りんごの冷凍保存!解凍はレンジでもOK?

長野の親戚から、毎年たくさんりんごをいただきます。家族みんなの大好物なのでとってもありがたいのですが、送られてくるのはいつも結構な量。せっかく美味しいりんごなので新鮮なうちに食べたいのですが、我が家だけではともて消費しきれません。友人にもおすそ分けもしますが、できればわが家でたくさんいただきたい。

何か良い方法はないものかと思っていたら、「りんごは冷凍できる」という話を聞きました。りんごの冷凍はしたことがなかったので目からウロコ。みなさんどのようにされているのか調べてみました。


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りんごを凍らせるとどうなる?

寒冷地で育つりんご。冬ならば常温で保存できますが、気温が高くなってくると早めに傷んでしまいます。ところが、冷凍すると1か月以上長持ちさせることができるとか。冷凍した場合、りんご本来の食感や味豊富な栄養素はどうなるのでしょうか。

残念ながらシャキシャキとしたりんご独特の食感はなくなってしまいます。けれど冷凍することで酸味を感じにくくなり、甘みがぐっとアップします。りんご本来の甘みが凝縮されたその甘みは、まるでスイーツのよう。

りんごはビタミンC食物繊維カリウムが豊富。りんごが持っている栄養素は、高血圧を予防したり血中コレステロールを下げたり、また便秘解消や疲労回復にも効果があるといわれています。これらの栄養素はすべて水溶性なので、冷凍や解凍の過程で水分が出ると一緒に溶けて流れ出てしまう可能性も。なるべく水分を出さないように、冷凍する際は急速冷凍することがおすすめ。

薄く切ってジップロックなどに重ならないように入れ、金属のトレイを使って冷凍すると短時間で冷凍できて便利です。

また、すりおろしたりんごをそのまま冷凍することもできます。冷凍する前に、すりおろしたりんごにレモン汁を合わせておくと茶色く変色することがありません。ひと手間かけることできれいに保存できます。そのままヨーグルトやアイスと一緒に食べられるし、赤ちゃんの離乳食としても活躍しそう。

冷凍したりんごを上手に解凍するには

自然解凍で

自然解凍の場合、完全に解凍すると焼いたり煮たりしたときのように柔らかくなり、りんご本来の食感は失われます。食感も楽しみたい場合、半解凍がおすすめ。シャーベットのようにシャリシャリした食感が楽しめます。また、もう少し溶けて柔らかくするとトロッとしたスムージーのような感じに。どちらも常温のりんごとは全く違った食感を楽しめます。

電子レンジで

電子レンジでも解凍できます。電子レンジを使う場合は、耐熱容器に使用する分量のりんごに小さじに軽く1杯くらいの水をふりかけて、ラップをて30秒前後加熱します。この時様子を見ながらあまり加熱しすぎないように

ほかにも、蒸し器で加熱したり、直接調理するなど、用途に応じた方法で解凍してみてください。

冷凍りんごを美味しくいただくには

すりおろすだけで

冷凍したりんごをそのままおろし金ですりおろすと、りんごのかき氷になります。暑い季節のデザートに最適。

電子レンジで加熱するだけで

冷凍りんごをカットして、600Wの電子レンジ3分ほど加熱します。これにシナモンシュガーをかければ、焼きりんごのようにして楽しめます。

飲み物で

サングリアにほかのフルーツと一緒に冷凍したりんごをお好みの大きさにカットして投入すれば、氷代わりに。赤ワインとジンジャーエールで、甘口のサングリアがおうちでも簡単にできます。比率はワイン3に対してジンジャーエール1程度で。

まとめ

冷凍庫に常時りんごを用意しておくと、忙しい時に便利。たくさんいただいても時間をかけて楽しめますね。早速そのまま生でいただく分と冷凍する分に分けて保存することにします。

便利な冷凍りんごですが、冷凍することで細胞が壊れてしまいます。細菌が繁殖しやすいので、解凍後はすぐに使いましょう。


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