車酔い!子供への対策はココがポイント!
来週末、小学生の息子が所属する
サッカーチームで県外に遠征に
行くんです。
我が家は配車係なので、車の調子も
整えておかないと、いけませんよね。
行先は高速道路を使って、片道2時間
ほどかかる場所です。
と、ここで問題発生。
うちの車に乗る予定のチームメイトの中に
車酔いしやすい子供がいる、とのこと。
一応、具合が悪くなってもいいように、
エチケット袋も用意しなくちゃ。
でも、現地に着いてすぐにウォーミング
アップするんだから、具合悪くなったら
かわいそうですよね・・・。
できるなら、車酔いさせないよう快適に
送り届けたいものです。
子供の車酔いしないように、事前にできる
対策を調べてみましたよ♪
なぜ車酔いするの?
車酔いする原因には、耳の鼓膜の奥にある
「三半規管」が関係しています。
まっすぐに人が立っていられるのには
三半規管の働きがあるからなんです。
三半規管は、平衡感覚やバランスを保つ
役目をしています。
三半規管への刺激に対して弱い人は、
平衡感覚を失い、自律神経が乱れます。
その結果、吐き気やめまい、頭痛などの
症状を引き起こすんです。
特に、三半規管の弱い人に表れる代表的な
症状が乗り物酔いなんですよ。
しかし、バランスをとるのには、三半規管
だけではなく、視覚と一緒に脳で統合され
て平衡感覚を保っています。
動いている場所で、ジッと本を読んでいると
酔ってしまうこともありますね。
また、揺れている映像や、3D映像などを
見続けていると、脳が混乱して酔うことも
あります。
揺れていなくても、視覚からの情報で
車酔いを起こすんですね。
車酔いを事前に防ぐ方法
三半規管が発達する小学生頃は、特に
車酔いしやすい年頃なんです。
車酔いしやすい子供が、どんな状況だと
車酔いを誘発しやすくなるかというと、
- いつも乗らないような乗り物に
長い時間乗り続ける - カーブなどが多い道が続く
- 空腹、または満腹
- 睡眠不足
- 暖房などで暑い
- 酔ってしまう不安がある
以上のような状況にならないように
事前に注意しておくことがあります。
- 車に乗る前には空腹や満腹の状態に
ならない程度に、消化の良い食事を
とっておく。 - 疲れを残さないよう、前日の夜は
早めに十分に寝ておく。 - 車に乗る30分前に酔い止めの薬を
飲んでおく。
当日のコンディションを整えるためにも
睡眠不足にならないよう、前日から気を
配っておきましょうね。
大人が気を付けることとは?
では、当日に車の運転をしている時に
車酔いさせないよう気を付けることを
見ていきましょうね。
運転手が気を付けること
- 急カーブや急ブレーキなど、乱暴な運転は
しないようにします。 - 酔いやすい子供は、タイヤの真上や最後尾
座席には乗せないようにする。 - エアコンよりも、窓から自然の風を入れて
閉塞感を与えないようにする。 - 車内は清潔にし、強い匂いのする芳香剤
などは置かないようにする。
車酔いするような車内環境を作らない
ことが、まずは大事ですよね。
大型バスなどに乗る時は、乗る場所にも
配慮しておくといいですね。
子供に促しておくといいこと
- なるべく遠くを見るようにさせ、近くの物を
じっと見るようなことはしないようにする。 - 本を読んだり、携帯ゲームなど一点をジッと
見つめるようなことはしないようにする。 - 運転手になったつもりで、車の動きに
沿うような動作をしてみる。 - 車酔いのサインを見逃さず、少しでも
具合が悪くなったら、伝えるようにする。眠くないのにあくびが多くなるのは、
車酔いの兆候の可能性があります。
事前にできる準備と、当日の運転や子供の
様子を見極めておくことが重要です。
それでも、車酔いしてしまったなら、
慌てずに対処しましょうね。
車酔いしてしまったら?
車酔いしてしまった!と子供自身が気づいた
頃には、気持ちが悪くてどうしていいのか
わからないことでしょう。
様子が変だな、と気が付いたら、このように
対処してみましょうね。
- 車の窓を開け、外の空気を入れて顔などに
風を当てさせる。 - 窓の外を見て、景色を見るようにさせる。
- 体を横にして寝かせる。
- ベルトやボタンなど苦しくないように
緩めておく。 - 自分の親指を15秒ほど強く噛ませる。
親指第一関節辺りの神経は、耳や目の神経と
つながっています。
強めに嚙んで刺激することで、吐き気を
和らげる、とも言われていますよ。
まとめ
実は、今度車に乗せる子なのですが、
1時間ほどかかる大会場所に行った時も
酔ってしまったんです。
吐き気が酷く、午前中の試合はベンチで
過ごしたんです。
来週の遠征では、更に長い距離の移動で
子供も不安になるでしょうね。
でも、「車に酔ってしまう」という強い
思い込みは、車酔いを引き寄せます。
大丈夫だよ、と子供にも暗示をかけるよう
気を配るのも大事ですよね。
車酔いを忘れてしまうぐらい、車内が楽しい
雰囲気になるようにしたいですね♪