登山に行くなら必見!身近だけれど危険な動物・昆虫たち!

「登山」と呼べるレベルではないんですが、
健康のために、年2、3回、
ちょっとした山歩きをしています。

普段、背中を丸めて生活しているので、
背筋を伸ばして歩くと、気持ちがいい!

小さな動物たちとの出会いや、
鳥の声を聴くのも楽しみの一つです。

しかし、山にいるのは、
リスや小鳥たちばかりではありません。

低い山にも、危険な生物はいるのです。
そこで!

身近な山でも遭遇しそうな
危険な動物や昆虫
3例、取り上げてみたいと思います。


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昆虫部門:スズメバチ

特長

ハチは、身近な昆虫ではありますが、
どの種類もかなり攻撃的です。

中でも最も恐ろしいのがスズメバチ
言わずと知れた、ハチ界の大物です。

刺激を与えると、
集団で襲いかかってきます。

生息場所など

スズメバチは、比較的低い土地
巣を作ります。

住宅の軒下などで見かけることも
ありますが、、もちろん、
山の中にもあります。

標高の低い山の、木の枝や洞(うろ)に
巣を作ることが多いです。

シーズン

夏から秋にかけてが活動時期で、
9、10月頃が
最も活発になるようです。

気をつけたいこと

心構えとしては、まず、
巣を見つけたら近づかないことです。
これに尽きます。

また、ハチは匂いに敏感な昆虫なので、
整髪料や香水に反応して、近づいてくることが。
スズメバチも同じです。

匂いの強いものは、身につけないほうがよさそう。

服装にも注意が必要です。

黒い色がハチを刺激する、という
研究結果があるそうです。
帽子もあったほうがいいでしょう。

出会ってしまったら

慌てず、そっとその場を離れましょう
大きな音を立てたり、叫んだりしてはいけません。

射されてしまったら、応急処置として
毒をしぼり出し、きれいな水で流します。

射された場所を冷やしながら、
速やかに病院に行きましょう。

爬虫類部門:ヤマカガシ(ヘビ)

特長

日本にも、毒ヘビはいます。主な種類は3つ。
ニホンマムシ、ヤマカガシ、ハブです。

中でもヤマカガシは、生息数が多く
一見、アオダイショウと似ているので、
注意が必要です。

全長70cm~150cm、中型です。

色は生息地によって多少異なるらしく、
褐色のものや、黄や赤混じりのもの、
黒っぽいものなど、いろいろです。

他のヘビと見分けるのは、なかなか難しい。
とにかく、山でヘビを見たら、まず
むやみに近づかないほうが無難です。

生息場所

北海道以外のほとんどの場所
生息しています。

カエルを好んで食べるので、
田んぼや川原などで、よく
見られるようです。

シーズン

冬は冬眠します。

気をつけたいこと

かなり強い毒を持っています。
また、血清がほとんどないことでも
よく知られています。

基本的には、攻撃性の低い生物です。
こちらから脅かさなければ、
襲ってくることは、ほぼないようです。

見かけても、近づかないようにしましょう。

出会ってしまったら

速やかにその場を離れましょう。

万が一、噛まれてしまったら、慌てずに、
噛まれた場所をできるだけ動かさずに
すぐ病院へ行ってください。

動物部門:イノシシ

特長

日本には、ニホンイノシシ
リュウキュウイノシシという2種類の
イノシシが確認されています。

リュウキュウイノシシは個体数が少ないので、
私たちが良く知っているイノシシは、
ニホンイノシシである、考えてよいでしょう。

以下、ニホンイノシシを「イノシシ」と
呼ぶようにします。

大人のイノシシは、体長が100cm~170cm、
体重は80kg~180kg。かなり大きいです。

足が速いことでも知られています。
自足40kgで走ります。

猪突猛進なんて言葉がありますが、
まさにその通りで、突進されたら
大怪我しそうです。

生息場所

北海道と沖縄以外の、ほとんどの地域
目撃されています。

雑食のため、山で木の実や芋などを
探すほか、人里に下りてくることも
あります。

シーズン

特にシーズンはありません。

気をつけたいこと

臆病で警戒心の強い動物です。

登山の際、みんなで話をしながら
歩いていれば、イノシシのほうから
距離をとってくれるよう
です。

鈴を鳴らしたりラジオをつけたり、
イノシシを脅かさない程度の音
出すのも有効かもしれません。

出会ってしまったら

気をつけて歩いていても、
出会いがしら、ということもあります。

突然、目の前にイノシシが現れて
人間のほうがパニックになって
悲鳴をあげたり、物を投げたりしたら?

おそらくイノシシは、
攻撃してくるでしょう。

とにかく落ち着くこと。
そっとその場を離れること

もし、追いかけられてしまったら?
逃げ切るのは、おそらく不可能でしょう。

高いところに登るなどして、
逃げるよりほか、なさそうです。

出会ってしまったとき、やるべきことは
イノシシに刺激を与えないことです。

終わりに

このほかにも、注意すべき動物や虫は
たくさんいます

低い山であっても、安心はできません。

そのことを再認識できただけでも、
調べてみてよかった、と思いました。

でも、考えてみたら、山というところは
これらの野生の動植物が
もともと生息していた場所なんですよね。

春先や紅葉の美しい季節など、
山が活気付くときは、生物たちも
活発になります。

動物や昆虫たちに、むやみに近づかない。
遭遇しても、慌てず、そっと
その場を離れる。

そのことをしっかり、心に刻んで、
山歩きを楽しみたいと思います。


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