畳ベッドのカビ対策!ポイントは清潔と湿気♪

私の夫は、睡眠の環境に関しては少々うるさいです。夜中のアナログ時計のカチカチという音が気になったり、ベッドのマットレスの硬さが合わないとか。

寝る環境にはそんなに左右されない私にとっては、どれも気にならないものな訳ですが、夫にしてみるとそうもいかない様子です。よく眠れないのは、本当にストレスになりますよね。

そろそろベッドも買い替え時だし、今度はシンプルに布団を敷いて寝るのもいいかなと考えていたのですが、畳のベッドが良さそうだという話になったんです。とはいえ、畳は梅雨時にカビが生えやすいのが気になりますよね。

畳ベッドのカビ対策はどうしたらいい?少々面倒くさがりな私にでもしっかり管理できるのか、購入前に調べてみました。


スポンサードリンク




畳にカビが生えるのはナゼ?

畳は、日本の風土に深く根差している文化で約1,500年もの歴史があります。畳の持つ独特な香りや、ざらっとした感触に無条件で落ち着く気持がするのは、やはり日本人だからなのでしょうか。

畳の原料である「い草」には、こんな性質があります。

  • 吸湿性が高く、乾燥している時には溜め込んだ水分を放出する。
  • 二酸化炭素やホルムアルデヒドを吸着し、空気を浄化する。
  • 香りによって、森林浴効果と癒し効果が得られる。

このように、畳のある生活は大きなメリットがあるのですが、ある条件が揃うとメリットも一転してデメリットとなってしまうんです。

湿度の継続で水分を溜め込みすぎてしまう!

畳は、湿度の高い状態が継続すると水分を放出する機会を失って水分を溜め込んでしまいます。

カビが好む環境には、以下のような条件があります。

  • 湿度70~80%
  • 温度20~30℃
  • 養分となるたんぱく質が豊富な場所

実は、この条件が見事にそろってしまうのが梅雨や台風の時期になります。温度や質ももさることながら、畳ベッドにはカビの好む養分の元があります。毎晩寝ている間にも、体の皮膚や頭皮のフケ、ほこりなどが枕やシーツなどに付着していることになるんですね。

特に気を付けなければいけないのは梅雨や台風など雨の多いジメジメした時期ですが、普段から畳ベッドにカビが生えないようにカビ対策をしておくことが必須です。

畳ベッドのカビ対策とは?

畳ベッドのカビ対策とは、大まかに言って「清潔」「除湿」の2つです。では、具体的に見ていきましょうね。

シーツはこまめに洗濯する

日本人は、2~3週間に1度シーツを洗濯する人が多いと言われているのですが、理想なのは1週間に1度です。家族が多いと、シーツのような大きな洗濯物は大変ですが、できるだけこまめに洗濯するように心がけましょう。

畳ベッドはまめに掃除機をかける

いつも清潔な状態を心がけるよう、掃除機で掃除するようにしましょう。

布団は定期的に干す

晴れた日が続くタイミングや布団乾燥機などで、布団を干して乾燥させましょう。湿気の多い布団は畳に水分を与える原因になります。

布団やマットレスは毎日畳の部分から上げる

毎朝起床したら、布団やマットレスの片側をもってひっくり返しておく、畳ベッドの表面に布団が接しないようにしておくなど、通気性を良くしておくようにします。万年床はカビの元ですよ。

まとめ

畳ベッドを購入するにあたって、梅雨や台風の時期にいかにベッドをジメジメさせないようにするかがポイントですね。

シーツの洗濯は1週間に1度が無理でも2週間に1度でもできる時にやろう、布団乾燥機もあるのだからなるべくこまめにやろう、毎日布団やマットレスは畳の部分から離して置くようにしよう、掃除をするタイミングでついでにベッドにも掃除機をかけよう、と今まで通りよりも少し気にすることが増えましたが、これぐらいなら何とかなりそうです。

今回調べてみて、改めて寝室の環境にも目を向けるきっかけになりました。清潔を心掛けて、畳ベッドのカビはシャットアウトしてやろうと思います!


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ