家具のシールのはがし方!家具素材にあったツールで家をキレイに!
末の息子が今年幼稚園に入園し、長かった幼児期の子育てに一段落がついたので、育児に奔走されて放置していた家の片づけにようやく着手することにしました。
家の中を見渡すと、家具やドアなど、至る所に貼られたシールの数々。子どもがシール大好きっ子で、気がつけば色々な家具に貼られていました。
すぐにはがせばよかったのですが、時間が経つとなかなかキレイにはがれない。。そこで、家具についたシールのはがし方を調べてみることにしました。
目次
シールはがしツールとその使い方
調べると、実に色んなシールのはがし方や技があります。動画を参考に、シールが貼られた家具の素材に合ったはがし方を見てみました。
木材やプラスチック素材の家具に
木材の机やテーブル、プラスチックの衣装ケース、冷蔵庫やテレビなどの家電など、子どもは容赦なくいろんな家具に貼り付けます。
こちらの動画では、家にある身近なもので、シールをはがす方法を紹介しています。
- ハンドクリーム
- お酢
- ドライヤー
シール全体をかぶせるように、上からクリームをぬり、なじませます。時間をおいたら、ふきとってシールをはがしていきます。
木材、プラスチック、電化製品と、どの素材の家具についたシールでも、家具を傷めることなく幅広く使えて便利ですね。
お酢をなじませたコットンやペーパーをシールの上にかぶせてパック。5分程度おいてシールをはがしていきます。
色移りや色落ちなどが心配な木材の場合は、パッチテストのように目立たない部分で試してからトライしてみましょう。
また、すし酢やりんご酢などの甘味があるものはNG。米酢や安価な穀物酢がおすすめです。酢の臭いが気になる方は、ハッカ油やエッセンシャルオイルを適量混ぜると酢臭さが軽減されるようです。
熱でノリのデンプンが溶けることを利用して、ドライヤーでシールをはがします。
窓ガラスやガラス扉のある家具に
窓ガラスやガラス扉のあるリビングボードなどの家具で、ガラスについたシールをはがす方法です。
我が家では、子どものいたずら防止で取り付けたガラス扉のストッパーも、両面テープで取り付けるタイプで、年数がたって劣化してくると、はがすのも厄介に。
下の動画では、スクレッパーというステッカーはがしの道具を紹介しています。車検シールの交換で、車屋さんが使っている道具だそうで、きれいにこそげおとせるようです。
陶器や金属素材の小物に
購入した食器に貼られた値札シールや、椅子のパイプ足部分に子どもが貼ってしまったシールなど、陶器類やガラス瓶、金属製の家具のちょっとしたシールはがしに便利な100円ショップのシールはがし液。
綿棒や専用ヘラもついていて便利ですね。
ふすまなどの紙製の家具に
ふすまは子どもにとって格好のシール貼りスペース。和紙で貼られた小物棚などの家具もあります。
こういった家具類は、シールを無理にはがすと、一緒に表面の紙もはがれて、跡が汚くなり、却って目立つことも。
下の動画では、段ボールについたシール類をはがす方法で、使うのはジッポのオイル。段ボールの表面から綺麗にシールがはがれてくれるので、ふすまでも応用ができそう。
ただ火気厳禁なので、ふすまの近くでたばこを吸ったり、蚊取り線香を焚く習慣のある方、子どもが近くでライターをいじってしまう可能性があるなどの場合は避けましょう。
動画の次の時間に注目すると、はがし方をざっと把握しやすいですよ。1:31辺り:シールを段ボールから何もせずはがした状態が確認できます。
1:38辺り:段ボールの伝票シール全体にオイルを振りかけています。
2:46辺り:シールがきれいにはがれる様子が確認できます。
シールはがし素材と家具素材の組み合わせ
シールをはられた家具の材質にあったはがしツールを使わないと、色移りやシミなど、家具を傷めてしまうこともあるので、注意が必要です。
プラスチックにNGなもの
衣装ケース等のプラスチック材の家具についたシールを落とす場合、以下に挙げたシールはがし素材では、表面が曇ったり、シミになったり、溶けたりする場合もあるそうです。
- 除光液
- シールはがし液
- ベンジン
- シンナー
- ラッカー
電化製品や木材にNGなもの
テレビなどの家電や、フローリング、木材で出来たランドセルラックなどの家具についたシールを、ドライヤーの熱ではがす場合は、熱で家具を傷めてしまうことも。
また、フローリングについたシールをお酢パックではがす場合、ナチュラル掃除で人気のクエン酸は、フローリングの木材を傷めるので、お勧めされていません。
お酢の代用でクエン酸パックを使うのは、避けた方がよさそうです。
さいごに
ハンドクリームで、机にはられたシールをはがしてみると、驚くほどするっととれて感動しました。手荒れが酷い冬場に使い切れなかったハンドクリームが、引き出しに何本か眠っていました。
もういいかな、なんて使い切らずに捨ててしまうこともあったクリームが、意外なところで活躍してくれそう。
今まで、爪でカリカリくらいの技しか知らなかったので、色々と試してみたいなと思いました。