タイムカードの押し忘れには?対策で意識づけするコツ!
あ、またタイムカード押し忘れてる。月末に給与計算をする時に、困るんです。
私は、小さな会社の経理事務をしていて給与計算も私の仕事です。一度や二度の押し忘れぐらいなら、大目に見てもいいのですが、何度も繰り返す社員がいるんです。
押し忘れのないよう、何度か言ったこともあるのですが、どうにも効果がいまいち。残業もほどほどあるので、押し忘れがあると本当に困ります。
もうこれ以上、口うるさく言いたくない。タイムカードの押し忘れの対策があったら切実に知りたいんです!
タイムカードの押し忘れをなくすためにできることを調べてみました。
押し忘れしないよう意識づける
特定の社員という訳でなく、社員全体の問題です。
タイムカードの押し忘れが多いと、不正をしているのでは?と、疑いの目をかけられる可能性もあります。また、度重なる押し忘れから、信頼関係が崩れる場合もありますよね。
会社の誰もが、タイムカードをきちんと押さなければならないことを意識づけます。
貼り紙
目のつく所に、タイムカードを押すように促すポスターを貼ります。単純なことですが、気にして目に留まれば意識に残りやすくなりますよね。
できるだけ、派手でインパクトのあるものが効果的です。しかし、人は時が経てば見慣れてしまうもの。定期的にデザインや色を変えて、人目を引くようにするといいですね。
声掛けしてもらう
同じ人から、何度も押し忘れについて注意を促されるのは、嫌な気分ですよね。もちろん、注意する方も何度も言うのは嫌ですよ。
あらかじめ、押し忘れの多い人のことを信頼のおける人達にも言っておきます。
帰り際に「タイムカード押した?」など確認してもらうと、うっかり押し忘れることも減りますね。
タイムレコーダーの場所を工夫する
出社や退社する時に、必ず通らなければならない場所にタイムレコーダーを設置します。会社のドアを開けてすぐ、目の前の場所にあると理想的ですよね。
しかし、大人数を抱えた会社だと、タイムカードを押すために渋滞が起こります。この方法は、社員数の少ない会社におすすめですね。
ペナルティを課す
タイムカードの押し忘れが、あまりにも続く人には、ある程度のペナルティで意識づけます。
押し忘れが原因で、自分に負荷がかかるのは誰でも嫌なものですよね。ペナルティは違法なのでは?と、思うかもしれませんが、就業規則に定められていれば、労働基準法の範囲内で設けることができます。
例えば、押し忘れをしたら始末書を書く、減給処分にするなど。しかし、減給処分の場合は労働基準法の規定内でおこないます。
あまりに怠慢だから、とその日の給料は無しにする、ということはできませんよ。減給処分をとる場合、労働基準法では、以下の規定があります。
- ペナルティ1回につき、減給額は多くて日給の半分にする。
- ペナルティの総額は、月給の1/10以下にしなければならない。
何回押し忘れた場合なのか、どれぐらいの減給処分になるのかなど、細かく決めておくことで、トラブルを回避できますね。
まとめ
私が働いている会社は、少人数の地方の営業所です。営業さん4人と事務が2人。その中の営業さんが、よく押し忘れをするんです。
目上の男性なので、口うるさく言うのも気が引けるので、まずはポスターを作ってみようと思います。
タイムカードの置き場所も、今までより入口に寄せてみました。さすがに、ペナルティとか私にはどうにもできない話なので、これは却下ですが。
これで様子を見てみようと思います♪