正月には着物を!男性用の色のおすすめは?

たまには着物を着てみようかなと思って、息子の小学校の卒業式に実に7年ぶりに着付けをして行きました。久しぶりの着物は、数年前に着た時と同じでやっぱり身動きがとりにくいし、お腹が苦しいし・・・。

でも、めったに見ない着物姿に、周りの人の「きれいね」とおだててくれるものだから、お世事だとはわかっていてもついつい嬉しくなってしまいます。それに気をよくして、お正月にも着物を着て初詣に行ってみたいなと考えています。

そこに便乗してきたのが、我が夫です。自分もお正月に着物を着てみたかたんだ、と。男性で着物を着る人って、この辺ではなかなか居ないし、どんな着物を選べばいいものかよくわかりません。

男性がお正月に着るための着物とは、どんな色のものを選ぶといいの?この機会に少し調べてみることにしました。


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お正月の男性用の着物はどんなものがいい?

現代では、普段から着物を着る男性は全体から見れば少数派になりましたが、お正月の機会にせっかくだから着物を着てみよう、と思う人も増えてきています。

洋服を着る文化が定着するまでの日本では、着物が普段着でした。その頃は、新しい年を迎えるお正月には着物を新調する「着衣始(きせはじめ)」という習わしがありました。

現代では、お正月に洋服を新調するということはあまりなくなりましたが、ここぞという時には新しい服を買ったりおしゃれをしたりすることもありますよね。昔の人にしてみれば、お正月は1年のうちでとても大切な行事だったので、新しい着物を仕立てて着て過ごすことがいいとされていたんですね。

男性が着物を着る時には、シチュエーションによっては紋付き袴などの正装しなければならない場合もありますが、お正月を過ごす時には「外出着」の着物を着用することになります。初詣や新年会などであれば、基本は長着に羽織というスタイルになります。

現代では着物の外出着の決まりはあまりなく、着る人の好みやセンスで自由な着こなしをしてもいいとされています。上級者になると、ブーツや襦袢の代わりにスタンドカーラーのシャツを合わせて着る人もいますよ。

お正月に着る男性用着物の色とは?

基本的には、長着と羽織は同じ色、同じ生地で合わせてきているのが定番でしたが、今は長着と羽織をわざと別の色、生地にしてコーディネートするのもアリなんです。とはいえ、同色でのスタンダードな組み合わせもすっきりとして素敵ですよ。

男性用着物を選ぶ時に、どんな色を選ぶといいのか迷うものですよね。では、お正月にもおすすめの男性用着物の色を見ていきましょうね。

おすすめの4色

着物の色を選ぶ時には、あまり堅苦しく考えずにスーツとネクタイ、ベルトを選ぶ感覚で気軽に選んでみましょう。と言っても、なかなか着物の初心者には難しいものですよね。どんな色を選ぶといいのか、目安を紹介していきますね。

  • 定番の色は
    着物の入門編にはおすすめの色になります。日本人の肌の色によく合い、定番色となっていますよ。
  • 大人っぽくしたいならグレー
    涼やかで上品なイメージなので大人っぽく着こなすことができます。
  • おしゃれ度アップの茶色
    粋で渋い感じに着こなせます。
  • モードな雰囲気の
    シンプルな黒だとスッキリとして見えますよ。

帯の色で印象が驚くほど変化する!

ここで、ポイントになるのが腰に締める帯の色です。どちらかというと、紹介したおすすめの色はどれも洋服で例えてもスタンダードな色になりますよね。選んだ帯によって印象が変わるのが着物の楽しいところです。

  • 着物の同系の濃淡色で帯を選ぶと、スッキリとした印象になる。
  • 着物と反対の色の帯を選ぶと、明るく華やかな印象となる。
  • 薄い色の着物の場合には、帯を強めの色にするとびしっと締まる。

着物は定番色でも、帯の色で自分らしさを楽しむことができるのはいいですよね。

まとめ

夫は40代なので、今のおしゃれというよりもこれから熟年になっても長く着られるような着物を選びたいと考えています。

顔立ちやイメージ的には、黒というより紺かグレーという雰囲気です。でも、紺にするとやや落ち着きすぎてしまう感があるので、グレーにしてみようかな、と言っていました。

帯の色、どんなの選ぶんだろうな・・・と思っているのですが、着物のグレーは薄めの色なので帯は強めの色にするとよさそうですね。そうやって着物の色のことを決めていくと、どんどんイメージが膨らんでいきますね。

お正月に着物を着て初詣に行くのも、現実になりそうです。


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