健康診断前日に食事制限する理由が知りたい!結果に影響出る?
もうすぐ健康診断。
書類が送られてきました。
健康のためにも、大事なことだとわかってはいるんですが、どうも前向きになれないのが健康診断。
時間はかかるし、前もって何時間か食事を抜いておかないとならないし……。
いつも、何かにつけてちょいちょい、ほとんど無意識のうちにスナック菓子とかキャラメルとかつまんじゃってるもんで、”食事制限”と聞いただけでどうも落ち着きません。
でも、どうして、健康診断のときって、食事制限しなきゃならないんでしょう?理由は?
もし何か食べてしまったらどうなるの?
飲み物は飲んでもいいの?
気になるので、調べてみました!
健康診断前日に食事制限をする理由とは?
「朝食を抜いてください」
「前の日の22時までには夕食を済ませてください」
健康診断の案内書に、大抵、そんなことが書いてありますよね。
理由は何なんでしょう?
検査に影響が出るの?
どうやら、出るみたいですね。
一番影響を受けるのは「血液検査」のようです。
健康診断の血液検査では、いろいろな項目について調べるのですが、空腹かどうかで結果に影響がでるものに、糖尿病のリスクを検査する空腹時血糖や脂質異常のリスクを知るための中性脂肪などがあります。
この二つの項目、検査の前に食事をとると、数値が上がってしまうのです。
空腹の状態で調べないと、正しい値なのかどうかわからず、過去の診断結果と比較することもできなくなってしまいます。
ただ単に、何か食べたから数値が上がったのか、何か問題があって上がったのか、判断つかなくなってしまうんですね。
それでは、検査をしたこと自体、無意味なことになってしまいます。
ううむ、ちゃんと理由があるんですね……。
健康診断の10時間前から食事を制限
検査の内容によっては、「検査の5時間前」「検査の3時間前」という場合もあるようですが、大概は「検査の10時間前」が基本のようです。
つまり、健康診断が午前中の10時から、ということなら、その10時間前、前日の夜中の0時から食事を抜く必要があります。
じゃあ0時までなら、目いっぱいお腹いっぱい、何を食べてもいいの?
いやいや、それは……。
確かに、健康診断の案内には、10時間より前の食事のとり方までは書いてありませんが、血液検査の目的を考えると、それはそれで気をつけたいところ。
前の日の夕食も、できる限り、消化のよい、体に優しいものをとるようにしましょう。
消化に時間がかかる脂っこいものや、スパイスをたくさん使った辛いものは避けたほうがよさそうです。
アルコールや、甘いものも控えて、腹八分目くらいにとどめておくようにしましょう。
飲み物も制限されるの?
食事制限は仕方がないとしても、何時間も水分補給しないわけにはいきませんよね。
健康診断の案内書を、もう一度チェックしてみてください。
大抵は「水、麦茶は飲んでもかまいません」とか、水分補給に関することが書かれていると思います。
ジュース類やスポーツドリンクなどは糖分が含まれるため、食事同様、検査に影響が出やすいようです。
コーヒーや紅茶もしかり。カフェインが入ってますからね。
普段、無意識に口に運んでいることが多い飲み物類まで制限されるのは少々辛いですが、せっかくの健康診断ですから、ちゃんと正しい検査をしてもらえるよう、コンディションを整えていきましょう!
水や麦茶を飲む場合も、ゴクゴク飲むのではなく、少しずつ、口の中を湿らせるようにして。
健康診断の直前で喉が乾いたときは、うがいで潤すようにしましょう!
まとめ
食事制限は辛いですが……。
空腹血糖値や中性脂肪の値を正確に知るためには、お腹の中を空っぽにしてゼロの状態で検査を受ける必要があるんですね。
こういう理由なら、仕方ありません。
健康診断のためなら!
辛いですが我慢しましょう!
午前中の早い時間に予約をとることができれば……前の日の夕食を早めにとって、早く寝て、朝食を抜いて、健康診断に挑むことができますので、少しは楽かもしれません。
でも、食事のことばっかり考えてしまってストレス溜めても、健康診断の結果に響きそう。
好きな漫画を読むとか、DVDを観るとか、時間の使い方も工夫したほうがよさそうですね。