洗濯しても残る臭い！タオルを重曹でスッキリさせる簡単な方法！
毎日、洗濯しているのに何故か、
タオルに、嫌なニオイが残っている！
そんな経験、ありませんか？
嫌なニオイがするタオルは、
漂白剤に漬ければ、何とかなるのでは？
と、思われがちです。
でも、漂白剤を使うと、
タオル生地が傷みやすいのでは？とか、
色柄物のタオルは、色落ちするのでは？
などといった、心配もつきものです。
そんな時に、オススメなのが重曹です。
重曹とあるテクニックを使って、
嫌なニオイを、取り除く事ができるんです！
そもそも、洗濯しているのに臭う、
嫌なニオイって、どこから来るんでしょう？
私も、このニオイにずっと
悩まされていたので、この際、徹底的に
調べて、実際に試してみました。
タオルのニオイの原因
洗濯した後のタオルに
嫌なニオイが残っている、
その原因はズバリ、雑菌です！
タオルは、他の洋服と違って、例えば
キッチンタオルや、トイレタオル等は
1度拭く度に、洗ったりしませんよね。
濡れた状態というのは、雑菌が一番
繁殖しやすい状態なんです。
梅雨時期に、洗濯物を部屋干しすると、
嫌なニオイがするのと、同じ状態です。
このように、使ったタオルをいちいち
洗濯できない状況や、
部屋干しで、生乾きになった時など、
濡れた状態で、一度付いた雑菌は
なかなかとれません。
その為、その後、何度洗濯を繰り返しても、
嫌なニオイが残ってしまう、
という状況になるのです。
ニオイを取り除こう
そんなニオイを取り除くのに
オススメなのが、重曹での煮沸消毒です。
重曹は別名、炭酸水素ナトリウムです。
ここで発揮する良い性質は、
以下の性質になります。
- 弱アルカリ性
- 程良い硬さの粒子
肌にさほど刺激を与えず、
酸（腐敗臭）を中和します。
粒子が硬すぎない為、タオルを始め
物を傷つけにくいです。
実際の方法
用意する物
- 大き目の鍋（ステンレスかホーロー鍋）
- 水（洗う物が浸る位の量）
- 重曹（大さじ１～３杯）
- 菜箸やトングなど、タオルをつまむもの
アルミ製の鍋は、化学反応で変色するので
使用しないでください。
重曹の量は、洗うタオルの量で
加減してみてください。
因みに、私はタオル１枚を煮沸したので、
大さじ１杯半、入れてみました。
方法
- 鍋に水を入れ、鍋の底から
小さな泡が出る位、お湯が沸いてきたら
重曹を入れます。 - ニオイのするタオルを入れ、
約５～２０分煮沸します。 - こんな色の煮汁が出たら、火を止め
蓋を少しずらして閉め、手を入れても火傷しない位の、
温度になるまで冷まします。 - その後は、タオルのみ取り出して、
洗濯機に放り込んで洗剤も柔軟剤も入れずに、
普通の、洗濯→すすぎ→脱水を行います。 - 必ず、天日干しにしてください。
タオルを入れたら、一気に泡立つので
吹きこぼれないように、すぐに
弱火にしてください。
また、この時間も、ニオイの程度や
タオルの量で、加減してください。
なので、この間は火から離れてはいけません。
１５分間、煮沸した後のタオルです。
ちょっと不安になってきました。
約４０分間、冷ましたタオルです。
すごく、不気味な感じがします。
煮汁の中に、雑菌が混ざっているのでしょうか。
この時、乾燥機能は使用しないでください。
万一、重曹の溶け残りがあった場合、
洗濯機に重曹が入り込むと、
洗濯機が、故障する恐れがあります。
また、一部のドラム式洗濯機では
重曹が使えない物もあります。
説明書をよく読んでから、使用してくださいね。
その場合は、地道に手洗いで洗濯、
すすぎから脱水まで行ってください。
これは、濡れた状態を少しでも
短縮する為です。
まとめ
３時間弱、天日干しした我が家のタオルは
どうなったかというと・・・。
今まで柔軟剤の裏に隠れていた、嫌な
ニオイが、きれいさっぱり取れていました！
洗剤や柔軟剤を使わなくても、
重曹だけでここまでニオイが取れるとは、
正直、驚きました。
このタオル、臭いから、もう捨てようかな、
と思っていたあなた、重曹での煮沸を
是非、試してみてください！