トイレの消臭!重曹アロマや汚れ落としにもおすすめレシピ♪

お掃除に重曹を使うと汚れがよく落ちると知ってから、我が家では重曹が常備アイテムになりました。

山菜のあく抜きやふくらし粉など、今までは料理用に出番の多かった重曹ですが、調べてみると他にも色々と使えることがあるんですよね。

お風呂のお湯に重曹を一掴み入れると角質や皮脂を落としてくれるので肌がツルツルになったり、コップ1杯に小さじ1/2の重曹を混ぜて口をゆすぐと虫歯予防になるとか、重曹には想像以上の使い道があるのものです。

その中でも、重曹でトイレの消臭ができるんだとか。ちょうどトイレの消臭材も買わないといけないな、と思っていたのでちょうどいいタイミング!

今回は、重曹を使ったトイレの消臭アロマの作り方を紹介します♪


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重曹とはどんなものなのか?

近年は料理以外にも様々な用途で使われることが多くなった重曹ですが、まずは重曹とはどんな物質なのかおさらいしていきましょう。

重曹は化学名を炭酸水素ナトリウムといい、弱アルカリ性(PH8.5)の物質です。水道水は中性(PH6.0~8.0)なので、重曹はマイルドなアルカリ性の位置にいます。

重曹はもともとは天然成分から成るもので、胃薬に調合されたり膨らし粉などに使われ、素手で触っても食べても無害で安全な物質です。

汚れ落としに効果的だと言われている重曹を水と一緒に排水口などへ流しても、川や土などの環境に有害となることがありません。重曹は、人にも環境にも優しい物質です。

ところで、重曹といえば代表的な効果が汚れ落としですが、どうして汚れが落ちるのでしょうか?

重曹で汚れが落ちるのはナゼ?

生活の中では様々な汚れが発生しますが、汚れにもそれぞれ酸性やアルカリ性の性質があります。

汚れが落ちる作用を化学的に見てみると、汚れの性質とは反対の性質のもので中和をさせることで汚れを落ちやすくしています。

つまり、酸性の汚れに対してはアルカリ性を、アルカリ性の汚れには酸性を投入することで汚れが落ちる仕組みです。

トイレの汚れには重曹は適さない?!

それぞれの代表的な汚れの性質と対比する物質を以下にまとめてみましたが、重曹は弱アルカリ性なので酸性の汚れを落とすことに長けています。その一方、アルカリ性の汚れを落とすのは苦手です。

  • 酸性の汚れ(重曹・洗濯洗剤・酸素系漂白剤・油汚れ用洗剤・炭酸ソーダなど)
    • 油汚れ
    • 手垢
    • 皮脂
    • 食べこぼし など
  • アルカリ性の汚れ(台所用洗剤・シャンプー・クエン酸など)
    • 水垢
    • 石鹸カス
    • トイレの尿汚れ・尿石
    • 電気ポット内の白い汚れ など

つまり、重曹ではアルカリ性のトイレの尿汚れや尿石は落ちにくいということになります。しかし、重曹は汚れ落としの他にもトイレに活用できる効果があるんですよ♪

重曹には消臭効果もある!

重曹には汚れ落としの他にも、以下のような効果があると言われています。

  • 研磨作用
  • 軟水作用
  • 消臭作用
  • 吸湿作用
  • 発砲・膨張作用

特に注目したいのが、重曹の消臭効果と研磨作用です。

重曹の結晶の粒子は丸くて細かいため、研磨剤になります。トイレをゴシゴシこすって汚れを擦り落とすことができます。

また、トイレの臭い対策には重曹がおすすめです。重曹だけでも消臭効果を発揮するのですが、天然由来のアロマオイルを足すとトイレの芳香剤になりますよ。

重曹アロマでトイレの芳香剤レシピ

作り方は簡単!

ガラス容器に重曹50gを入れ、アロマオイル5~10滴入れて混ぜるだけです。アロマオイルは、お好みの香りのものを使いましょう。彩りに、ドライハーブなどを入れると見た目にも華やかになります。

抗菌と消臭作用のあるアロマオイル

重曹と相乗効果を狙うなら、アロマオイルにも消臭効果のあるものがあります。

  • ユーカリ
  • ペパーミント
  • ティートゥリー
  • レモングラス

どれも清涼感のあるすっきりとした香りのアロマオイルです。

重曹アロマの作り方については、下の動画も参考にしてみてくださいね。

アロマオイルの香りがなくなってきたら、再度振り入れれば香りが復活しますよ。

まとめ

重曹の消臭効果は2~3ヶ月です。

取り替え時が来たら、今までの重曹アロマはキッチンのシンクやお風呂掃除にクレンザーとして使うと無駄なく活用できますね!

重曹とアロマオイルで、お好みの香りをブレンドしたりドライハーブを入れてインテリアとして、楽しみ方もいろいろとあります。私もさっそく重曹アロマを作ってみようと思います。


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