会社のお昼休みに、同じ部署の人とランチをしていた時の事です。やはり主婦のランチの話題と言えば、ご主人か子供の話に花が咲きますね。そこで、小学生の息子さんを持つ後輩が、こんな相談をしてきました。
学校の保健指導で、猫背を指摘されたそうです。一度病院に行くように言われたらしいのです。自分の息子が猫背とは思っていなかった様で、どのように子供の猫背を矯正したら良いか解らないと言うので、一緒に調べてみました。
子供は猫背が何故増加中?!
最近の子供の3人に1人は猫背という事をご存じでしょうか?ではなぜ猫背の子供達が増加しているのでしょうか?主な原因は主に下記の3つです。
- ゲームやスマートフォンの利用で姿勢が悪くなっている
- 運動不足による筋力の低下している
- 勉強や授業中の姿勢が悪くなっている
最近は1歳未満の子供にも、泣き止むからと言ってスマートフォンの動画を見せるご両親が増えています。小さいうちから、ゲームやスマートフォンを利用していて、姿勢が悪くなっている子供達が増えています。
最近は公園に行ってもゲームをしていている子どが増えています。せっかく公園には遊具や自然の物がたくさんあっても、自分達で遊びを考えたり飛び回る子どが減っています。
野球やサッカーなどの筋力が付くスポーツは、運動好きの特定の子供だけになりがちです。運動不足による筋力の低下や、運動より英語や塾などの勉強に力を入れているご両親が増えているのも原因のひとつです。
居間やキッチンなどの皆がくつろぐスペースで勉強をする子供は、成績が良いと言ったデーターをテレビで放送されているのをよく見ます。
その影響で、居間やキッチンなどで勉強をしている子供たちが増加しています。成績が上がるのは良い事ですが、居間やキッチンなどの机や椅子は子供達のサイズにあっていますか?合わない机や椅子に長時間座る事によって姿勢が悪くなってしまします。
猫背の子供を矯正するには?!
子供の猫背を矯正したいと思っても、猫背の子供を矯正するには、具体的にどうしたら良いのでしょうか?
- 子供専用知識がある整骨院や整体を選ぶようにする
- 姿勢矯正椅子やベルトを利用する
- ストレッチをする
まずは一度病院で診察を受けてみましょう。その時に注意していただきたいのは、子供専用の知識があるかどうかです。大人の猫背と子供の猫背は、違いがあります。基本的に子供は言う事を聞きません。大人と同じようなやり方をしても、続かなかったり嫌がったりするので、子供専用の知識のある病院で治療して下さい。
猫背にはやはり姿勢矯正ベルトや椅子利用すると良いでしょう。但し、姿勢矯正椅子やベルトは長時間使用すると疲れてしまったり、ベルトを取ると元に戻ったりします。矯正自体を嫌がる場合もあります。ですから、短時間だけなどと時間を決めて使用すると良いです。
背骨や肩甲骨を動かすストレッチや、股関節や脚の裏面を柔らかくするストレッチをしましょう。まず筋肉を柔らかくしましょう。ストレッチを続ける事により、筋力アップにもつながります。
さいごに
私も職業柄、猫背による肩こり、首凝り、背中の痛み、頭痛に悩まされています。ヒドイ時は、整骨院や整体に通っています。自分で意識をして姿勢を正すのは中々難しくて、姿勢矯正ベルトを使用しています。お風呂上りにストレッチをすると、凝りは楽になりますが、毎日続ける事が出来ません。
まして子供の場合は、毎日必ずやる事は難しいと思います。そんな時は、「ママも一緒にやってみよう」、「姿勢が良いからカッコイイね」などとやはり褒めてあげる事が一番です。そんな風に声かけをする事により、子供のやる気を促進します。子供を上手に褒めて猫背を矯正して下さいね。