初日の出!富士山の山頂は危険?おすすめスポットはココ!

一度は登ってみたいと思っている山の一つ、富士山。ただし、ほとんど登山なんて経験もないのですが、中学生の時の学年行事で長野県の燕岳に登ったことを思い出します。

暗い山の中は木の根っこだらけで、おぼつかない足でつまずきながら夜通し登った後に見たご来光が、やけにありがたく眩しかったことか。これが富士山の山頂から見る初日の出だったら、どんなに素晴らしい体験になるんだろう、と思います。

ちなみに、富士山には高校生の頃に観光バスで5合目まで行ったことはあります。って、こんなこと書いたら、富士山登山を甘く見ているんじゃないの?と笑われそうですよね。

でも、私のように普段から大した体力作りもしていないような人間でも、自分の足で富士山の山頂に初日の出を見に行ってみたいんです。初日の出を見るために富士山の山頂に登るのって、どんな感じなんでしょう?

初心者でも様子がわかる富士山山頂登山について調べてみましたよ。


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冬の富士山はそんなに甘くない?!

夏の開山時期の富士山は、登山道なども整備されているため、それほど難易度は高くないと言われています。一般的には5合目まで車で行き、そこから山頂までは4つのルートがあります。

4つのルートそれぞれに特色があり、5時間~7時間半ほどかけて山頂を目指して歩きます。初めて富士山の山頂に挑戦する初心者でも、山頂まで登りきる可能性が高いと言われているんですよ。

しかし、冬の富士山は別です。夏とは全く違う環境の中で山頂を目指すこととなります。

当たり前だけど寒い!!

富士山の標高は、3,776mです。冬の富士山の気温は、-20℃や-30℃といったかなり低温の環境になります。さらに、風速30mの強風が吹くこともあるんです。

冷たい風が吹きつける地表に積もった雪は、もはや氷となりツルツルのアイスバーンになっています。アイスリンクのような状態になっているような足場の悪い場所で強風に煽られ、滑落事故が起きる可能性もあります。

場所によっては崖のように角度のある斜面もあるため、安易な気持ちで山頂に挑戦するのはとても危険な行為です。夏場の富士山のイメージで、軽装で登山に来る人もいますが、冬の富士山は「白い魔境」「恐怖の雪山」と表現されるほどの山なんです。

実際に冬の富士山の7合目の様子を撮った動画があります。

夏の清々しい山登りとは、とてつもなくかけ離れた厳しい環境での登山になります。まるで、テレビで見るエベレスト登山のドキュメントのようですが、それほどの心構えをして山頂を臨まないと危ない、ということなんですね。

これでは、新年早々命がけの登山になってしまいますね。初心者にはとてもお勧めできません。

でも、富士山の山頂で初日の出が見られなくても、富士山山頂にかかる初日の出「ダイヤモンド富士」が見ることができたら、素晴らしい新年になりそうですよね。

ダイヤモンド富士の初日の出を拝めるスポットとはどこなんでしょうか?

ダイヤモンド富士の初日の出スポット!

実は、ダイヤモンド富士は冬の間の限られた期間にしか見ることができません。見る場所や方角によっても違いますが、大体12月~1月上旬の短い間に見ることができます。

特におすすめのスポットを紹介しますね。

本栖湖

富士本栖湖リゾートは、ダイヤモンド富士を見る絶景ポイントです。超人気スポットなので、大晦日から場所取りをしている人もたくさんいます。早めに現地に向かうことをおすすめします。

特に、施設内にある竜神池は、下の動画のような湖の水面にダイヤモンド富士が反射して映る「ダブルダイヤモンド富士」を見ることができるポイントですよ。

きれいですね。新年にこんなに美しい初日の出を見られたら幸せです。

精進湖

先程の本栖湖との位置関係は、下の地図のようになります。大きな本栖湖の北東にある精進湖ですが、本栖湖よりは混まないので気は楽かもしれませんね。

駐車場も広いので穴場ですよ。

まとめ

やはり、私には冬の富士山は無理なような気がします・・・。ただでさえ寒さには弱いので、途中でギブアップしてしまいそうです。というより、冬の富士山登山の現実を知って怖気づいてしまっています。

でも、先程の動画で見たような美しい初日の出を見たい!

これはやっぱり、おすすめスポットで混まなそうな精進湖に行くべきでしょうね。早速詳しく調べて予定を立てたいと思います。


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