なるほど!そうなんだ!

新聞紙で工作!のびる棒の作り方!

毎日届き、日々溜まっていく新聞紙
皆さんは、どの様に処理していますか?

多分、ちり紙交換や、
リサイクルに出していると言った方が、
多いのではないでしょうか。

でも、ただ不要物として処理するのも、
芸がないような気がしませんか?

私も、古新聞をまとめながら、
何か使い道はないものかと考える事が、
時々ありました。

そんな時、こんな出来事がありました。

私には、保育園に通う甥がいます。
その子がこの間、「のびる棒」が欲しいと、
母親である従妹にねだっていました。

「のびる棒」って何じゃらほい?
などと思って調べてみると、
あれですあれ。

クルクルと巻いた紙に、持ち手がついていて、
それを持って前に振ると、
紙がシュルシュルと伸びる、あの玩具。

「シュート棒」とか、
「ペーパーヨーヨー」とも言います。

縁日や駄菓子屋さんで、売ってますよね。

これです。これ。

何でも、友達が持っていた様で、
それが欲しいと言って、
駄々をこねていた訳です。

それを聞いて、
思わず「え~?」と思ってしまいました。

だって、あれ、
売られてる場が限定的なんですよね。

先にも言った様に、あれが売ってるのは、
お祭りの縁日や、駄菓子屋さん。

スーパーや、ショッピングモールでは、
まず売っていません。

けれど、夏祭りはとっくに終わり、
近場に、駄菓子屋さんなんてありません。

盆踊りにいたっては、
こっちじゃ規模が小さくて、
出店がありません(笑)

面倒な話です。
えらい単純な玩具の分際で。

と、ここまで考えて、「ん?」と思いました。

そう。
あの、「のびる棒」という玩具、
仕組みが簡単なんです。

そして、材料は紙。
そう。紙です。

その時、閃きました。
紙なら、いいものがあります。

冒頭で、使い道はないかと考えていたアレ。
そう、新聞紙です。

「ひょっとして、新聞紙使って作れね?」
そう思い至った訳です。

という訳で、思い至ったら善は急げ。
調べてみると……。

ありました!!
「のびる棒」の作り方。

さっそく、紹介しますので、
小さなお子さんが、身内にいる皆さん。

不要な新聞紙の有効利用も兼ねて、
一つ、一緒に工作など如何ですか(笑)

のびる棒の作り方

材料

  1. 新聞紙
    本当なら、つるつるした紙が良い様ですが、
    新聞紙でも、当然OKです。
  2. ストロー 
    太めのもの、1本。
  3. 割り箸
    1本。
  4. ビニールテープ
    ガムテープでも可。
  5. セロテープ
  6. 厚紙 
    5㎝角が、2枚分取れればOK。
  7. 輪ゴム 
    1つ。

必要なものは、こんな所です。
どれも、常時家にあるものばかり。
難しいものはありません。

作り方

  1. ストローに、割り箸を入れます。
    割り箸は、ストローから少し出ていた方が、
    固定しやすいです。
  2. ビニールテープで、
    割り箸とストローを固定します。
  3. 新聞紙を横長に切り、セロテープで繋ぎます。
    幅は、10㎝~15㎝ぐらいになるようにして、
    長さは4m程度が遊びやすいです。
  4. 2でつくった棒の先に、
    3の端をセロテープで貼って、固定します。
    その後、紙をきつく巻き、輪ゴムで止めます。
  5. 紙の逆流弁を作ります。
    厚紙を丸く切り、切り込みを入れ、
    中央に、ストローが通る穴をくり抜きます。
  6. 補強のため、5と同じものを、2枚作ります。
  7. 4で巻いた紙の下に、弁を取り付けます。
    弁の下を、ビニールテープで巻いて、
    補強したら、完成です。

遊び方

紙に癖がつくまでは、紙を少し緩めて、
輪ゴムをしたまま、遊んでください。

遊び終わったら、きつく巻き直し、
輪ゴムで固定してください。

時間が経って、紙に癖がついたら、
輪ゴムを外して遊べます。

伸びが悪くなったり、遊び終わったりしたら、
きつく巻き直して、輪ゴムで固定してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段、お金を出して手に入れる玩具ですが、
ちょっとした工夫で、
さしたる出費もなく作る事が出来ます。

ついでに、かさばる古新聞の有効活用も。

放っておけば、邪魔な荷物。
でも、考えを変えれば宝の山です。

今回の例の他にも、色々と考えてみると、
面白いかもしれませんね。