ホラー漫画おすすめはコレ!美少女系で超コワいの3連発!
怖いのは苦手なのに、ページをめくる手が止まらなくなるのが「ホラー漫画」。
特に蒸し暑い季節には、背筋がゾクゾク、ヒヤッとするような漫画はどう?とおすすめされる機会も多いんですよね。。
同じことを考える人が多いのか、漫画売り場を覗いてみると、ホラー漫画の多いこと……。
ゾンビや魔物が襲いかかってきて血しぶきがビャーッ!って感じの少年漫画系ばっかりかと思いきや、少女漫画系のホラーものもけっこう多いんですよね。
ホラー漫画って、女の子読者のほうが多いのかな?
そこで、少女コミック誌掲載のホラー漫画、おすすめ3作品を厳選してみました!
おすすめ(1)ワンダーランド 石川 優吾
ファンタジーな絵柄がとってもキュート、でも、ものすごく怖い!
息もつかせぬ展開、アドレナリン全開のパニックホラー。
主人公はどこにでもいる平凡な女子高生。ある朝目を覚ますと、なぜか体がおもちゃの人形くらいのサイズに小さくなっていた!
彼女だけでなく、彼女の家族や、どうやらその周辺の地域に住む人々も小さくなってしまった模様。
こう聞くと、「不思議の国のアリス」のような感じがして、のどかなファンタジー漫画なのかな?と思ってしまいがちですが、実は違う。
猫に襲われたりカラスの群れと戦ったり、まさに死闘の連続。かなりグロテスクなシーンも多く、サバイバル漫画とも言うべき展開となります。
そんな彼女が出会ったのが、ゴスロリっぽい恰好をした謎の美少女”アリス”。彼女の正体は?
ある日突然、自分のまわりの世界が変わったら……キレイな絵が醸し出す不思議な世界観に引き込まれます。
女子高生は果たして、元の体に戻ることができるのでしょうか?!
おすすめ(2)絶叫学級 いしかわえみ
いかにも「少女漫画」といった感じの可愛らしい絵と内容のギャップで怖さ倍増!かなりおすすめです。
黄泉(よみ) という、可愛らしい顔をしていますが下半身がない幽霊の少女が、毎回異なる主人公たちと関わっていくオムニバス形式の漫画。
主人公たちは、ゲーム機が欲しいとか痩せてきれいになりたいとか、いろいろ願い思い悩む平凡な人たち。
学校に住み着き、そんな主人公たちをあざ笑い恐怖へと陥れる黄泉(たまには助けてくれることも)。
なぜそんなことをするのか、何が目的なのか、その辺もよくわからないまま、読んだ後の後味の悪さも、この漫画の魅力なのかもしれません。
少女漫画だというのにかなりグロいシーンも多いので、雰囲気は異なりますが、何となく「笑うせえるすまん」や「スカイハイ」といった漫画を思い起こさせます。
かといって、それほど教訓めいた感じもなく、お仕着せでもなく、けっこう大胆な展開で終わっていくことも多いんです。
怖いけど不思議、読んだ後どんよりした気持ちになるけど、また読みたくなる……中毒必至。
人の不幸を覗き見たくなるというのが、人間の本性、ということなのかもしれません。
おすすめ(3)ゴーストハント いなだ詩穂/小野不由美
小野不由美原作の小説『悪霊シリーズ』のコミカライズ本。
1998年から2010年までの12年間に12巻発刊され、原作の小説と共に多くのファンを持つ大作です。
身の回りで奇妙な出来事が起こるようになった主人公の女子高生が、心霊調査事務所「渋谷サイキックリサーチ」の一風変わった霊能者たちと怪事件解明に奔走する、というもの。
絵は王道の少女漫画といった感じで、一見、読みやすそうな感じがしますが、これが心底怖い。
夜中に読むもんじゃないとわかっていても、つい……。で、怖くて寝られなくなるのが常。
心霊現象などを科学的な角度で解明しようとしたり、IT機器などもふんだんに登場して、ただおどろおどろしく怖いだけでなく、一本筋が通ったような読み応えがあります。
けっこう、勉強になったりもします。
おまけに、SPR(渋谷サイキックリサーチ)の面々、男性陣はみんなイケメン揃い!
キャラクターが魅力的なところも、おすすめポイントです。
まとめ
少女漫画なので、目が大きくて可愛らしい美少女がたくさん登場します。
でも中身はホラー。描写はかなりリアル。
絵はきれいで登場人物は可愛らしいけどストーリーは怖い、そのギャップが「続きが知りたい、もっと読みたい」という気持ちにさせるのかもしれません。
怖い怖いと思いながらもついついはまってしまうホラー漫画。
気がついたら朝、という可能性も……くれぐれも寝不足にはご注意ください!