気温が服装調整の目安に?赤ちゃんが嬉しい着方はコレ!
産院で同じ時期に出産したママ友が、生後4ヶ月の赤ちゃんを連れて遊びに来てくれました。まだ5月とはいえ、外はかなり暑くて夏っぽい天気。
そんな中ベビーカーにいた赤ちゃんは、頭に綿帽子をかぶり、肌着の上に重ねた長袖のカバーオールに、かわいい靴下、その上、肌かけ用おくるみを被せられていました。
「赤ちゃん、暑そうじゃない?」
と聞くと、
「まだ5月だしと思ってね。暑いかな?赤ちゃんの着せ方ってよく分からないの。先輩ママ、教えて!」と困り顔。
彼女にとっては第一子。私も三人目の子育て中ですが、赤ちゃんへの洋服の着せ方は、確かに悩みどころです。
そこで、気温を服装調整の目安にするなら、どんなコーディネートがいいかを調べて、彼女に報告することにしました。
目次
気温を目安にするなら?
お部屋で過ごす事が多い1歳前までは、エアコンで室内の温度管理が出来ます。
冬場でも暖房で20度位には室内を保てますし、特に赤ちゃんは汗かきですから、服装調整で気になるのは、夏場の方かもしれません。
20度以上25度以下
- 新生児から5ヶ月頃
- 6ヶ月以降
寒くも無いので、寝ている時はお腹にバスタオルを一枚かける程度で良いでしょう。重ね着は、
生後2ヶ月までは、大人と同じ枚数で、生後3ヶ月からは、大人より一枚少ない枚数で
が基本のようです。
まだ寝てる時間が多い時期は、この肌がけタオルも衣服一枚分としてカウントしましょう。
首が座る様になれば、頭からかぶせるタイプのシャツを着せられます。ズボンはさらっとした生地で通気性が良い子供用甚平がお勧めです。
25度以上
室内でもかなり暑く感じる気温です。肌着の上にシャツと言う重ね着は、半袖であっても汗をかく位の暑さです。
- 新生児から5ヶ月ころ
- 6ヶ月以降
肌着一枚の場合は、足をバタつかせてもお腹が出ないよう、裾をスナップボタンで留められるコンビ肌着がお勧めです。
素肌に一枚で着るため、汗を良く吸う素材のものを選びます。
冬でも室内なら素足で
冬場で迷ってしまうのが、靴下。もちろん外へ出掛ける時は、靴下を履かせますが、お部屋の中は暖かく快適なので靴下は脱がせます。
赤ちゃんの素足は、体温を外へ逃す大事な体温調整の役目を果たしているとか。
また、つかまり立ちにつたい歩き、歩き初めに必要なバランス感覚は、素足で過ごした方が身につきやすいそうです。
ですから、足まで包むタイプのカバーオールよりも、ズボンに靴下の組み合わせの方が外と家とで脱ぎ着がし易いですね。
赤ちゃんの様子から服装調整
夏場は、汗疹(あせも)や脱水症状に注意が必要です。また、汗でぬれたままの肌着で寝ると、寝冷えから風邪をひくこともあります。
冬場になれば、布団を蹴飛ばして寝ている赤ちゃんの手足が氷の様に、キンキンに冷えていて心配になることも。
気温も服装を決める目安になりますが、赤ちゃんの様子から暑い寒いを判断することも大切です。
手足で判断はNG
赤ちゃんが暑がっているのか、寒がっているのかの判断では、手足よりもお腹や背中を触ってみるのが良いそうです。
手があたたかいの時は、眠いからで、暑いからとは限りません。暑いか寒いかは、お腹や背中のを触ってみて、適度に温かければ衣服や気温が丁度いいといえます。
赤ちゃんの様子からわかる寒い・暑いとは?
しゃべれない赤ちゃんの「暑いよ」、「寒いよ」のシグナルはこんな具合です。
- 寒がっている時の合図
- 唇が青い
- 身体を震わせて激しく泣く
- 手と足が冷たく血色がわるく青っぽい
- 暑がっている時の合図
- 泣いて顔が真っ赤
- 背中やお腹に汗がびっしょり
大人も肌寒い初夏に屋外プールに入ると、唇が青ざめますね。
激しく泣くことで、熱を作ろうと身体が頑張っているそうです。
お腹や背中も冷たく、手足の末端も冷たいとなると「寒い」状態です。
赤ちゃんは頭に汗をかきやすいですが、背中、お腹部分まで汗ばむなら、相当暑い状態です。
抱っこ汗やスーパーの冷房対策
気温を目安にコーディネートしても、抱っこでスーパーで買い物の場面などでは、こまめな調整が必要です。
抱っこだとお腹部分は密着して汗ばむくらいですが、冷蔵品の冷気で寒いスーパーは、夏仕様の半ズボンだと、抱っこひもから出た腿から先がいかにも寒そう。
こんな時はベビー用のレッグウォーマーが便利です。スーパーから出たら、さっと外せますし、靴下の様に買い物中気が付かずに脱げて落としてしまう心配がありません。
まとめ
「やっぱりあの時着させすぎだったみたいね。汗疹ができちゃったの。」
と、ママ友から先日遊びに来た時のコーディネートを反省したLINEが入りました。確かに一人目だとママも新人ですから戸惑うことも。
私も一人目の時は、風邪をひかせまいとついつい厚着をさせてしまったような。手を抜いたわけではありませんが、彼女の赤ちゃんとは対照的に、コンビ肌着一枚で堂々と寝ていた私の三番目の娘。
一人目時代がなんだか懐かしく思えてきました。