歌を上達させる方法とは?高音をスッキリ出すコツはコレ♪
先日、中学生の娘と一緒にカラオケに行った時のことです。
アイドルにキャーキャー言わない娘、選曲はもっぱらボカロソング。いつも娘のイヤホンから流れている曲は「歌い手」さんと呼ばれるアーティストのものが多いんです。
合唱部の娘は、さすが練習の賜物で、音域が広いんです。苦も無く簡単に、高音を出している姿は聞いていて気持ちがいいものですね。
一方、私は高音が出なくて声がカスカス。娘が羨ましい!
「もっと、喉を開かなくちゃー。」と娘に言われても、その感覚がよくわからない。
ストレス発散に来てるのに、何だかこれじゃあ不完全燃焼です。高音の歌を歌いこなすためには、どんな練習をしたらいいのか、娘に教えてもらいました♪
歌を上達させるには喉を開くイメージを作る
高音を出す時、喉が苦しくなりませんか?
高い音になればなるほど、声を絞り出して喉のスペースが狭くなりがちです。
喉を絞って声を出すと、高音に行くほど音程が不安定になりますよね。喉を絞って負担をかけると、声帯を傷める原因になります。
しかし、逆に喉(声帯)を広げて声を出すと高音が出しやすくなるんです。
声帯を広げる?
ちょっとイメージが湧きませんよね。
「喉を開く」ってどういうイメージなのか娘に聞いてみたところ、「大きなあくびをした時に、喉の奥からパカッと開いてる感じ。」とのことでした。
確かに、大あくびをしてみると、実にわかりやすい!でも、この状態で歌うのって、これまた難しそうですよね。
では、声帯を開いて歌うには、どんな練習をしたらいいのか見てみましょうね。
高音をスッキリ出す為に声帯を開く練習
声帯をどうやって開いて声を出すのかその感覚って掴みにくいですよね。
実は声帯が開いて震える感覚、というのは誰でもわかるんですよ。それは、低い声で「あ゛ーーーー・・・」と引っ張って声を出してみることなんです。
まるでホラー映画の呻き声のようですが喉が転がるような感覚がしませんか?
喉の奥までスペースができ、コロコロと喉が鳴るような感覚が、まさに声帯が開き響いている状態なんです。
声帯を開いて低い声を出す感覚がわかってきたら、高い音を出す練習をしていきます。
声帯を開いて高音を出す
声帯が開いて低い声が出るようになったら「喉で歌う」ことがなくなります。喉を強く締め、喉の調節で声を出すのではなくて、お腹から息を出すことで声を出すようにしますよ。
よく言う「お腹から声を出す」という状態です。ここで必要になってくるのが、腹式呼吸です。
とはいえ、喉が開いた状態だと、お腹から息を出すほかはありません。腹式呼吸は、お腹に力を入れながら息を吐く呼吸方法です。
ちなみに、合唱部の娘はお腹に力を入れると腹筋がものすごくカチカチに固くなります。
運動部並みの腹筋を使って歌っているため安定した声が出し続けられるのですよ。いきなり高い音を出すのは難しいので、低い音から少しずつ高くしていきましょう。
先ほどの、声帯が開いて響く感覚を保ったままで、音が鼻に抜けるイメージで声を出します。
お腹の底から息を出して、鼻腔に響かせるように声を出すと、しっかりした高音が出るんですよ。
「歌を上達させる方法とは?高音をスッキリ出すコツはコレ♪」まとめ
今まで、必ずと言っていいほど、高音のパートになると声が上ずってしまっていました。
その上、喉が痛くなるので、低い声までも不安定な音程になることが多かったんです。
私の場合、喉に力を入れて高音続きの歌を歌えるのは、3曲ほどです。喉が弱いんだとばっかり思ってましたが違ったんですね。
声帯を開く感覚は、やってみて結構すぐにわかりました。ここから、安定した高音を出すには、やはり腹筋なのかもしれません。
腹筋を意識しているので、お腹が疲れますがインナーマッスルを鍛える効果もあって引き締めにもいいみたいです♪