彫刻に挑戦したい!石の彫り方をご紹介します♪

先日、家族で近所の野外美術館に遊びに行きました。散策できるように整備された公園にもなっていて、犬の散歩にも丁度良くお気に入りの場所なんです。

野外には至る所に作品が展示されているのですが、不思議な形をしている彫刻作品が多く、センスの欠片もない私は特に意識する事もなくいつも通り過ぎていました。

ところが、遊びに行ったこの日は、石の彫刻体験ができるワークショップが開催されていてちらっと覗いてみました。子ども達がのみとトンカチを持って石を削っているのを見ていたら、なんだか無性にやりたくなってしまったんです(笑)

ワークショップはいつもやっているわけではないので、自宅で出来ないかと思い、石の彫り方について調べて見ました。


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石の彫刻作りで準備すること

まず、石を探す前に道具が必要ですよね。石工職人さんのように本格的にやる場合は、それなりに準備するものも多いですが、初心者の場合で簡単なものを作りたいときに、準備した方がよいものをご紹介します。

最低限用意した方がよい道具

・ハンマー
・のみ、やすり
・石の切断用に使えるのこぎり
・石用の彫刻刀
・使い捨てのマスク、グローブ

ハンマーは扱いやすい軽い物を選びます。ネット通販サイトなどで、石彫り専用の彫刻刀セットが販売されているので、必要に応じて用意しましょう。

初心者に向いている石選び

自宅で石彫りに挑戦する場合、硬い石ではなく彫りやすい柔らかい石を選びます。おすすめなのは、クラフトストーンと呼ばれる滑石です。

彫刻素材で検索すると色々な形のクラフトストーンが販売されているので、作るものに合わせて用意しましょう。

他には、印材として使われる石材で、高麗石またはろう石などと呼ばれている石も、彫刻刀などで彫れるくらい柔らかいのでおすすめです。

柔らかい石を使う場合は、ハンマーやのみを使わなくても、やすりや彫刻刀で十分彫れるようです。石の大きさは、削ったり彫ったりするので作るものよりも大きいサイズの石を選びましょう。

最初から大きな彫刻作品を作ろうとすると、延々と彫る作業が続き大変なので小さい物から挑戦するとよいようです。

石の彫り方を動画で紹介

実際に石ってどのように彫っているのか、動画の方がわかりやすいので載せておきますね。

石の彫り方の基本動画

なんとなくわかりましたか? 動画で使っているのも柔らかい滑石なのですが、彫ったり削ったりしているうちに夢中になりすぎて、気がついたら石が小さくなってそうですね。

そういえば、私が学生の時の話ですが、美術の授業で滑石を自分の手をモデルに彫刻刀で彫って作った事があったのを思い出しました。

自慢じゃありませんが、テスト採点後には毎回担任に呼び出されるような成績で、勉強嫌いな子どもでした。ですが、美術だけは成績良かったなぁと石の彫刻について調べていて思い出しました。楽しかったんですよね、すごく。

最近は、ストーンカービングというバリ島の伝統芸術作品がインテリアとして人気が出ています。石の彫刻タイルで色々な種類があって見るだけでも楽しいです。

ストーンカービングはさすがに職人さんが作るような作品なので、素人ではとても無理です。その代わり板状の石に自分の好きなモチーフを描いて、彫刻刀で彫っていくレリーフ作りがワークショップでも人気があるようですね。

まとめ

彫刻作品を家で作ろうと思っても、実際どうしたらよいかさっぱりわかりませんでした。石の彫刻なんてなおさら家で出来るのかと思いましたが、滑石のような柔らかい石を使えばいいという事がわかりました。

陶芸などもそうですが、作品を作っている時って無心になるのでストレス発散にも実は効果があるんだそうですよ。

動画を見ていたらすぐにでも作りたくなってきたので、早速ホームセンターに行ってきたいと思います。


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