後は、「=」を押すだけ。
計算結果の「1」が表示されます。
散々脅かしましたが、実際に使用すると、
こんな感じです。
意外と、あっさりしてました(笑)
なお、答えを出す際に、
分数を少数に直したい場合は、
次の様な方法があります。
- 分数表示の時に、(S↔D)キーを押す。
- 計算する際、最後に、
(SHIFT)+(=)と押す。 - 計算前に、
(SHIFT)(MODE)(1)(MthIO)(2)(LineO)
と操作し、(自然表示入力・ライン表示出力)としておく。
小数表示に固定したい場合は、
3の設定に、しておくといい様です。
以上の方法を利用して、
分数と少数を上手くやり取りしてください。
下記に、機種と問題例は違いますが、
カシオの関数電卓の使用例の、
動画を載せておきます。
実際に使用例を見てみたいと言う方は、
ご利用ください。
まとめ
この様に、カシオの電卓は使いこなせれば、
非常に便利です。
雰囲気の取っ付き難さに気後れしないで、
一度使って見るといいのではないでしょうか?
私も、一つ購入して試してみようかな?