電動自転車のバッテリー!交換時期のタイミングとは?

娘が高校に入学して、初めの頃は電車を乗り継いで1時間かけて登校していたのですが、気まぐれで自転車で行ってみたところ40分で行くことができた、と言ってからもう2年半経ちました。

とはいえ、長い坂の上にある高校に女子が自転車で40分かけて行くのは、若いとはいえ大変なことです。そんな頃、引っ越すのでもう使わないから、と知り合いの人からまだまだ使えるぐらい状態の良い電動自転車を譲っていただいたんです。

ただで頂くのは申し訳ないぐらいの代物だったので、いくらか御礼をしましたが本当にラッキーでした。

あれから数年経ちここ最近になって、電動自転車のバッテリーの電池の減りが以前より早いような気がする、と娘から言われたんです。譲ってもらった時点でもう2年は経ってるので、それ以前にどれだけ消耗していたのかはわかりませんが、やっぱりバッテリーにも寿命があるんですよね・・・。

電動自転車のバッテリーの寿命はどれぐらいあるのでしょう?バッテリーの交換時期の目安を調べてみました。


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電動自転車のバッテリーの寿命は何年?

登りの坂道でも電気の力でグングンペダルが進んでいくので、電動自転車に乗りつけてしまうともう普通の自転車には戻れない、と娘は言っていました。もし、乗ってる最中にバッテリーの充電が無くなってしまったら・・・坂道は自転車を押して行くことになりそうですね。

電動自転車に使われているバッテリーとは、小型で軽く寿命が長いと言われるリチウムイオン電池が主流になっています。以下はパナソニックのバッテリーですが、使いやすくていいですよね。

https://youtu.be/qIi4C_rfXx4

スマホのように、バッテリーの充電を繰り返しおこなって走行することができますが、消耗品なのでいずれは寿命がやって来ます。

電動自転車のバッテリーは、使用年数が寿命になるという判断ではなくて、バッテリーを何回充電したのか、その回数が寿命に大きく関わってくるんですよ。

700~900回の充電でパワーは半分に!

電動自転車のバッテリーは、充電と放電を繰り返していくうちに電動で走行できる距離が徐々に短くなっていきます。電動自転車メーカーのパナソニックによると、700~900回の充電で購入時のバッテリー容量の約半分ぐらいになる、とのことなんです。

いつもの半分ぐらいの距離を走ったところで、また充電しなければならないような状態になったら、そろそろバッテリーを交換する時期のサインになります。

バッテリーの交換時期の目安は2~5年

パナソニックによると、電動自転車本体の寿命はメーカー側としては8~10年としています。そして、バッテリーの寿命は2~5年とのことなんです。

つまり、電動自転車の寿命を迎えるまでに1回はバッテリーを交換して対応できることになります。ただし、2、3回目のバッテリーの交換時期がやって来た時には、本体の部品など消耗している可能性があるので、業者に点検してもらい安全に乗れるように心がけましょうね。

とはいえ、バッテリーの交換時期の目安としては700~900回の充電や、使用年数が2~5年としていますが、200回や3年ほどの差が出てくるのはどうしてなのでしょうか?

交換まで200回、3年も違いがあるのなら、できる限りバッテリーの交換時期は先延ばしにしたいものですよね。

電動自転車で走行する条件は人それぞれ違いますが、使い方やバッテリーの充電方法を見直してみると、交換時期を延ばす可能性が増えてきます。では、詳しく見ていきましょうね。

バッテリーの寿命を延ばすには?

電動自転車のバッテリーを長持ちさせるには、充電回数を積み重ねないようにすることなんです。

走行途中でバッテリーが無くなるのは嫌だから、常に乗り出しでフル充電になるために毎日しっかり充電している、どんな残量でもまめに充電するようにしている、など身に覚えがありませんか?

バッテリーの充電残量がまだ十分に残っている状態でも空っぽでも関係なく、その時点で充電したら、1回分だけ寿命に近付くことになるんですよ。

バッテリーの充電は残量が少なくなってから

バッテリーの充電は、こまめな充電が良い訳ではありません。なるべくバッテリーの残量が少なくなってから充電するようにすると、充電回数の節約になりますよ。

また、バッテリーを一番劣化させる充電の仕方は、満タンになっているバッテリーを繰り返し充電することになります。フル充電されたバッテリーは充電しないようにしましょう。

バッテリーの充電はタイミングが重要

生活で、どれだけ電動自転車を稼働させているかによっても充電のタイミングが変わってきます。1回に走行する距離が長ければ長いほど、充電のタイミングの間隔が短くなります。

電動自転車には、バッテリー残量や走行可能距離が表示される液晶が付いているので、帰宅した時に明日は後どれぐらい走行できるのかを確認しておきます。

明日に走行しなければならない距離よりも少し多めの残量が確保できないなら充電しておく、というサイクルを作っておくと無駄に充電を繰り返すことが無くなりますね。

ちなみに、娘の場合は、通学時間は往復80分、距離は往復で14km程度になります。フル充電でどれだけ日数を走行できるのか、試算してみると、

乗っている電動自転車は16.0Ahで走行可能距離は59kmとのことなので、フル充電で走行できるのは4日ほどになります。この場合、充電は4日おきにするのが目安になりますね。

もし、同じ自転車で半分の距離の7kmだったら、1回の充電で8日程度は走行できる計算になります。

まとめ

電動自転車を譲っていただいた人によると、手放す前は近所のスーパーなどに週に数回乗っていたぐらいの頻度で使っていた、とのことでした。

娘が使うようになってからすでに2年経ち、相当な距離を走行してきたと思います。やっぱりこれは、バッテリーの交換時期がやって来たんだと感じました。

1回目のバッテリー交換とは言え、かなりハードに乗り付けているように思えるので、この機会に業者にバッテリーの交換と本体の点検も一緒にやってもらおうと思います。


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