水彩画の紙がふやける?綺麗に書く3つのコツ!

娘の夏休みの宿題は水彩画
絵が好きな娘にとっては、楽しみな
宿題でもあるようですが。

「紙がふやけてデコボコになっちゃうのは、
 どうしたら直るの?」

今日はこんな質問をしてきました。

おおっ、小学生なりに出来栄えを
気にしてそんなことまでこだわってるとは!

ママはそんなこと気にしたこともない
子どもでしたけどね。(笑)

b6e9f92aece432b5af3b52471d9c1b0c-300x300

せっかくこだわってる様子なので、
画用紙を波打たせない方法なんてあるのか、
調べてみることにしました。


スポンサードリンク




なんでふやけてしまうの?

水で溶いた絵具を塗る場合、紙に水が染み込んで
ふやけてしまいます。
ふやける原因は、紙の厚さにあるようです。

ある程度の厚味(400g/㎡程度)があれば、
多少たっぷりと水を使って描いても、
ふやけることはありません。

一般的に市販されている
水彩画専用の画用紙は、
150~650g/㎡くらいの厚さですが、

300g/㎡以下だと、
ふやけてしまうことが多いようです。

普通の文房具店で扱っているのは
この程度の厚みのものが多く、

ふやけない厚さの紙は、
専門の画材屋さんでないと
なかなか置いていないかも。

通常、小学校などで宿題用に渡される紙は、
190g/㎡程度。

これでは普通に絵具を使ったら、
紙は反り返ったり、波打ったり
してしまいますね。

描く前に対策を施す必要があります。

水張りとは

紙がふやけて波打たないようにするための
作業で代表的なものが、「水張り」です。

パネルと刷毛
そして水張り用のテープを用意します。

刷毛でたっぷりと水を含ませた画用紙を
パネルに貼ります。

そのまま乾かすと、
ピーンと貼った状態になりますので、
製作しやすくなります

簡易水張り

便利な水張りですが、
乾かすのに時間がかかりますので、
時間がないときは不便。

そこでもう少し簡単な「簡易水張り」
という方法もありました。

この場合、刷毛で濡らすのは紙の裏側だけ
あとはテープでパネルに固定しますが、
表は濡らしていないので、すぐに製作できます

それでも気になる場合は、
予め乾いた画用紙にデッサンだけをしておいて、
水張りしてから色を塗っても良いでしょう。

押し花みたいに押してみる

画用紙ではなくスケッチブックの場合、
パネルに水張りすることができません。

通常は、綴じられた辺の反対側をクリップで
止めて使ったりしますが、これではやっぱり
あとでボコボコになってしまいます。

そこで、絵を描いた面の裏側を濡らして
2枚の板の間にはさみ、その上から
本など重いものを置いて一晩置きます。

紙は押し花のように
ピンと張ることことができます

最後に

色々調べてみましたが、
子どもでも手軽にできそうだったので
押し花のように押してみる方法で試しました。

なかなかきれいになりましたよ!

これまで、描いた絵を褒めたり感心したり、
わが子のお絵かきを楽しんできました。

後から見て楽しめるように、
ファイルに綴じて保管していますが、
波打ってしまったものは保管も結構大変

この方法で波打たなくなった画用紙なら、
綴じるアイデアも色々出てくるし、
保管もぐっと楽になりますね。

これからも楽しい絵を
たくさん描いてくれるかな。

542e47fbf9e928cde47792044c0d7743-300x225


スポンサードリンク



あわせて読みたい関連記事

サブコンテンツ

このページの先頭へ