歯ぎしりが発覚!治し方や睡眠中の対策

先日、睡眠中に「ギリギリ」という謎の音に起こされたんですね。凄く近くで、かなり大きな音を立てていて、気になってすぐ調べたんです。なんと、その正体は…「子供の歯ぎしりだったんです!」

今まで歯ぎしりって「大人が睡眠中にするもの」って思っていました。だから子供が睡眠中に歯ぎしりをする。という事に凄くビックリしたんですね。また姉弟の中で、睡眠中に誰も歯ぎしりを耳にした無かった事がないだけに、余計に衝撃を受けました。

それをきっかけに、今回は「歯ぎしり」について色々と調べてみました。


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歯ぎしりの種類について

大きく分けて3種類あります。これらにも様々な特徴があります。歯ぎしりは放っておくと、筋肉の緊張から、肩こりや頭痛に繋がりますので、一度しっかり向き合ってみて下さい。

グラインディング

歯ぎしりの代表格。強い力で上下の歯を擦り合わせます。睡眠中に多く発生し、無意識である事から自覚が少ない。

クレンチング

スポーツなどで力を入れる時に、強く歯を食いしばる感覚です。音はしないので歯ぎしりとは分かりにくいですね。

タッピング

カチカチと上下の歯を合わせる歯ぎしりの事です。歯ぎしりの中では、一番少ないタイプで、顎などに加わる力も少ないと言われている。

歯ぎしりをする原因

歯ぎしりに至る理由としては、様々な事が考えられますが、明確に理由が分からない事もあるんですよね。ここでは主な要因となる事を4つご紹介します。

1、子供特融の症状

乳歯から永久歯に生え変わる場合など、口の嚙み合わせを調整するのが目的で、睡眠中に限らず、自然に行っている場合がほとんどです。主に「吸う」から「噛む」行為へと成長する際、顎の骨格が成長し、乳歯の歯に隙間が生まれます。それを整えようと自然とする行為が歯ぎしりなんですね。成長に伴い、嚙み合わせの位置調整をしているそうで、10歳ぐらいまで続くそうです。

2、歯の組み合わせ

一部の歯が高さが違う場合など、永久歯に生え変わる際や歯医者さんなどで詰め物をした後などに起こりやすいそうです。主に歯の組み合わせや歯並びが悪いと歯ぎしりが起こり易くなります。

3、ストレス

最も多い歯ぎしりの原因の一つとして考えられています。睡眠中に無意識で行われている事から、そこでストレスを解消している。と考えられています。これは大人だけでなく、子供にも当てはまる症状です。先の子供の成長における歯ぎしりとはパターンが異なりますので十分な注意が必要です。
もし、心当たりがある場合は「歯や歯茎からの出血、又は傷めてしまう」場合がある為、早めに歯医者さんに掛かり、改善する事をおススメします。

子供の場合のストレスサイン

  • 発熱や腹痛が起き易くなる
  • 爪を噛む癖がある
  • 感情の起伏が激しくなる
  • 急に甘えるなど、赤ちゃん返りをする
  • おねしょなどを繰り返したり、トイレに行けなくなる
  • 幼稚園や学校に行きたくなくなる

こんな症状が見られる時には、子供に対してもっと時間を使って、一緒にストレス発散をしましょう。早期に見つけて治してあげる事で、歯ぎしりによる歯への負担が減らす事が出来ます。

4、生活習慣

喫煙やお酒など嗜好品を好む方は発生し易いそうです。歯ぎしりに至るまでの主な原因は分かっておりませんが、眠りが浅いと発生し易くなります。特に依存度が高い方などは注意される事をおススメします。

歯ぎしりの治し方

もし、歯ぎしりの改善を希望される方はお近くの歯医者さんへ相談してみると良いでしょう。勿論、各歯医者さんによってアプローチ方法は異なると思いますが、ざっと治療方法を上げてみます。

スプリント療法(マウスピース)

ナイトガードと呼ばれる就寝時専用のマウスピースを装着します。歯ぎしりの防止・負担軽減になります。費用的には約1000円~5000円程。通常のスポーツ用のマウスピースだと、1~2万円程度するそうです。

インターネットなどにも取り扱いがありますが、歯ぎしりの種類やサイズや歯並びなど、素人には難しい問題がありますので、歯医者さんで相談する事をおススメします。

一番、オーソドックスな治し方ですが、毎日使用する物ですので、毎日欠かさず手入れする事が必要になってきます。

歯科矯正

主に、ワイヤー矯正とマウスピース矯正という2つの方法があります。私も幼少時にワイヤー矯正をしていましたが、慣れるまでの数日は「噛む」という行為が痛くて出来なかった思い出があります。

また、1週間に1度の通院と割と頻度が高い事。激しいスポーツをすると、衝撃でワイヤーが取れてしまう事が多々ありました。その度に、病院に行かなければいけませんでしたので、非常に面倒な思い出があります。

しかし、近年ではマウスピースによる矯正が主になっているみたいです。透明なマウスピース(歯形)の為に、全然目立たないですし見た目も分からないので、非常に良いですよね。

矯正の費用的には、様々ありますが、約10万円~150万円と幅が大きいです。症状によって大きく分かれるので、幾つか歯医者さんを訪ねてみて良いと思います。

ストレス解消

歯ぎしりでストレスを解消するより、スポーツやジムなどで体を動かす行為は、体幹も同時に鍛える事が出来ますので、幾度も良いと言えます。コロナ禍でなかなか運動する機会が減っている人には、ランニングやジョギングをまずは初めてみる。というのも手法かもしれません。

まとめ

子供の歯ぎしりを心配して、色々と治し方を調べましたが、まずは問題なさそうで安心しました。普段、私たちが気が付かないだけで、実に約4割の子供が歯ぎしりをしているって、衝撃ですね。

歯ぎしりが目立つのが睡眠中だけであって、起きている時に「もごもご」「いー」って、している光景がありますよね。これもまた歯ぎしり行為という事を知りました。

特に睡眠中の歯ぎしりは、自分ではなかなか気が付かないかもしれませんが、もし家族観・夫婦間・パートナー・同僚など、様々なシーンで指摘される事があれば、他人事と思わず、一度向き合ってみて下さいね。


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