高音で歌いたい!裏声がきれいに出せるようになる練習方法!

50の手習い…
笑われそうですが、
合唱を始めることにしました。

友人に誘われたのが、
きっかけです。

子育ても一段落して、
自分の今後の人生を
楽しみたい…と思ったのです。

行ってみて驚きました。

私よりもずっと高齢の方もおられて、
けれども私より
ずっと若々しく見えたのです。

合唱の効果なのでしょうか?
背筋もピンとして、
笑顔もとても素敵な方々ばかりでした。

ウキウキしながら参加したのですが、
私のパートはソプラノ
ちょっと驚いてしまいました。

確かに若い頃…
声は高かったのですが、
この年齢になって出るでしょうか?

とにかく頑張ってみようと思います。

普段は出さない高音域
挑戦するのですから、
裏声を使わなくてはいけないのです。

かなり疲れます。
先生に指導してもらいながら、
自分でもしっかり練習しようと思います。

裏声について、
教えてもらったこと…調べたこと…
お伝えします。


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裏声とは

裏声とは、
地声から裏返った声のことです。

大体地声の1オクターブ程度上の音程まで
出すことができます。

人は、声を出す際には、
声門と呼ばれる部分の閉鎖の強さ
声帯伸展状態を変えています。

裏声と言われるのは、
声門の閉鎖を弱く声帯の伸展主体
高音を出す発声法です。

日本で裏声と言われる場合、
男声特有のものとみなされることも多く
女性が主に用いる裏声は頭声と呼ばれます。

ここでは、特に区別せず、
頭声裏声の一種として説明していこうと思います。

まず始めに
腹式呼吸裏声を練習しましょう!
と言われました。

腹式呼吸は歌の基本
裏声で出す音域は声量が弱くなりやすいから…
ということです。

腹式呼吸の練習

腹式呼吸の練習方法を説明します。
お腹に意識を集中して行います。

鼻から吸って口から吐きます。
吸う時・吐く時
それぞれ10秒ほどの時間をかけます。

お腹に手を置いて行うと
横隔膜の動きがわかります。
分かりにくければ寝転んでやってみましょう。

10回1セットとして、
1日3セット程度行ってください。

腹式呼吸での発声

腹式呼吸ができるようになったら発声です。

ゆっくり息を吸ったら
吐く前に2秒呼吸を止めます

息を吐くと同時に
「アー」
と声を出します。

少し回数が増えますが、
1セット15回・1日3セット行います。

ここまで出来る様になったら…
次は、少し時間を長くします。

15秒かけて息を吸い
3秒止めます
15秒かけて声を出しながら息を吐きます

無理する必要はありませんが、
毎日続けて練習していきます。

日常生活の中で、
無意識に腹式呼吸をしているようになれば、
理想的です。

裏声の練習

まずは、裏声を出してみましょう。
ホー」「アー」などの声で、
抜けるような声を出しましょう。

リラックスして
喉の奥を閉じないように
下顎や舌の力も抜くようにします。

日常で話す時に、
少し高めの声を出すようにすると
高音が出しやすくなります。

弱くても高音を出せるようになれば、
基礎トレーニングをして、
力強い裏声が出せるようにします。

裏声の基礎練習

基礎練習は、小声で練習します。
小声で出来るので、
家の中でも気軽に練習できます。

リップロール

唇を軽く閉じて少し突き出します。
その状態で息を出すと、
唇がプルプルと振動します。

リラックスして余計な力を抜きましょう。
出来なければ、手で頬を少し持ち上げたり、
唇を湿らせてみます。

唇を振動させることが出来たら、
リップロールをしながら声を出します。

低い声から高い声まで
音程を上げていく下げていく練習を
交互に繰り返します。

タングトリル

舌の先を前歯の裏のあたりにつけて
息を吐きながら、
トゥルルルル」と声を出します。

出来たら音程を上下させます。
地声と裏声の境目で
声が不安定にならないように注意します。

エッジボイス

声帯を閉じて振動させ、
ギシギシしたガラガラの声を
出す方法です。

アー」と声を出したまま
段々と音程を下げていきます。

声帯が震え、ガラガラした
ア”ア”ア”ア”ア”ア”」となってきます。

映画「呪怨」で多用されていた声…
というと分かりやすいでしょうか?

この練習は、
無理に大きな声を出そうとしないでください。

また、喉に痛みを感じたら
すぐに中止しましょう。

小さな声で音程を上下させる

なるべく小さな声で、
地声と裏声を行き来してみます。

地声と裏声が入れ替わる換声点
スムーズに通過できるように意識します。

喉をリラックスさせて声を出します。

最後に

ここまでの練習がうまくできるようになれば、
裏声がきれいに出せるようになっているはずです。

私も、日々のレッスンを怠らずに続け、
合唱団の皆さんについていけるように
しっかりレッスンしたいと思います。

大きな声で歌うことは、
日々のストレスも吹き飛ばしてくれます。

これからの毎日を楽しく過ごせそうです。

皆さんも歌ってみてください!!


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