招き猫の手の意味は?左右、高さ、色などの違いまとめ

商売繁盛の縁起物として、親しまれてきた招き猫の置物。お店や事業を始める人にお祝いとして贈る機会も多いですよね。雑貨屋の店先で招き猫の置物を見つけて、ふと、そんなことを思いました。

ちょうど、事業を始める知人に何かお祝いを贈りたいと考えていたので、招き猫にしようと思い、先日たくさんの招き猫をおいてある店に行ってきたのですが、

招き猫には、右手をあげている招き猫と左手をあげている招き猫がいるんですね。右手と左手で意味がどう違うのでしょう?

それに、よく見るとあげている手の高さや色や柄が違うものもありますね。意味は、どう違うのでしょう?

そこで、この記事では招き猫の手の意味や左右、手の高さ、での意味の違いについてまとめてみました。また、色や柄など猫の種類の違う招き猫も参考までにご紹介しますね。


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招き猫の手の意味、右と左の違いは?

まず、招き猫のあげている手は、右と左で分けると3種類ありますね。

  • 右手をあげている招き猫
  • 左手をあげている招き猫
  • 両手をあげている招き猫

です。

1つづつどんな意味があるか調べてみました。

右手をあげている招き猫

右手をあげている招き猫は、金運を招くと言います。財を招くということで、家庭円満という意味もあるそうです。そういえば、小判を抱いている招き猫の他に福という字を抱いている猫もいますね。

左手をあげている招き猫

どちらかといえば左手をあげている招き猫の方がよく見ますね。左手をあげている招き猫は人を招きます。つまり、お客さんを呼び込んで商売を繁盛させてくれるのですね。そして、招き猫の置き場所は、外に向けてお客さんを呼びかけるように置くとよいそうです。

お店で、どちらの招き猫がいいか尋ねた時、お店の人は、言ってました。お客さんをたくさん招いてくれれば商売繁盛につながるし、金運を招いてくれれば、
商売繁盛ということになる、どちらでも良いですよね〜と。なるほど、それもそうですね。

両手をあげている招き猫

最近、両手をあげている招き猫があるそうです。意味としては、お金と人の両方を招くのですが、欲張りすぎては縁も遠ざかるのでは、と言う事で嫌われているという話もあります。あまり見かける事はありませんね。

招き猫の手の意味、高さの違いは?

招き猫の手の意味は、右と左の他に手をあげる高さの違いにも意味があります。手を高くあげている招き猫は、遠くの福を招き、低くあげている招き猫は近くの福を招きます。

高い、低いの基準は耳より上にあるかどうかだということです。手を高くあげる招き猫も珍しいですが、見かけた事はありますね。

招き猫選び、手のあげ方に加えて色や柄の違いも?

招き猫の手のあげ方の右左、手の高さの違いでの意味がありましたが、色や柄などに加えて猫の種類の違いでも意味があるそうです。猫の種類や色の違いは

  • 三毛招き猫
  • 黒招き猫
  • 白招き猫
  • 赤招き猫
  • 金招き猫

などがあります。

一番知られている招き猫は、三毛招き猫ですね。誰でも一度は見た事がある伝統的な招き猫です。

黒い招き猫は、黒猫が魔除けと幸運の猫であると言う事から魔除けのご利益があるそうです。白招き猫は、耳の中と首輪が赤なので、紅白でおめでたい色あいですね。

三毛招き猫、黒招き猫、白招き猫は、昔からある招き猫です。その他の色の招き猫は、お守りや風水での色の意味と同じです。赤は、病よけ、黄や金は金運、他に青(学業向上)、緑(家内安全)、ピンク(恋愛成就)などもありました。

色にこれだけ意味があるとしたら、招き猫はお店だけでなく、ご家庭にもバッチリ置けますね。もともと福や縁を招くと言う意味もあるので、ご家庭に置いても
不思議はないのですが、商売繁盛という意味がよく知られているからでしょうか。どうしてもお店に置いてあるイメージが強いです。

柄の違いでは、ユニークなヒョウ柄の招き猫もいます。最近では、伝統的な招き猫をアレンジして、独自の意味を持ったオリジナルな招き猫もたくさんあります。ますます、招き猫選びに迷ってしまいますね。

まとめ

招き猫の手の意味と、左右、高さ、色などの違いをまとめてみると、たくさんのいろいろな意味を持った招き猫がある事がわかりました。商売繁盛の意味からお店や事業を始める人の贈り物に招き猫を選ぶなら、手の意味を考えて選ぶとよいですね。

結局、私はかなり迷って、知人への贈り物には、「人を集めることで商売繁盛につながる」という意味から考えて、左手をあげている三毛招き猫を選びました。一番シンプルな誰でも見たことのある招き猫です。

それから、自分用に小さいヒョウ柄の招き猫を選びました。その招き猫は、愛を招くという意味を込めたオリジナルな招き猫でした。家庭用には、こういったオリジナルなものをインテリアもかねて、飾るのも楽しいですね。


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