20代女性の一人暮らし!生活費はどれだけかかる?

先日、娘の高校の部活の保護者会の集まりがありました。高校3年生の娘の親としても、これが部活に関わる最後の年になるので、思い入れもひとしおでした。

そして、娘や苦楽を共にしてきた仲間たちは数か月後にはセンター試験を控えています。中学生の時ほど親が子供たちに深く世話を焼くことのなくなる高校生生活は、今となってはあっという間な感じがします。

その保護者会では、お子さんがいよいよ大学卒業して就職する娘さんを持つ人もいましたが、そこで話題になったのは、今の20代の女性の一人暮らしって、どれくらいの生活費がかかるんだろうね、ということでした。確かに自分の娘だって、5年もすれば就職して一人暮らしをすることになる可能性も大きいですからね。

20代の女性が一人暮らしするには生活費はどれぐらい見積もっておけばいいのか、詳しく調べてみましたよ。


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20代女性の一人暮らしの生活費とは?

一人暮らしを始める時には、まずは部屋を決めなければなりませんよね。そして、家具や電気製品など、月々の生活費の前に一人暮らしをするためには最初にどれだけかかるのか、知っておきましょう。

20代女性の一人暮らしの家賃と初期費用とは?

賃貸の部屋だと、家賃だけ支払って住み始めることはできません。敷金・礼金・火災保険料・仲介手数料など、大体は家賃の5ヶ月分ほどはかかります。

また、場合は電化製品や家具は全くない状態で入居することになります。洗濯機や冷蔵庫、炊飯器などの電化製品やテーブルなどの家具、調理器具や皿などの生活するのに必要な物を買い揃えると、大体平均で20万円ほどはかかります。

家賃は、東京23区に住む10~30代の女性の平均が大体6.7万円の家賃だと言われています。家賃の5ヶ月分の大体30~35万円ほどが賃貸する部屋の初期費用として掛かることになります。

そこに、必要な経費20万円を加算すると、一人暮らしを始めるにあたって約55万円ほどが最初にかかる計算になりますね。

さて、2018年の総務省がおこなった家計調査では、34歳までの女性の単身勤労者世帯の1か月の収入と支出の統計によると、34歳までの一人暮らしの女性の生活費の平均額は以下のようになっています。

20代女性にとても近いデータなので参考になります。詳しく見ていきましょうね。

食費 約3.2万円

20代女性の一人暮らしにかかる食費の平均額は、32,649円になります。調べによると、外食にかかる金額は食費の13,000円とのことなので、毎日自炊をすると、1か月2万円ほどに抑えられる可能性もあります。

しかし、仕事をしていて料理の時間がなかなか取れないこともあるので、外食の予定も予算に考えて節約する必要はありそうですね。

水道光熱費 約8千円

20代女性の一人暮らしにかかる水道光熱費の平均額は、7,763円になります。大体の内訳は、電気代の平均が3,279円、ガス代が2,586円、水道代が1,829円となります。

日用品・消耗品費 約6千円

20代女性の一人暮らしにかかる日用品・消耗品費の平均額は、5,758円になります。

通信費 約7千円

20代女性の一人暮らしにかかる通信費の平均額は、7,100円になります。20代女性の場合、スマホ1台と部屋の光通信やWi-Fi契約をしていることが多いと言われています。

被服・履物費 約1万円

20代女性の一人暮らしにかかる被服・履物費の平均額は、10,065円になります。おしゃれのためのものだけでなく、肌着や靴下なども含まれています。

交際費 約1万円

20代女性の一人暮らしにかかる交際費の平均額は、10,674円となります。人付き合いにかかるご祝儀や贈り物なども含まれています。

教養娯楽費 約2万円

20代女性の一人暮らしにかかる趣味娯楽費の平均額は、19,930円になります。習い事の月謝、書籍代、宿泊代などになります。

保険医療費 約5千円

20代女性の一人暮らしにかかる保険医療費の平均額は、4,934円となります。薬やサプリメント、病院にかかる医療費などになります。

美容費 約9千円

20代女性の一人暮らしにかかる美容費の平均額は、8,140円になります。美容室代や化粧品などになります。

20代女性が一人暮らしをする時の生活費の平均総額

生活費の総額は、約10万7千円になります。しかし、自動車を持っている人の場合には、交通費としてプラス1万円ほどが加算されます。

ここに平均的な家賃の金額67,000円をプラスすると、20代女性が一人暮らしをすることになると1ヶ月17.4万円~18.4万円の費用がかかることになります。

まとめ

人が一人生活するにはこれだけのお金が必要になるんだ、とこれから一人暮らしをしようとしている人にとってはシビアな現実を突きつけられるような思いになるんでしょうか。

自分の給料でやり繰りして貯金までできる人もいるのは、本当にすごいですよね。一人で自立して生きていくことだけでも大変なことですから。

余裕のある生活をするためには、無駄遣いをしないようにしないといけませんが、金銭感覚を養う大事な経験になります。自分にとっての無駄な費用を少しでも削って、一人暮らしの生活を有意義なものにしたいですね。


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