転勤中は住宅ローンの借り換えはできないってホント?!

やっと念願のマイホームを手に入れたのに!

昨年に新築したばかりの私の弟から、
転勤することになった、との悲痛な報告を
先日受けました。

家を建てると転勤させられる、などという
話を聞いたこともあるような、ないような。

「この機会に、もっと安い金利の住宅ローンに
借り換えしたいので、いい情報知らない?」

と弟に聞かれて、調べてみたところ、意外な
事実を知ってしまいました・・・。

住宅ローンの借り換えについて、後から
困らないようにする情報
を、ここだけで
紹介しますね♪


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住宅ローンってどんなもの?

多くの人が利用している住宅ローンですが、
基本に戻って、考えてみましょう。

住宅ローンとは、どんなローンなんでしょう?

定義は、本人または家族が居住するため
住宅や土地の購入や新築、改築などに充てる
融資のことです。

つまり、本人が住んでいない家のローンは
組めない、ということなんですね。

元から、賃貸用に建てる家に関しては、
住宅ローンではなく、賃貸ローンになります。

しかし、転勤などの事情は、後からついてくる
ことですよね。

転勤中の返済の負担を軽くしたい、と思うのは
誰しも一緒です。

借り換えだったら、どうなるのでしょう?

転勤中は借り換えできない?!

転勤の辞令が下りたら、転勤先には単身で、
または家族とともに行くのかを考えますよね。

住宅ローンの支払いがある場合、転勤中にも
滞ることなく返済ができるかどうか、不安に
なりますね。

家族全員で転勤先に引っ越し、空き家になる
予定の我が家を、貸家にして活用したい!

この機会に、少しでも安い金利の住宅ローンに
借り換えしたい!

返済に向けて、対策を考えるのは当たり前の
ことですよね。

では、どんな状況でも、容易に借り換えが
できるのでしょうか?

実は、住宅ローンの借り換えに関しても、
その家に本人が住んでいることが前提なんです。

本人がどうにもできない、転勤という事情で
あっても、住宅ローンとしての借り換えは
できないんですよ。

賃貸に関しても難しい!

じゃあ、家族で転勤先に引っ越した後に
空き家になった我が家を、人に貸したい

その賃貸料を、住宅ローンの返済に充てれば
一石二鳥ですよね。

しかし、住宅ローンの返済の残っている状態で
転勤中に賃貸に出すことは、契約違反になります。

融資とは、お互いの信頼関係で成り立っている
部分もあります。

最悪の場合、契約違反で一括返済を求められる
場合もあるんですよ。

転勤前にできる対策とは?

これじゃあ、転勤中には手も足も出ない!
いい策はないのでしょうか?

転勤中には、借り換えはできないのは
仕方ない。

しかし、住宅金融公庫の「フラット35」には
家賃返済特約という設定を付加できるんです。

転勤中などローン返済が困難になった場合、
我が家を借り上げてもらい、直接返済に
充てる、というシステムなんです。

このシステムは、個人的に誰かに貸す訳では
ありません。

特定の借り上げ業者が間に入り、賃貸収入を
住宅金融公庫に返済するようになっています。

しかし、注意しなければいけないのは、
転勤中には「フラット35」に借り換えは
できません。

どちらにしても、「転勤中」の場合は、
借り換えはできないので、転勤前に対策を!

借り換えの手続きは、1ヶ月程はかかります。

将来的に転勤の可能性があって、借り換えも
したい、と考えている人は、早めに対策
とっておきましょうね。

まとめ

弟には、気の毒でしたが、ありのまま
伝えました。

電話の向こうのがっかりした声に、姉としても
何とも言えず・・・。

その後、弟は単身赴任で転勤先に向かいました。

弟の奥さんも、仕事をしているので、返済は
何とかやっていけそうだから、とのこと。

でも、もっと早くに手を打っておけば・・・
と、弟は後悔してますが。

「姉さんちは、自営業だからいいよなー、
転勤なくて。」

と言われましたが、自営には自営の大変さが
あるんだから。

立場が違えば、苦労も違いますね。


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