換気扇掃除!セスキ炭酸ソーダペーストで頑固な汚れも♫

毎年12月になる頃に、キッチンを使いながらうっすら頭をよぎるのは年末の大掃除のこと。前の年の掃除の大変さを思い出し、今年こそはいい方法を見つけなければと思うのですが、結局毎年悪戦苦闘しています。

特に、掃除が大変なのがキッチンの換気扇の掃除なんですよね。我が家の食べ盛りの中学生男子の大好物、揚げ物を連発した1年の集大成が換気扇に付着してるんですから。

去年は、市販の油汚れ用の洗剤の使い方が悪かったのか、満足いくような掃除ができなかったので、今年は何かと話題になっている「セスキ炭酸ソーダ」を使ってみようかと考えています。

とはいえ、セスキ炭酸ソーダとはどうやって使うものなのか、全然わかりません。この機会に、換気扇掃除に効果的なセスキ炭酸ソーダの使い方について調べてみましたよ。


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セスキ炭酸ソーダとは?

セスキ炭酸ソーダとは、炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの比が1:1で構成される無機化合物です。テトラトリタ炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウムとも言います。

界面活性剤の入った市販の合成洗剤に比べて環境にやさしく安全性も高いことから、小さな子供のいる家庭にもおすすめの汚れ落としです。セスキ炭酸ソーダは、汚れ落としても重宝されている重曹よりもアルカリ性が高く、汚れを落とすパワーに優れているんですよ。

ちなみに、重曹のアルカリ度はph8.2、セスキ炭酸ソーダはph9.8となるのですが、phの数値が1.0上がると10倍、2.0上がると100倍になるので、汚れ落ちの良さも重曹よりもパワーアップ!ということになりますね。

セスキ炭酸ソーダ水で掃除を楽に!

セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、一度作った水溶液は重曹のように固まったりすることがないので、セスキ炭酸ソーダ水を作って常備しておくと、日頃の掃除にも便利なんですよ。

普段のキッチンの掃除には、セスキ炭酸ソーダ水をスプレーして拭き取ることできれいになりますが、溜まった油やホコリが混ざったような汚れには、セスキ炭酸ソーダを40℃~60℃のお湯に溶かして30分ほど浸け置きしておくと、汚れが落としやすくなりますよ。

さらに酷くこびりついた汚れや浸け置き出来ないような部分の汚れには、セスキ炭酸ソーダのペーストを使うと効果的に汚れを落とすことができるんです。

では、セスキ炭酸ソーダペーストの作り方や使い方について、詳しく見ていきましょう。

セスキ炭酸ソーダペーストを使った掃除の仕方

浸け置きのできない場所を掃除したい時には、セスキ炭酸ソーダペーストを塗ってしばらく置き、汚れが浮き上がってきたところでアクリルたわしなどでこすります。

頑固にこびりついた油汚れが、セスキ炭酸ソーダペーストと一緒に剥がれてピカピカになりますよ。

セスキ炭酸ソーダペーストの作り方

用意するもの

  • セスキ大さじ1
  • 粉せっけん大さじ1
  • 水大さじ1

以上の材料を混ぜてペースト状にして使います。

また、粉せっけんとは、洗濯用の粉末洗剤のことではなく石鹸が粉状になったもののことで、例えば以下のような商品になります。

  • シャボン玉 粉石鹸 スノール(シャボン玉石けん)
  • そよ風(ミヨシ石鹸)
  • パックスナチュロン 粉せっけん(パックスナチュロン)
  • しらかば粉せっけん(ねば塾)

揚げ物をあまりしない場合や、普段から油汚れに対して対応できている場合だと、換気扇の掃除にはセスキ炭酸ソーダ水で十分汚れが落ちるのですが、蓄積された汚れが酷い場合にはペーストを使った方がいいですね。

まとめ

毎年思ったようにきれいにならずに苦労してきた換気扇掃除が、楽にきれいになりそうで嬉しい限りです。大掃除まではまだ日にちがありますが、予定のない土日にちょっと試しにやってみようかな、とも考えています。

正直なところ、どれだけきれいになるのか興味もあるのですが、これを機に換気扇を一旦きれいにしておいて、まめにセスキ炭酸ソーダ水で拭き掃除しておけばこんなに苦労しなくていいんだろうな、と。

我が家の油汚れがたくさんついている換気扇、見れば見るほど早めに掃除した方が良さそう。早速セスキ炭酸ソーダと粉せっけんを買ってこようと思います。


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