ストッキングが伝線!応急処置おすすめの方法3つ♪
ふと自分の脚に目をやった時に、ストッキングが伝線していた!あるいは、後から友人に「ストッキング伝線してるよ」と声を掛けられたけれど、今日に限って替えのストッキングも持ってきていない・・・。
すぐに新しいストッキングを買いに走ることもできず、だからと言ってストッキングを脱いで生足になることもできず、その日家に帰るまで伝線したストッキングを気にしながら仕事をするのは辛いものです。
新品のストッキングでも、運が悪ければ履いた時に伝線させてしまうこともあるので困ったものです。
今回は、外出先でストッキングが伝線した時の応急処置について調べてみましたよ。
目次
ストッキングの伝線をストップ!応急処置3選!
ストッキングが伝線しやすい理由には、ストッキングの編み方が関係しています。
網目が連続して並んだ編み方のため、網目の糸に切れ目が入るとそこが始点になり上下の糸が抜けて穴が広がっていきます。ストッキングを履いている時は、ストッキングの網目が引っ張られている状態なので、あっという間に糸が抜けていきます。
つまり、ストッキングの伝線は穴の始点と終点を固定すると止まるんです。さて、どうやったら伝線を止めることができるのでしょうか?
それでは、ストッキングが伝線した時の応急処置を紹介してきますね。
ネイルトップコートを塗る
ネイルトップコートとは、ベースのマニキュアを塗った後にコーティングする透明の仕上げ材です。見た目は透明のマニキュアですが、乾きやすいのが特徴です。
伝線している部分の始点と終点にトップコートを塗り、乾くのを待ちます。伝線部分にトップコートを塗ると、ストッキングの繊維が固まるので伝線が止まりますよ。
液体のりを塗る
液体のりを塗る応急処置も、繊維を固めて伝線を止める仕組みになります。
外出先にトップコートを持ち歩いていない場合には、液体のりを使っても伝線を止めることができます。ただし、乾くまで時間がかかります。
固まるタイプのヘアスプレーをかける
髪をセットするためのヘアスプレーでも伝線の応急処置ができますよ。
伝線した部分に、ヘアスプレーをシューッと吹きかけるだけです。ストッキングを履いたままでもできるので便利ですが、トップコートや液体のりよりも繊維への接着度が弱いため、ストッキングを引っ張ったりしないようにしましょうね。
下の動画は、ストッキングが伝線した時の応急処置をまとめたものです。参考にしてみてくださいね。
外出する時に、どれか一つ持っていると安心ですね。
ちなみに、ストッキングの伝線の応急処置で絶対にやってはいけない方法があります。↓
ストッキングの伝線の仕組みから「繊維をがっちり固定すればいい」と考えて、瞬間接着剤を使うのは絶対にやめましょう!
瞬間接着材は、繊維にしみ込んだ時に急激に化学反応を起こして熱を発します。その時の熱さは火傷を起こすぐらいだと言われているため、ストッキングから発火する恐れもあります。
巷の伝線しにくくなる方法に根拠はあるの?
ストッキングの伝線がしにくくなる、とインターネット上で噂されている方法がいくつかあります。
- 冷凍庫で凍らせる
- 酢に漬けておく
- 砂糖水に漬けておく
など、これらは根拠のある方法なのでしょうか?
専門家から見たら都市伝説・・・
答えはNO!です。
ストッキングメーカーのアツギ株式会社によると、ストッキングの原料のポリウレタンは極端な低温や高温に弱いため、冷凍庫に入れること自体が生地を傷める原因になるとしています。
また、酢も生地を痛めるためおすすめできない方法です。砂糖水に関してはそういった根拠はなく、生地にどんな影響が出るのかもわからない、とのことでした。
これらの方法は、メーカー側からしたら都市伝説のような話だったようです。効果はないと考えておいた方が良さそうですね。
まとめ
ストッキングの伝線に気が付いて着替えがない場合用に、その日を凌ぐ方法としてトップコートや液体のり、ヘアスプレーなどのアイテムを会社のデスクの引き出しに常備しておけば安心ですね。
出先の移動中に液体のりを持ち歩いている人はなかなか居ないかと思いますが、トップコートなら小さいのでバッグに入れておいてもよさそうです。今後の困った時の頼もしい味方が見つかってよかったです♪