子供が夜寝ないのはなぜ?1歳児がすんなりと眠るための3つのポイント!

弟の子供は1歳で元気な男の子です。まだあんよはできないものの、ハイハイが上手でわたしを見ると近寄って笑顔をみせてくれるので可愛くてたまりません。でもお嫁さんには育児で悩みがあるようです。

嫁「うちのケンタ、とっても元気でいいのだけれど、子供のくせに寝ないんです。1歳児なんて夜お布団に入ったらすぐ寝るものだと思ってたけど、ケンタはなかなか寝ない子供なんです。」

私「ケンタ君は何時ぐらいに起きるの?」嫁「それが朝寝坊で起きるのは9時ぐらいだけど、起きるとすぐ公園に行きたがるんです。夜よく眠れるように午前中たっぷり公園で遊んでいます。それなのに、なぜ夜寝ないのかしら。お昼寝4時間ぐらいするのに。」

嫁「夜は10時ぐらいにパパが帰ってくるから、その前にお風呂や食事をすませて寝かせて夫婦でゆっくり過ごしたいのに、ケンタが寝ないからイライラしてしまう。」

私「寝かせる時はどうしてるの?」嫁「おもちゃでいつまでも遊んでて、ちっとも寝ないから、しばらく放っておきます。なんとなく眠そうになったら電気を消すんだけど、そうするとわたしのスマホが気になるらしくいたずらするの。」

嫁「隣の部屋ではパパがテレビを見ていて、私もみたいけどがまんして…。夜11時30分ぐらい過ぎるとやっと寝るけど、もうクタクタ。」お嫁さんの声がだんだん暗くなってきました。

私「なんだか大変ね。友達に保育士がいるから相談してみるわ。」


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すんなり寝ないのはどうして?原因は日常生活に!

A子はベテランの保育士さん。自身も2児の母であるA子は、育児相談も担当していてママたちの信頼も厚いそうです。A子にお嫁さんの悩みを伝えると、にっこり笑ってこういいました。

A子「寝ない1歳児の話には、改善ポイントがいっぱいあるわね。よく聞いておいてよ。」

生活リズムの見直し 

A子「この子とっても活発で公園に行くのがすきらしいけど、お昼寝4時間はちょっと長過ぎよ。1歳児のお昼寝の平均は2時間から3時間なのでそれ以上寝すぎると夜寝ない原因になるの。」私「えーそういえばそうかも!」

A子「お昼寝が長い分、遊びに満足していなくて夜もっと遊びたくなるのかもしれないわ。そして遅くても午後3時にはおこすことよ。朝起きるのが遅いのもよくないので7時ぐらいには起こしたほうがいいわ。」

私「なるほど。そういうこともあるのね。」A子「子供の体力や成長によって必要なお昼寝の時間は変わるし、個人差もあるので、よく注意してその子にぴったりのお昼寝時間を見つけてあげることが大事よ。」

寝室のテレビやスマホは禁止

A子「部屋を明るくして遊ばせながら寝るのを待つのは良くないわ。大人だって明るかったら眠れないでしょう。ましてや隣の部屋からテレビの音が聞こえていたらよけいに気になるわね。」

私「それはそうよね。」A子「寝室にスマホを持ち込むのもだめよ。スマホから漏れるブルーライトが睡眠ホルモンを抑制してしまうと言われているの。」私「知らなかったわ!」

眠りの儀式を決める

A子「寝る時にたとえば子守唄をうたってあげる、身体をマッサージしてあげる、優しく体をトントンしてあげるなどの儀式を行うといいわ。毎晩おんなじことをするのがコツよ。」

A子「1歳過ぎたら絵本に興味を持つ子供も出てくるから、お気に入りの絵本を優しく読み聞かせてあげるのもいいわね。灯りはやや暗くして、やや小さめの声でゆっくり本を読んであげてみて。」

私「絵本ね、メモメモ。それと体をトントンしたりマッサージしたりするのね。」A子「1歳児がいやがらないように、優しくトントンしてあげましょう。スピードは子供に応じて調節してあげて。一緒に子守唄をうたってあげるのもいいわね。」

まとめ

A子さんに教わったことをすべてお嫁さんに伝えてあげました。嫁「わたしの育児が間違っていたのね。だから寝ない子供になっちゃったのかもしれないわ。」少し気落ちしている様子でした。

私「はじめから上手に育児をしている人なんていないから大丈夫よ。それより出来る事から見直してみて。」

それから3週間後、再び親子で遊びに来ました。家に来たとたん、お嫁さんがうれしそうにこういいました。嫁「最近、ケンタ、8時には寝るようになったんです。」その表情は以前と違いとっても明るくなっていました。

嫁「朝早く起こして、公園でいっぱい遊んで、お昼寝は2時間で起こすようにしました。そして夜はケンタの体を優しくマッサージしながら、すきなお歌を口ずさんであげるようにしたんです。そしたらすんなり眠るようになって。」

嫁「時にはケンタが絵本を読んでと持ってくることもあります。小声で読んであげるといつのまにか寝ているの。以前よりずっと寝つきがよくなってうれしいです。」

日常生活の改善でケンタ君は「寝ない」子供から「すんなり寝る子」になったようです。これからも育児を頑張ってほしいなとお嫁さんを応援しています。フレーフレー、お嫁さん!


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