りんごは種類によって味が違うの?美味しいリンゴの見分け方とは!
玄関のチャイムが鳴り出てみると見知らぬ夫婦が・・・要件を聞くと青森からりんごを売りに来たと言うのです。トラックに乗っているりんごは「つがる」でした。遠い所からわざわざ来られたし、おじさんがつがるは美味しいというのでひと箱買う事にしました。
近所にスーパー売っているりんごはほとんどが「ふじ」か「王林」です。つがるは聞いたことはあるけれども食べた事はありません。実は私はりんごにどれだけ種類があるか、味に違いがあるのか解りません。せっかくなのでりんごは種類によって味が違うのか調べてみました。
りんごは体に良いの?
りんごは朝食にヨーグルトと一緒に、お弁当のデザート、三時のおやつなど日常的に食べている方も多いのではないでしょうか。実はりんごは病気予防やダイエットなど、身体にとても良いフルーツなのです。欧米では「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言ったことわざまでがあるほどです。
りんごにはカルシウム・食物繊維・ビタミンC・カリウム・有機酸・鉄分が多く含まれて言います。りんごを一日一個食べると動脈硬化症予防、大腸癌予防、糖尿病予防、肥満予防、虫歯予防に良いと言われています。また疲労回復や便秘解消、赤ちゃんの整腸作用、美容にも良い果物です。
りんごの種類によって味が違うの?
りんごは日本だけで約2,000種類、世界では25,000種類もあります。りんごの味や食感はすべて同じと思っていませんか?りんごは種類によって味や食感が違います。そこで日本で代表的なりんごの種類とその特徴をご紹介します。
- ふじ
- 紅玉
- つがる
- 王林
- ジョナゴールド
<収穫時期>
10月末から11月上旬
<味・特徴>
国内1番の生産量です。
果皮は褐紅色の縞があります。
果汁が多くて甘味・酸味・食感のバランスが良い人気品種です。
果肉はやや粗めで、シャキシャキした食感です。
<収穫時期>
10月中旬
<味・特徴>
果皮は鮮やかな濃い紅色です。
果肉はチ密で、甘酸っぱさが特徴です。
お菓子や料理用に最適です。
<収穫時期>
9月中旬〜中旬
<味・特徴>
果皮は赤い皮に紅色の他に、鮮やかな紅色の縞があります。
果汁豊富で甘みが強く、酸味はほとんど感じません。
果肉は硬めでチ密です。
<収穫時期>
10月から11月上旬
<味・特徴>
国内2番の生産量です。
果皮は黄緑色で果点と呼ばれる点が多いです。
独特なりんごの香りがします。
甘味が強くさっぱりとしています。
ヨーグルトに良く合います。
果肉はやや硬めでチ密です。
<収穫時期>
10月中旬
<味・特徴>
果皮には鈍紅色に紅色の縞があります。
果汁が多く甘味が強いです。
反対に酸味が少ないです。
ジュースなどの加工用としても人気です。
果肉はチ密です。
美味しいりんごの選び方
身体に良いフルーツのりんごですが、やはり美味しいりんごを食べたいものです。そこで美味しいリンゴの選び方を紹介します。
- 果皮に張りがあってずっしりと重いりんご
- 果皮が赤く染まっていて軸が太めなりんご
- 果皮のテカテカは熟して甘い
りんごは果実がふっくらとしていて、果皮に張りがあるものを選びましょう。持った時に重みがあるりんごは果汁を豊富に含んでいます。
全体が赤くて、軸が太いものを選びましょう。りんごは日に当たることで赤くなり糖度も増します。軸が太いりんごは、栄養の吸収が良いと言われています。
つがるやジョナゴールドなどは、表面がテカテカしているりんごを選びましょう。このテカテカしているのは、脂肪酸が表面に出てきているものです。熟すにつれて出てくるので表面がテカテカしている方が甘いりんごです。
さいごに
一日一個欧米では「一日一個のりんごは医者を遠ざける」と言われるほどりんごが身体に良いとは驚きでした。りんごダイエットが流行った時期がありましたが、りんごは痩せるのかな?ぐらいにしか思っていませんでした。
今まではちょっとしたおやつや、フルーツもたまには食べたいなと思った時に買う程度でした。色々な種類もあるのでこれからは色々な病気予防に買って健康維持をしたいと思います。