子供にゲームの約束時間を守らせたい!あれこれ方法5選♪

小4の息子を持つ妹が、先日電話で
悩み事を私に相談をしてきました。

悩み事とは、甥っ子のゲーム時間
ゲーム三昧で、歯止めがきかない
のだそうです。

もちろん、ゲームを買う前は、
一日30分だけとルール
決めたようです。

すっかりハマってしまった甥っ子は、
最初の頃こそ守っていたルールも
夏休みを過ぎてからなし崩しに

妹の「ルール違反は、ゲーム無し!」
の脅しも、今や馬耳東風。
暇があればゲームばかりだとか。

友達付合いにもゲームは、
必須だって言うし。

ゲームの事で親子ケンカ
最近疲れちゃって。

宿題とか勉強とかやるべき事は
やってるけど、もっと子供らしい
遊び
しなくていいのかしら?」

妹のぼやきはとめどなく続きます。

そこで、子供にゲームの約束時間を
守らせる方法
について、調べる
ことにしました。


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方法は様々!北風編と太陽編

子供の性格も様々あるように、
その子にあったアプローチ
考える事が重要です。

アプローチは、強権的に時間を
規制するイソップ童話の北風タイプと、

子供が心地よいゲームとの距離感に
焦点を当てた太陽タイプ
2パターンに分かれます。

北風編

親の立場や威厳を使って、
子供のゲーム時間を強制的に
コントロールする方法です。

手っ取り早いですが、子供によっては
別の弊害も出てくることも。
見極めが大切です。

  • ゲームを一時的に取り上げる

    約束時間を守れない場合の
    ペナルティーとして、強制的に
    ゲームを取り上げる方法です。

    即効性はありますが、友達の家に
    入り浸ってゲームを借りる
    万引きするようになる、

    という弊害も考えられます。

  • ゲームを完全没収

    お父様の威厳の見せ場です。

    子供時代、父親がファミコンを
    怒りに任せて庭に叩き投げ、
    木っ端みじんにされた、

    という親御さんもいるのでは?

    強烈な光景と共に、父親の絶対的な
    威厳を感じたり、

    成長してから親の子を思う気持ち
    に感謝した、という体験も聞かれます。

    親になって再現して、上手く行く
    場合は良いですが、しこりが残る
    リスクもあります。

    また、日頃から父親への
    リスペクトに満ちた家庭でないと、
    逆に引かれることも。

太陽編

今度は、イソップ童話の太陽的
アプローチを見てみましょう。

即効性は期待薄ですが、
じっくりと働きかければ、
親子関係もこじれにくく

また、子供の視野を広げたり、
主体的な物事の考え方
身につけさせることも可能です。

  • 子供にルール作りさせる

    親が決めたルールは、はじめは
    ゲーム欲しさに渋々守ってはいても、
    そのうち面倒になります。

    自分で決めたルールなら、破るのも
    格好がつかないので、守ろうと
    頑張れます。

    親の希望をさりげなく提案する事で、
    子供が決めたルールに、親の思いを
    刷り込みます。

    例えば、一日当たりの
    ゲーム時間について。
    親としては40分が上限と思う場合、

    「習い事や勉強を考えると、多くて
    20分じゃない?週末は、少し
    多くてもいい気がするけどね。」

    と、提案してみます。
    「〜しなさい。」はNGです。

    「えー!20分なんて無理。せめて
    30分はないと。その分土日は
    40分にするからね!」

    と、いう具合です。
    自分でルールを決めた、という
    実感が大切です。

    大人の様に自分で自分の行動を
    決める満足感が、今後のルール
    順守につながります。

  • ゲーム以外へ興味を促す

    バーチャルな世界より、現実世界での
    楽しさ、難しさ、達成感を感じられる
    ものを親子で模索してみましょう。

    小刻みに設定されたステージを
    クリアしていく達成感

    ゲーム仲間より、ランクが
    上であることの優越感

    ゲームはそんな心地よい感覚で
    子供たちを虜にしているのかも。

    であれば、それと同等な楽しみが
    他にあれば自然とゲームとの適度な
    距離感
    を保てる様になるのでは?

    スポーツ、キャンプ、釣りに虫捕り、
    将棋、トランプ、工作、こまに折り紙。

    スポーツが苦手で公園行っても
    すぐ飽きてしまうなら、インドア遊び
    だって、親子が楽しければいいのです。

    出来上がった時の達成感
    試行錯誤する難しさを感じながら、

    一緒にやり取りする遊びを
    楽しみましょう。

  • 空き時間には家事を

    暇があればゲームばかり。
    そんなお子様には、是非家事
    してもらいましょう。

    小学校の中・高学年ともなれば、
    お手伝いではなく、主人公で責任
    持ってやってもらいましょう。

    貴方がシェフ(料理担当)
    貴方がダスキン(掃除担当)
    貴方がこんまり(収納・洗濯担当)

    というスタンスで、役目を与えて
    みましょう。

    もちろん、最初は上手くいきませんが、
    一緒に見守りながら回数を重ねれば、
    確実にできる様になります。

    特に料理はお勧めです。

    料理は美味しく出来上がった時の
    達成感、美味しく作る創意工夫に
    試行錯誤の機会が詰まっています。

    出来上がったら、
    「美味しい!また食べたい!」
    と声をかけてあげましょう。

    料理を作った人への最高の褒め言葉
    になります。

    家族からのこの言葉は、自分が役に
    立てているんだ、という自己肯定感
    自信にも繋がってきます。

まとめ

「最近ね、ゲームの約束時間での
親子ゲンカが減ってね。

相変わらず、ゲームは好きだけど、
時間オーバーしないのよ。」

甥っ子の最近の様子を妹に
電話で聞いてみたら、こんな
回答でした。

何がきっかけ?と聞いたところ、
自分のルール作りと料理
功を奏した様です。

まだまだ妹はそばで見守っては
いますが、家族の味噌汁は
出汁取りからできる様になったそう。

なかなかのシェフっぷりです。

みんなから評判の味噌汁。明日の
具材はどんなのがいいか、あれこれ
考える
のが楽しくなった様子。

自分で自分の行動を決定する、
それをコントロールする、
創意工夫する、自信を持つ、

ゲームとの付き合い方
見直して、少し大人に
成長した様です。


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